フジファブリックとくるり。この2組の対バンは、待ち望んでいたファンが多いかもしれない。 この2組は15年以上前から交流があり、岸田繁と志村正彦は飲みに行く仲でもあった。2010年に富士急ハイランドで行われた『フジフジ富士Q』にくるりは出演しているし…
新生児の我が子が泣き止まない。ひたすらに泣き続ける。 反町隆史『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』を聴かせると泣き止むと言われているが、我が子には効き目がなかった。反町隆史と反りが合わないようだ。 しかしそんな我が子が泣き止む…
フジファブリックと凛として時雨は、キャリアや世代が近いロックバンドだ。しかし音楽性は全く違うし、目指してきた場所や活動スタイルも離れている。 メンバー同士に交流があることは知られていたし、音楽フェスやイベントで同日に出演したことはある。しか…
フジフレンドパーク2022の東京公演初日。かなり若いファンが多いバンドをゲストで呼んだと思った。 フジファブリックが呼んだ対バン相手はSaucy Dog。いまやアリーナツアーですら簡単にチケットは取れない超絶人気バンドだ。『シンデレラボーイ』のバズり方…
「フジファブリック」という言葉を、夏の季語にしたい。 そう思うほどに、8月の後半あたりから様々な場所で『若者のすべて』を耳にすることが多い。もしかしたらここ数年の中では、夏の終わりにラジオで最も流された楽曲かもしれない。それぐらい耳にする機…
陽炎が遠くで揺れそうなほどに、炎天下だった東京。最高気温は35℃を超えている。 夕方5時のチャイムが鳴る時間になっても、汗が止まらないほどに日差しが照りつけていた。会場の外にいるセミの音が、花火の様に鮮やかに聞こえてくる。 そんな真夏日に『フジ…
『LOVE MUSIC FES 2022』の2日目。主催者の三浦ジュン氏が開演前のステージに現れ、フェスの趣旨について解説をしていた。 今回のテーマは「リスペクト」らしい。それはユニコーンにフジファブリック、マカロニえんぴつ、という出演陣を見れば察する人も多いだ…
久々に行われたフジファブリックのホールライブで、山内総一郎は「LINE CUBE SHIBUYAと名称は変わったものの、渋谷公会堂はバンドにとって特別な会場です」と言っていた。それを少し意外に思った。 フジファブリックが初めてこの場所でライブを行ったのは、2…
フジファブリックが「山内総一郎生誕祭~October Ensemble~」というタイトルのライブを行った。 タイトル通り開催当日の10月25日に、40歳の誕生日を迎える山内総一郎を祝うためのライブである。 始まった瞬間に、普段とは違う特別なライブだと察した。普段…
バンドやアイドルグループが解散したり、アーティストの引退や訃報が知らされた時、「推しは推せる時に推せ」という言葉がSNSで拡散されることが多い。 個人的にこの言葉は、あまり好きではない。 決して否定したいわけではない。間違った言葉だとも思わない…
フジファブリックとMy Hair is Bad。 ロックバンドという共通点はあるものの、音楽性は全く違う。世代もファン層も違う。 そんな2組の異文化交流的な対バンが、フジファブリックの主催ライブ『フジフレンドパーク2021』で初めて実現した。 顔を合わせること…
『サイダーのように言葉が湧き上がる』という映画を観た。 人付き合いの下手な主人公チェリーと、大きな前歯がコンプレックスのヒロインのスマイルが出会い、関係性を深めていく青春映画である。 夏休みシーズンのアニメ映画だからか、子ども向けの演出や表…
2021年7月16日。またエビ中に泣かされてしまった。 5月にパシフィコ横浜で観たライブでも、自然と涙が出てきた。あれは素晴らしかった。6人のエビ中の軌跡と奇跡を感じた。 音楽を聴かせ、ダンスを魅せるだけでなく、グループの歴史や物語を伝える内容だった…
10年ほど前に『BS☆フジイ』というテレビ番組が放送されていた。藤井フミヤの冠番組で、毎回ゲストにアーティストを呼び、トークとセッションをする音楽番組だ。 2008年1月にはフジファブリックがゲストで出演していた。『TEENAGER』というアルバムをリリース…
フジファブリック『LIVE TOUR 2021"I Love You"』 歓声も声援も出すことができない。一緒に歌うこともできない。それでも始まった瞬間に、ステージと客席とで一体感が生まれていた。客席が声を一切出さずとも、ライブだからこその空気が完成していた。 良い…
そういえばこの日、フジファブリックさんの「若者のすべて」という曲にすごく心動かされました。 音楽って素敵だなとつくづく思います。 日向坂の曲も誰かの勇気や力になっていたら嬉しいです! 金村 美玖公式ブログ 日向坂46の金村美玖が、フジファブリック…
人と比べてしまうこと ロンドンブーツ1号2号の田村淳が『NewsCLUB』という自身のラジオで、リスナーから送られたメールでの相談に答えていた。 リストラされ職を失い家賃が払えなくなり、今は日雇い仕事でネットカフェ難民をして食い繋いでいる人の相談。周…
夢を叶えたバンド 「フジファブリックと対バンできちゃいました!夢が叶っちゃいました!」 2020年11月22日にぴあアリーナMMで『BYACAMP』という音楽フェスが行われた。そこにオープニングアクトとして出ていたCody・Lee (李)のボーカル高橋響は、自身の演奏…
FABRIC THEATER 3 ライブが始まってから、たった3秒でカオスな状況になった。 この日はフジファブリックのアコースティックライブ「FABRIC THEATER 3」。EX THEATER ROPPONGIという素晴らしい会場で、アコースティックの上質な演奏を堪能するつもりだった。 …
※アンコール以外は第一部のレポートです I FAB U FAB ME フジファブリックはライブを行うことで、中止になったツアーをやり直そうとしていると思った。 KT Zepp Yokohamaで行われたフジファブリックのワンマンライブ。タイトルは『I FAB U FAB ME」。 コロナ…
夭折した人の年齢を数えることについて 亡くなった人の年齢を数えてはいけないという話を聞いた。 以前フジファブリックのボーカル志村正彦についての記事を書いた時の話だ。その記事には下記の文章を綴っていた。 自分が初めて観た12年前のライブで”変なお…
2020年7月10日。この日は志村正彦の40回目の誕生日だ。 でも自分は30代の志村正彦のことを知らない。彼は20代でいなくなってしまったからだ。もう彼がいなくなってから10年以上が経ってしまった。志村は年上だったはずなのに、いつの間にか自分の方が年上に…
小林武史がプロデュースすることについて 自分が好きなアーティストが小林武史にプロデュースされると不安になる。 決して小林武史が嫌いだから不安になるわけではない。才能も実力も兼ね備えた天才音楽プロデューサーだと思う。しかし個性が強いプロデュー…
何を観ているのだろうか? 「100均で買える食材だけでバターチキンカレーが作れるんですよ!それも素早く簡単に!」 そう言って慣れた手つきで食材をフライパンに入れて調理を始めるフジファブリックの金澤ダイスケ。食材や作り方について丁寧に説明しながら調…
大阪城ホールの続きだと思った リリースツアーではない。ツアーのコンセプトを詳しく説明されたわけではない。だからセットリストの予想が全くつかない。 フジファブリックLIVE TOUR 2020「I FAB U」。 2019年でデビュー15周年の節目を迎え、16年目のスタート…
熱気を感じなかった ロックバンドがステージに出てきたのに、客席から熱気を感じなかった。 興奮している客もいない様子。騒いでいる客もいない。客席からライブが始まることに対する熱気はほとんどなかった。 そのかわり、温かい拍手が長く続いた。 大阪城…
フジファブリック初の展示会 会場に向かう途中にある看板。それを見てテンションが上がる。バクバクと鳴ってる鼓動。全力で走りたくなる。 会場の入口に到着。立て看板に「フジファブリック」の文字を発見。最初の「フ」が「ン」に見えてしまうのは、いやし…
忘れられないライブ 10年前の2009年12月28日。カウントダウンジャパンという音楽フェスが行われた。 出演者の奥田民生はフジファブリックの「茜色の夕日」という曲をカバーし歌った。フジファブリックの志村正彦が上京後に最初に作った楽曲。バンドにとって…
なんかいるなあ 「今日はなんかいるなあ」と言ってクボケンジは苦笑いをしていた。 ギターからノイズが出ている。シールドを繋ぎ直したりと対応しているがノイズは止まらない。まだライブは序盤。3曲しかやっていない時の出来事。 シールドを挿仕込むジャッ…
そんなことは知っている ※一部ネタバレあり フジファブリックは良いバンドだ。 日本のロックが好きな人ならば、そんなことは言われなくても知っている人ばかりだとは思う。 唯一無二の個性があるし、演奏力も高い。楽曲も作り込まれている。 自分もフジファ…
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