オトニッチ

ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

新木場STUDIO COASTの閉鎖について想うことと

新木場STUDIO COASTの閉館が発表された。2022年の1月で、約20年の歴史に幕を閉じる。 定期借地契約満了が理由だが、更新しなかったことはコロナ禍であることも影響しているのかもしれない。寂しいし悲しい。 この場所で観たSUPERCARの解散ライブは、今でも忘…

ユイカがTikTokのバズだけでなく東南アジアでバズった理由を分析しました

TikTokで『好きだから。』という曲でバズっているユイカについて書いた記事を、リアルサウンドに寄稿しました。 日本だけでなく東南アジアでもバズを巻き起こしていて、その理由についても分析しています。 ぜひ読んでください。 realsound.jp

ライブへの参加はしばらく自粛すべきなのか?

「サニーデイ・サービス、好きなんですか?」 初対面の男性にこんなことを聞かれた。音楽好きと集まった時やライブ会場ならまだしも、日常生活で「サニーデイ・サービス」という言葉を聞くとは思わなかった。 おそらく自分がサニーデイ・サービスのTシャツを…

【ライブレポ・セットリスト】eill Live Tour 2021「ここで息をして」at Zepp DiverCity 2021.8.13

eillのライブツアー追加公演のライブレポをリアルサウンドに寄稿しました。 本人にとって過去最大キャパでありながら、堂々としたパフォーマンスで圧巻でした。彼女はさらにもの凄いアーティストになる予感がします。 ぜひ読んでください。

音楽フェスが続々と中止になることについて想うこと

音楽フェスが続々と中止に追い込まれている。”追い込まれている”という表現は間違っているかもしれないが、ライブエンタメ業界の疲弊を考えると使いたくもなってしまう。 茨城県で開催予定だったROCK INJAPAN FESTIVAL 2021の中止には、特に大きな衝撃を受け…

銀杏BOYZが好きな自分は第二の酒鬼薔薇聖斗や対馬悠介になっていたかもしれない

トラッシュ 銀杏BOYZ ロック ¥153 provided courtesy of iTunes 幸せそうな恋人たちを電動ノコギリでバラバラにしたいよ (銀杏BOYZ / トラッシュ) これは銀杏BOYZの『トラッシュ』という楽曲の歌詞だ。過激で猟奇的な内容だが、自分はこの歌を普通に聴いてい…

eillの歌声について分析した記事をリアルサウンドに寄稿しました

SNSなどで「宇多田ヒカルに歌声が似ている」と評されることが多かったeill。 彼女の歌声は本当に宇多田ヒカルに似ているかの分析と、eillだけが持っている歌声の個性について分析しました。 似ている部分はあるかもしれないですが、個性的で将来が楽しみなシ…

平井堅がヤバいことになった......

ここ最近の平井堅がヤバい。 そのヤバさは年々増大している。2021年はヤバさを超えて狂気になった。いつの間にか日本屈指のヤバいミュージシャンになった。 平井堅のヤバさは、2014年前後から少しずつ滲み出始めた。 『ソレデモシタイ』という楽曲のMVで、自…

AliAの分析記事をリアルサウンドに寄稿しました

AliAについて個人的に想うことをリアルサウンドにて書きました。 『かくれんぼ』がバズっていますが、彼らはそれだけではなく、他にも良い曲があるということを書きました。 ぜひ読んでください。

ユニコーン『ミレー』を聴けばパクリとオマージュの違いを理解できる

ユニコーンは楽曲制作において、様々な名曲のオマージュや引用を頻繁に行なっている。 例えば『ペケペケ』はT.Rex『Tame My Tiger』のイントロをオマージュしているし、『オレンジジュース』はRediohead『Sit Down Stand Up』を空耳アワー的なユーモアを持っ…

『サイダーのように言葉が湧き上がる』を観たら自分が人生で1番聴いた音楽は何かを考えたくなった

『サイダーのように言葉が湧き上がる』という映画を観た。 人付き合いの下手な主人公チェリーと、大きな前歯がコンプレックスのヒロインのスマイルが出会い、関係性を深めていく青春映画である。 夏休みシーズンのアニメ映画だからか、子ども向けの演出や表…