2022年12月20日。代々木第一体育館で不思議な音楽フェスが開催された。そのタイトルはBiSH FES。 フェスなので複数の出演者がいるわけだが、4組の全出演アーティストがBiSHとなっている。意味不明である。 つまりBiSHによる「フェス」をテーマとしたワンマン…
俺が昔、CIBICCOさんだった頃、ナンバーガールは水色だった。テレビと小学校の授業で扱われる音楽が全てと思っていた自分は、現役バリバリのバリヤバなナンバーガールに出会うことができなかった。 俺が昔、水色だった頃、ナンバーガールは透明だった。なぜ…
日向坂46の影山優佳が心配である。今月行われるライブに欠席することが、彼女のブログで発表されたからだ。 小さい頃から耳の感覚が鋭く、大きい音に苦手意識があったのですが、1年ほど前からライブで苦しさを感じることやその程度が大きくなっていました。…
7月。自分はSexy Zoneのライブを観た。ものすごく良いライブだった。 これまでも過去に2回、セクゾのライブは観ていたが、観る都度にパフォーマンスも演出も進化している。日本屈指のエンターテインメントのステージだとも思う。 それはSexy Zoneに限らない…
ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」DAY2。 自分が観たライブの簡単な感想のまとめです。 THE BACK HORN sumika the band apart マキシマム ザ ホルモン BRAHMAN ASIAN KUNG-FU GENERATION ELLEGARDEN 10-FEET Mr.Children ACIDMAN THE B…
新生児の我が子が泣き止まない。ひたすらに泣き続ける。 反町隆史『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』を聴かせると泣き止むと言われているが、我が子には効き目がなかった。反町隆史と反りが合わないようだ。 しかしそんな我が子が泣き止む…
ロックの世界でずっと生きてきたバンドマンが、アイドルへ敗北宣言をしたことに驚いた。 THE COLLECTORSの加藤ひさしと古市コータローのインタビューでのことだ。加藤は乃木坂46『君の名は希望』について、このように語っていた。 君の名は希望乃木坂46J-Pop…
草野マサムネは、時折、ふわふわした歌詞を書く。綴る言葉も表現方法も、ふわふわしていて掴みどころがない。どっちつかずな内容もある。 例えば『チェリー』の〈ズルしても真面目にも生きていける気がしたよ〉というフレーズ。ここに辿り着くまでの歌詞の文…
急にココイチ食べたくなったんだ。美味くて辛い名古屋生まれ。タワレコみたいな黄色い模様の飲食店。 それはナゼーかと言うと、日向坂46がコラボレーションをしたからだ。特定のメニューを注文すると、メンバーの写真とサインが印刷されたコースターがもらえ…
先日、Yahoo!に山下達郎のインタビュー記事が掲載されていた。その記事は多くの人の間で話題になっていた。 特に彼のサブスクに対する考えが注目されているようだ。そこには自身の楽曲をサブスク配信しない理由について書かれていた。 どうやら「表現をする…
このグループは物凄いことになるかもしれない。去年、ばってん少女隊に対して、そんなことを思った。 それぐらいに去年リリースされた『わたし、恋始めたってよ!』という楽曲が、自分の胸に突き刺さったのだ。 ゴリゴリのドラムンベースに、キャッチーなJPO…
2020年。Creepy Nutsは『かつて天才だった俺たちへ』というEPをリリースした。この作品以降、彼らの創る音楽が、少し変わったように思う。 おそらく楽曲の制作方法を変えたからだろう。このEP以降、彼らは「サンプリング」をほとんど行わずに楽曲を制作して…
高本彩花が、噛んだ。 開演前に注意事項を伝える影ナレを高本彩花とキャプテンの佐々木久美が担当していたが、高本が一言目で「お客様」と言うべき箇所を「おちゃきゅしゃま」と言った。盛大に噛んだ。 客席から温かな笑い声が漏れる。始まる前から緩い空気…
Cody・Lee(李)の新曲、めちゃくちゃふざけたタイトルである。なんせ『DANCE風呂a!』だ。酒を飲みながらタイトルを決めたのだろうか。 でも、そのふざけ方、最高だと思う。自分はこのようなユーモアが大好物だ。 だからタイトルを観ただけで好感を持ってしま…
ライブが始まってすぐに、地方にアーティストがわざわざやってきて、都市部よりも小さな会場でライブを行う意味や価値を実感した。 開演時間を過ぎると、メンバーの代わりに大きなスクリーンが登場し、映像が流れた。その内容はSHISHAMOがライブ開催地の周辺…
やはりずっと真夜中でいいのに。のライブへ行くと、開演前から世界観に引き込まれてしまう。 GAME CENTER TOUR『テクノプア』と名付けられた今回のライブツアーも例外ではない。 ステージ上にはゲームセンターのセットが建てられていた。ホール公演としては…
好きな歌なのに「聴いていてモヤモヤするなあ」と思うことが、時折ある。それは歌詞の内容が自分にしっくりこない時だ。 例えば小沢健二『天使たちのシーン』が、それに当てはまる。 もちろん名曲だとは思う。13分30秒もある聴きごたえのある楽曲で、聴く都度…
先日放送された『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』で、菊池風磨がドッキリを仕掛けられていた。P&Gの洗濯洗剤「ボールド」のテレビCMとのコラボするという、豪華なドッキリ企画だ。 内容はCM撮影をしていると思い込んでいる菊池に水に濡れると溶ける素材…
フジファブリックと凛として時雨は、キャリアや世代が近いロックバンドだ。しかし音楽性は全く違うし、目指してきた場所や活動スタイルも離れている。 メンバー同士に交流があることは知られていたし、音楽フェスやイベントで同日に出演したことはある。しか…
フジフレンドパーク2022の東京公演初日。かなり若いファンが多いバンドをゲストで呼んだと思った。 フジファブリックが呼んだ対バン相手はSaucy Dog。いまやアリーナツアーですら簡単にチケットは取れない超絶人気バンドだ。『シンデレラボーイ』のバズり方…
開演前からすステージ前には大きな白い幕が張られていて、楽器やメンバーの様子が確認はできない。開演時間をすぎて客席の照明が落ちても、メンバーが登場しても、幕は張られたままだ。 青い照明の光に照らされたメンバーのシルエットだけが、幕に映される。…
予想外な選曲からライブが始まったから驚いた。Studio Apartment 『Life from the sun』のカバーから始まったからだ。 Studio Apartmentは日本での知名度が高いとは言えないが、海外でも活躍し評価されている音楽ユニットである。当然ながら楽曲のクオリティ…
関ジャニ∞のライブを、7月に初めて観た。 7万人以上集客できる日産スタジアムで行われた公演で、彼らにとって過去最大規模のワンマンだったらしい。会場の大きさに負けないファンの熱量と、それに応える関ジャニ∞のスター性ある立ち振る舞いに痺れた。たった…
「フジファブリック」という言葉を、夏の季語にしたい。 そう思うほどに、8月の後半あたりから様々な場所で『若者のすべて』を耳にすることが多い。もしかしたらここ数年の中では、夏の終わりにラジオで最も流された楽曲かもしれない。それぐらい耳にする機…
氣志團万博最終日の簡単な感想とセットリストのまとめです。 DJダイノジ 森山直太朗 倖田來未 Creepy Nuts WANIMA 純烈♨️ダチョウ きゃりーぱみゅぱみゅ HEY-SMITH マキシマム ザ ホルモン 森山直太朗 東京スカパラダイスオーケストラ 女王蜂 氷川きよし く…
ELLEGARDENが16年振りの新曲をリリースし、ワンマンツアーの開催を発表した。 活動再開から4年経ったものの、活動ペースは遅くバンドの稼働率は低かった。それがようやくここから本格始動する予感がする。ひっそりとユニバーサルミュージックが関わるように…
メディアでは宮田愛萌を「ぶりっ子キャラ」と評することが多いが、自分はそれに疑問を抱く時がある。 実際にテレビのバラエティではあざとい表情や動きでアピールしたり、音楽番組やライブでもカメラに抜かれれば確実にあざとい表情で釣ってくる。だから「ぶり…
スカートを男性が履くのはおかしいし、メイクをするのも変。男性の長髪もよくない。 そんなイメージや価値観が2022年でも存在する。男性が女装をすると気味悪がられたり笑われたりするのだ。例えば芸人がコントで女装をした時、ボケていないとしても、女装を…
キンモクセイのファーストワンマンライブは、2001年に原宿RUIDOで行われたらしい。今回のツアーは20周年を記念したもの。その千秋楽としてこの会場を選んだことは、バンドにとって特別な会場だからこそなのだろう。 そんな慣れ親しんだホームと言える会場だ…
ももクロのライブを観る都度、「モノノフ、めちゃくちゃうるせえな」と思っていた。 コールや歓声がメンバーの歌声をかき消すぐらいに大きいからだ。むしろファンの方がメンバーよりも声が大きいかもしれない。服装も全身推しメンカラーで揃えている人が多く…
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