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ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

レビュー

CDや音楽関連グッズを中の人が主観と偏見でレビューします。

【レビュー・感想】くるり『天才の愛』は大好きだし名盤だと思うけれど『野球』だけは苦手

天才の愛は名盤 くるりのアルバム『天才の愛』の中に、苦手な曲が1つだけある。 アルバムを批判したいのではない。むしろ賞賛したい。最高の名盤だと思う。改めて「すごいぞ、くるり」と思う作品だ。 徹底的なこだわりを感じる音色。それが繊細に積み上げら…

【レビュー・感想】Sexy Zone 『LET'S MUSIC』はライネクと同じぐらい凄い曲だと伝えたい

LET'MUSIC Sexy Zone『LET'S MUSIC』に衝撃を受けた。 高いクオリティの楽曲に驚いたわけだが、MVの映像にもも同じぐらい驚いた。そこに映る菊池風磨のインパクトが物凄いからだ。 MVの50秒〜57秒に注目してみてほしい。 菊池風磨が、おもむろに、ドヤ顔で、…

【レビュー・感想】『筒美京平 SONG BOOK』が他のトリビュートアルバムと比べて異質に感じる件

筒美京平のトリビュートアルバム 『筒美京平 SONG BOOK』を聴いても、トリビュートアルバムを聴いている気分にならなかった。 トリビュートアルバムは敬意を持った上で参加アーティストが楽曲をカバーする企画作品である。参加アーティストは自身の個性を加…

『関ジャム J-POP20年史 2000~2020年プロが選んだ最強の名曲ベスト30』で漏れた重要な曲があるので独断と偏見で追加で30曲選んでみた

テレビ朝日系列の音楽番組『関ジャム完全燃SHOW』で「J-POP20年史 2000~2020年プロが選んだ最強の名曲ベスト30」という企画が放送されていた。 アーティスト、作詞家、作曲家、プロデューサーなど音楽のプロ48人が選んだ、J-POP20年間の名曲を集計して発表…

【レビュー・感想】aikoのアルバム『どうしたって伝えられないから』の歌詞から「あたし」が急激に減った件

ばいばーーい aikoの歌には共感してしまう。 聴いた者を歌の世界観に一瞬で引き込んでしまうような物凄い力をもっているのだ。だから聴けば自分が歌の主人公になった気分になる。 男も女も関係なく、aikoの音楽を聴けば自分もaikoになれる。カブトムシにだっ…

【レビュー・感想】DISH//『X』は『猫』だけのバンドじゃないと気づかせてくれる名盤

『猫』は必要なのか? DISH//は最新アルバムに『猫』を入れるべきではないと思っていた。 これは曲が嫌いだからというわけでもない。むしろ名曲だと思っているし大好きな曲だ。 しかし楽曲自体はは2017年に発表されたもの。そして最新アルバム『X』に収録さ…

【レビュー・感想】indigo la End『夜行秘密』はBGMに向いていない不思議なアルバム

BGMにできない indigo la Endの『夜行秘密』は不思議なアルバムだ。 このアルバムはミドルテンポからスローテンポの曲が多い。音色の一つひとつにまで拘っているようで、聴いていて心地よい。ロックバンドとしてこの境地に辿り着いた事はすごいことだ。 しか…

【レビュー・感想】Sexy Zoneは『RIGHT NEXT TO YOU』によって何かが変わりそうな気がする

Sexy Zoneがついに勝負をしかけてきた 新曲の『RIGHT NEXT TO YOU』を聴いて、Sexy Zoneがついに「海外進出」へ向けて本格的に動き出したとと思った。 彼らは「海外進出を視野に活動するため」という理由で11年所属したレーベルであるポニーキャニオンから、…

【レビュー・感想】中島愛『green diary』は声優やアニソンが嫌いは人にこそ聴いて欲しい

声優の音楽 声優の発声は独特だ。俳優ともアナウンサーとも違う。 「言葉をしっかり伝えること」が声優にとっては重要にも思う。 そのため滑舌には気を使っているようだし、文字の1つひとつをハッキリと発音している声優が多いと感じる。 それでいて演技をす…

【レビュー・感想】ずっと真夜中でいいのに。『ぐされ』が他の「夜行性」と違う部分について

ずとまよをYOASOBIやヨルシカと一緒にできない YOASOBIとヨルシカとずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)この3組をメディアは「夜行性アーティスト」とまとめて紹介することが多い。 そういえば20年ほど前は、斉藤和義と山崎まさよしと中村一義を「3よし」と…

【レビュー・感想】崎山蒼志『find fuse in youth』

崎山蒼志のメジャーデビュー 「メジャーに行って変わった」 これは多くのミュージシャンが言われた言葉だと思う。特にインディーズ時代から人気や評価を集めていた場合は、特に言われるだろう。 おそらく崎山蒼志に対しても「メジャーに行って変わった」と思…

【レビュー・感想】KID FRESINO『20,Stop it.』に対して個人的に感じた他のヒップホップと違う魅力

KID FRESINO『20,Stop it.』 自分はヒップホップについて、それほど詳しいわけではない。 好きなヒップホップアーティストはいるが、文化については理解できない部分や理解したくない部分も多い。 自分がヒップホップを聴くようになったきっかけは、RIP SLY…

【レビュー・感想】岡崎体育『劇場版ポケットモンスター ココ テーマソング集』を聴いて「ざまあみろwww」と思った

性悪ではない岡崎体育 岡崎体育は変わってしまった。 以前の彼は1人で音楽を作っていたし、孤独だった。 「僕ずっとメンバーが欲しかったんだ」と、布切れに話しかけ現実逃避するほどには仲間を求めて飢えていたようだが、それでもバンドに対して「ざまあみろw…

【レビュー・感想】SixTONES『1ST』はジャニーズやアイドルをバカにしている人に一泡吹かせる名盤アルバム

SixTONESが自称音楽好きに泡を吹かせる 「ジャニーズっぽくない」 世間の反応からすると、SixTONESはこのように評価されることが多いようだ。今までジャニーズやアイドルに興味がなかった層でも、彼らの魅力に気づいている人が少なからず居るようだ。 そもそ…

【レビュー・感想】YOASOBI 『THE BOOK』で行われたEPやアルバムを一つの作品として聴かせる工夫について

THE BOOK YOASOBIがEP作品『THE BOOK』をリリースした。彼らにとって初のCD作品だ。 満を持してのCDリリースだが新鮮さはない。純粋な新曲は1曲のみしか収録されてなく、過去に配信された楽曲を1つにまとめたような作品だからだろうか。 つまり初のCD作品に…

【レビュー】Cody・Lee (李)『生活のニュース』をフジファブリックのファンに聴いて欲しい

夢を叶えたバンド 「フジファブリックと対バンできちゃいました!夢が叶っちゃいました!」 2020年11月22日にぴあアリーナMMで『BYACAMP』という音楽フェスが行われた。そこにオープニングアクトとして出ていたCody・Lee (李)のボーカル高橋響は、自身の演奏…

【レビュー】あいみょん『おいしいパスタがあると聞いて』であいみょんが「おいしい」と思ったパスタは何なのか?

おいしいパスタがあると聞いて あいみょんの新しいアルバムは素朴で優しい作品に思った。本人は意識していないのかもしれないが、原点回帰的なサウンドに聴こえる。 1曲目の『黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を』からしても素朴さと原点回帰といえるサ…

【レビュー・感想】小山田壮平のソロアルバム『THE TRAVELING LIFE』をandymoriのファンは聴くべき

ALもいいのだけども・・・・・・ andymoriは解散してもなお日本のロックシーンへの影響力は強い。解散後も日本のロックシーンにおいて重要なバンドとして評価され続けている。 SUNNY CAR WASHや東京少年倶楽部、The Songbardsなど影響を受けたであろうバンド…

【レビュー・感想】東京事変『赤の同盟』を聴いてバンドとしての東京事変が帰ってきたと思った

自分が東京事変に感じる個性 語弊があるかもしれないが、東京事変というバンドはバラバラなバンドだと思う。 メンバー各々の個性が強すぎるのだ。しかも音楽性が全く違う方向性のメンバーが揃っている。各々の個性を個性を尊重してはいるが、誰かのプレイス…

【レビュー】sora tob sakanaラストアルバム『deep blue』を聴いて思ったこと

オリジナルアルバムではない 9月で解散するsora tob sakanaのラストアルバム『deep blue』。 ベスト盤的な位置づけのアルバムだと思う。11曲収録のアルバムだが新曲は2曲だけ。残り9曲は既存曲だ。 しかしただ過去の代表曲を集めただけではなく、全曲が再録…

【レビュー】Sexy Zone『RUN』が名曲で安心した

海外進出するのか? Sexy Zoneの新曲『RUN』を聴いて安心した。 この曲はデビューから9年間所属していたポニーキャニオンを離れ、ユニバーサルミュージックに移籍して初のシングル曲である。 移籍の理由について「今後は日本国内だけでなく、本格的な海外進…

【レビュー】BiSHが『LETTERS』をユニゾンで歌った理由について

ユニゾンで歌うBiSH BiSHがユニゾンで歌うことは珍しい。 多くの女性アイドルグループがサビをユニゾンで歌っている。特にサビはメンバーが複数名で歌うことが定番で常識だ。 しかしBiSHをはじめとするWACKのアーティストはメンバーが1人ずつソロで歌唱し、…

【レビュー】RYUTist『ファルセット』はアイドルオタク以外も聴くべき

名盤 RYUTistの最新アルバム『ファルセット』を聴いた。1曲目『GIRLS』からして、過去のアルバムとは違うモードであると感じた。 違うモードというか、過去作と比べても音の質感が違う。 歌声の表現力が違う。洗練された繊細な音色。そして作り込まれた編曲…

【レビュー】NiziU『Make you happy』にNizi Projectを一切観ていない自分がハマった理由

乗り遅れた 完全に世間の話題から乗り遅れた。 話題になっていることは知っていた。めちゃくちゃ注目されていることもわかっていた。それなのにスルーしていた。それを後悔した。 NiziUに今更ながらハマってしまったからだ。 世間ではすでに大人気グループで…

【レビュー】乃木坂46『君の名は希望』が名曲だと思う理由

クラシックのプロがすごいと思うJ-POP 乃木坂46の『君の名は希望』が好きだ。乃木坂の楽曲ではダントツで1番名曲だと思っている。個人的には2010年代のアイドルソング全体として観てもずば抜けて素晴らしい楽曲だと思う。 この曲はアイドルファンや音楽ファ…

【レビュー】藤井風は1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』で斬新な音を作ったわけではない

新しいことをやっているわけではない 藤井風がさらに売れそうな予感がする。 YouTubeに投稿したカバー動画が人気になりCDデビュー前から知る人ぞ知る存在だったし、CDを出す前からオールナイトニッポンのパーソナリティを務めていた。1stシングル『何なんw』…

【レビュー・感想】The1975『Notes On A Conditional Form (仮定形に関する注釈)』を自分は理解しきれない

グレタ・トゥーンベリの演説 The1975の新しいアルバムがリリースされた。 タイトルは『Notes On A Conditional Form』。日本語タイトルは『仮定形に関する注釈』である。 期待しつつ再生ボタンを押した。1曲目が流れる。マシュー・ヒーリーは歌っていない。か…

【レビュー】ukkaの新曲『恋、いちばんめ』が名曲だから聴いてほしい

ukkaの新曲『恋、いちばんめ』が素晴らしい ukkaの新曲を聴いた瞬間に思った。「今年のアイドル楽曲大賞はこの曲が1位確定でいいのでは」と。まだ5月なのに。それぐらい良い曲だと思った。 タイトルは『恋、いちばんめ』。 曲はもちろんMVも素晴らしい。4分2…

【レビュー】あいみょん『裸の心』に懐かしさと新しさが共存する理由は歌詞とメロディに秘密がある

不思議な感覚 聴いているとメロディもサウンドも古い気がしてくる。70年代フォークソングのような懐かしさ。しかし聴いているうちに新しさも感じる。なんだこれは。変な感覚だ。懐かしさと新しさが共存している。 それが聴いていて癖になる。約5分の曲。サブ…

【レビュー】YOASOBI(ヨアソビ)『夜に駆ける』はTikTokのおかげでバズった?

今までとは違うTikTokでのバズり方 TikTokがきっかけでバズった曲は多い。 去年から今年初めにかけてはHOWL BE QUIET『ラブフェチ』や岡崎体育『なにやってもあかんわ』がTikTokをきっかけにバズり若者を中心にヒットした。 最近はYOASOBI『夜に駆ける』がTi…