GRAPEVINEに夏のイメージがあるかと言えば、そのような印象を持っている人はファンでも少ないと思う。 なぜなら「夏のバンド」のパブリックイメージは、サザンやTUBEのようなバンドだからだ。GRAPEVINEはそれらのバンドとは、音楽性もキャラクターも全く違う…
自分はフジファブリックLIVE TOUR 2023 "Particle Dreams"の横浜公演の観ている。バンドの演奏も観客の盛り上がりも最高で、コロナ禍の制限が殆ど撤廃されたライブハウス公演だからこその熱気に包まれていた。 そのツアーは恵比寿リキッドルームの東京公演を…
私立恵比寿中学は2022年に、デビュー10周年を記念して『放課後ロッケンロール』という2マンライブツアーを行った。 同業のアイドルだけでなく、バンドやシンガーなどジャンルレスで「エビ中と相性が良さそうアーティスト」を揃えた対バンツアーだったと思う…
向井秀徳のステージは、リハーサルの時点で異様なオーラを放っていた。向井は鳥貴族でサワーで乾杯しそうなウェイウェイ大学生が歓声を上げる中、渋い顔をして準備を進めている。その温度差が凄い。場所は東京芸術大学。彼は学園祭のゲストアーティストとし…
サニーデイ・サービスとGRAPEVINE。 どちらも日本のロックシーンの中心からは外れてはいたものの、確実に日本のロックシーンに大きな影響を与えた偉大かつ独創的なバンドだと思う。むしろ個性が強く唯一無二だからこそ、ド真ん中へ行かなかったのかもしれな…
SWEET LOVE SHOWER2023の最終日に観たライブの簡単な感想とセットリストのまとめです。 mahina Chilli Beans. キュウソネコカミ カネコアヤノ Saucy Dog Cocco SUPER BEAVER 東京スカパラダイスオーケストラ MAN WITH A MISSION カメレオン・ウーピーパイ ク…
大阪のライブで怪我人が出てしまいました。 ライブ慣れしてない人もいます。あまり前に詰めると内蔵が圧迫されて死んじゃいます。特に俺たちと同じ年代の年寄りは(笑) だから前に集まる程度にしてください。 母親が来てるから言いにくいたくないけど、ダイブ…
今回のライブは株式会社ノーリツと提供しているのだろうか。なぜそんなことを思ったのかと言うと、開演前にノーリツの給湯器がお湯張り完了時に流れる音楽と共に「もうすぐお風呂が湧きます」というアナウンスが流れたからだ。 聞き馴染みのある人が多いであ…
開演時間を過ぎると出演バンドの前に、今回のイベントの主催者であるジョージ・ウィリアムが登場した。彼がオーガナイザーを務める主催イベントGG。長い歴史を持つイベントではあるが、今回は2016年以来7年ぶりの開催である。 「ロックのかっこよさを感じら…
開演時間ちょうどに客席の電気が落とされた三郷市文化会館。客入れのBGM止まり、会場が無音になったタイミングでメンバーが登場した。観客は盛大な拍手で迎え入れるが、少々厳かな空気ではある。 この空気は偶然生まれたのではなく、くるりが意図的に登場し…
この日の東京は、最高気温が30度越えの真夏日だった。空には綺麗な青空が広がっていて、太陽が眩しいほどに良い天気だ。 そんな日にリーガルリリーにとって初めての、日比谷公園野外大音楽堂でのワンマンライブが行われた。野音は2024年以降に改修工事が行わ…
横浜ベイホールのキャパは約1100人らしい。関東のワンマンライブとしては、久々にそれほど大きくはない会場での開催だ。ここ最近はホールだったりZeppだったりと、大きなキャパでのライブが多かったのだから。 距離感が近いこともあってか、熱量はダイレクト…
2020年末。BiSHが解散を発表した時は驚いた。人気は絶頂だったしパフォーマンスもノリに乗っていて、当時は紅白歌合戦への出場も決まっていたからだ。そんなタイミングで活動を終えるなんて勿体ない。 解散理由は「一番輝いている時に終わらせる」ため。これ…
2023年7月2日。中野サンプラザは閉館する。自分は何度もこの会場で、大好きなバンドやアーティストのライブを観た。たくさんの思い出がある特別な会場だ。 そんな会場でサンボマスターと銀杏BOYZの対バンライブが行われた。2組とも自分が10代の頃に好きにな…
2023年3月。長年サポートベーシストとしてカネコアヤノと共に活動していた本村拓磨が、サポートメンバーとしての活動を終了すると発表された。 それについての詳しい理由はわからない。だがカネコアヤノが小さなライブハウスすら埋まらなかった時代から支え…
ロッキング・オン編集長の山崎洋一郎は『JAPAN RADIO』というpodcast番組をやっている。毎回1組のロックバンドを取り上げて魅力について語るという内容の番組だ。 そのpodcastの5月に配信された最新回で、UNISON SQUARE GARDENが特集されていた。番組内で山…
久々に観たメレンゲのライブは『メレンゲ ワンマンライブ』という、シンプルライブタイトルだった。だからどのような内容になるのか予想がつかなかった。 そんなライブはシンプルとは言えないような、少し変わった内容だった。まるで2つのコンセプトを考えて…
LOVE MUSIC FESTIVAL 2023 day1 で観たライブの簡単な感想とセットリストのまとめです。 サバシスター ゴールデンボンバー ヤバイTシャツ屋さん キュウソネコカミ HEY-SMITH 04 Limited Sazabys BiSH サバシスター 初めて観たサバシスター。パフォーマンスも…
6月4日。日比谷公園で行われた『日比谷音楽祭2023』に小山田壮平が出演した。 出演ステージは小音楽堂。キャパ約1000人の会場だが、座席は全て埋まっておりキャパオーバーしていた。そのためか立ち見客もたくさんいて、開演前には入場も制限していたようだ。…
「集まってくださりありがとうございます」と言って頭を下げ。たかはしほのかはギターを優しく奏でた。 リーガルリリーの最新ミニアルバム『where?』のリリースイベントとして渋谷のタワーレコードで行われた、たかはしほのかの弾き語りライブ。K-POPコーナ…
2022年3月。Cody・Lee(李)はメジャーデビュー発表をした。ワンマンライブのアンコールでその発表はされており、会場は900人キャパの恵比寿リキッドルームだった。その後メジャーデビュー後初の全国ツアーを行ったが、東京公演は1300人キャパの渋谷O-EASTで行…
開演前の客席は穏やかなBGMが流れていたので、気品がある空間が作られていた。観客もそれに合わせようとしているのか、静かに着席し開演を待っている。 しかしそれでも観客のライブへの期待や緊張は隠しきれていない。どことなく落ち着かない様子で、周囲を…
本日はビバラロック最初から最後まで休む暇がないほど良きメンツです朝イチのハルカミライ、リハの『ファイト!!』で楽器を投げ捨ててるし、リハの意味があるのかよくわからなくて最高(笑)そして約15年振りに規制無しでELLEGARDENを観れる今日は『Make A Wish…
『歌舞伎乙女』というツアータイトルが付いている通り、今回のゲスの極み乙女のライブは『歌舞伎』をコンセプトにした特別な内容だった。 開演前のステージは緞帳で隠れていたものの、ステージ下手側には落語で使われることが多い『めくり台』が置かれており…
6月29日にBiSHは東京ドームで解散する。つまり今回のツアー『PUNK SWiNDLE TOUR』はBiSHにとって最後の全国ツアーでもある。だからこそいつも以上の期待と緊張と、いつもと違う寂しさと切なさを感じる清掃員が、少なくなかったと思う。 自分が参加した大宮ソ…
フジファブリックとくるり。この2組の対バンは、待ち望んでいたファンが多いかもしれない。 この2組は15年以上前から交流があり、岸田繁と志村正彦は飲みに行く仲でもあった。2010年に富士急ハイランドで行われた『フジフジ富士Q』にくるりは出演しているし…
代々木第一体育館で『AGESTOCK2023』というイベントが開催された。主催者は学生のイベントサークルらしい。学生主催とは思えないほどの大規模な会場での開催だし、メインの出演アーティストはBiSHとHump Backという豪華さだ。 そんな豪華なイベントは、当然…
本日は『LIVE the SPEEDSTAR』自分にとって今年初フェス矢野顕子か出るのでGRAPEVINEには『1 & MORE』をやって欲しいバインとつじあやののコラボ&矢野顕子と岸田繁のコラボもあるらしいから『Shiny Day』や『おいてくよ』を聴けることが確定してるのが嬉し…
開演前の会場にはBGMとしてモーリス・ラヴェル作曲の『ボレロ』が流れていた。「酒場で一人の踊り子が踊っていると、次第に周囲の人たちが集まり一緒に踊り出す」という物語のバレエ作品に書き下ろされた楽曲だ。 もしかしたらクリープハイプが、自身のバン…
1曲目で早くも意表を突かれた。『乃木坂の詩』からライブがスタートしたからだ。 この楽曲はグループのテーマソング的なポジションの楽曲であり、ライブの最後に披露されることが多い。1曲目に披露されたことは初めてかもしれない。 しかもメンバーは客席の…
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