オトニッチ

ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

2019-01-01から1年間の記事一覧

COUNTDOWN JAPAN 19/20 12月30日(月) ライブレポート・感想・セットリスト

CDJ12月30日の自分が観たステージの簡易レポのまとめです。 今日のCDJはこんな感じで観ます。ZAZENBOYSで「幕張、時には女とまぐわり!」と毎回言っている向井秀徳がナンバガでも「幕張、時には女とまぐわり!」を言うのかが本日の注目ポイントです。#CDJ1920 …

COUNTDOWN JAPAN 19/20 12月29日(日) ライブレポート・感想・セットリスト

CDJ12月29日の自分が観たステージの簡易レポのまとめです。 そろそろCDJへ出発します! #CDJ1920 pic.twitter.com/Zmt53w3pf7— むらたかもめ音楽ブログ (@houroukamome121) 2019年12月28日 オープニングアクト sumika EARTH STAGE 12:00〜 MUCC COSMO STAGE …

桑田佳祐のやさしい夜遊び『桑田佳祐が選ぶ、2019年邦楽シングルベスト20』選ばれた曲の一覧

2019年に3年ぶりに行われた東京FM『桑田佳祐のやさしい夜遊び」内で行われた『桑田佳祐が選ぶ、2019年邦楽シングルベスト20』で選ばれた曲の一覧です。 「もうすぐトップ10」の10曲と「シングルベスト10」に分かれています。 // もうすぐトップ10 Ai…

カウントダウンジャパン(CDJ)で必要な持ち物は?服装は?雰囲気は?注意点は?

COUNTDOWN JAPAN 日本で最大規模の屋内フェスであり、冬の恒例の音楽フェスであるカウントダウンジャパンフェスティバル。 幕張メッセを丸々使用しておこなれる、1日5万人以上が来場する音楽フェス。チケットは毎年完売している。2019年の申し込みでは15…

2019年個人的ベストアルバム20(洋楽・邦楽ごちゃ混ぜ )

音楽アルバムベスト20 今年も素晴らしい音楽アルバムが沢山リリースされた。沢山のアルバムを聴いた。その中で自分が特に良いと思った20作品を紹介する。 音楽に順位を決めるのは野暮なことかもしれない。必要がないことかもしれない。スポーツのように勝…

嵐のライブをジャニオタじゃない男が初めて観た感想 〜ARASHI Anniversary Tour 5×20 ライブレポート・感想・セットリスト 〜

嵐のエンタメ 「嵐のエンタメ始めるぞ!」 12月24日。ARASHI Anniversary Tour 5×2の東京ドーム公演。4曲目の『言葉よりも大切なもの』を終えた時に松本潤が叫んだ。自分はその言葉に違和感を感じた。 言葉より大切なもの 嵐 J-Pop ¥255 タイトルをクリック…

「きのこ帝国は人生を捧げたバンド」と話した佐藤千亜妃のワンマンライブ~ 空から落ちる星のように 感想・ライブレポート・セットリスト ~

きのこ帝国は人生を捧げてきたバンド きのこ帝国は人生を捧げてきたバンドです。だから自分たちの決断に後悔はないし、全員が前に進むための決断でした。 日本橋三井ホールで行われた佐藤千亜妃のワンマンライブでのMC。 佐藤千亜妃は言葉を選びながら、ゆっ…

私立恵比寿中学 バンドのみんなと大学芸会2019 エビ中のフルバッテリー・サラウンド@ 幕張メッセイベントホール(ライブレポート・感想・セットリスト)

バンド編成 「エビ中は音楽が良いグループ」「アイドルだけど音楽でも勝負している」 ファンが以前から言い続けている言葉。もっと多くの人に聴かれて愛されるべき音楽と信じて言い続けている。 『MUSiC』というタイトルのアルバムを発売した時、運営側から…

第70回NHK紅白歌合戦(2019年)の曲目が発表!紅組の出場歌手&曲の紹介&楽曲の感想・レビュー

紅組 aiko(14)『花火』 いきものがかり(11)『風が吹いている』 石川さゆり(42)『津軽海峡・冬景色』 AKB48(12)『恋するフォーチュンクッキー~紅白世界選抜SP~』 丘みどり(3)『紙の鶴』 欅坂46(4)『不協和音』 坂本冬美(31)『祝い酒 ~…

ライブで爆音を聞いたら「感音性難聴」と診断された

蝉が鳴いている 蝉の鳴き声が聞こえる。止まることなく、ずっと聞こえる。 ノイズのような「ジー」という音。「また 蝉が鳴いてるなあ」と思うだけで、特に気にもとめていなかった。 ライブハウスでライブを行った後の話。楽しさの余韻とともに、爆音の余韻…

モンスターアイドル・豆柴の大群『りスタート』の歌詞と曲に衝撃を受けた 〜感想・レビュー 〜

衝撃を受けた この曲を集中して聴いてしまったことが、間違いだった。 衝撃を受けて唖然としてしまった。普通なようで普通でない。耳に残る曲。いや「耳にこびりつく曲」 という感じ。 豆柴の大群の『りスタート』という曲。 TBSテレビで放送されている水曜日…

私立恵比寿中学の『playlist』は「アイドルのアルバム」として名盤(感想・レビュー)

楽曲提供者を売りにする理由 このアルバムで新しいファン層を獲得しようとしている。「アイドルの音楽に興味がない層」に今作でエビ中の魅力を伝えようとしている。 私立恵比寿中学の『plyaylist』というアルバムを聴いて、Spotifyで収録曲のタイトルを見て…

映画『屍人荘の殺人』の主題歌も挿入歌も浜辺美波も最高だったから紹介させて~ 感想・レビュー ~

屍人荘の殺人 とんでもない映画だと思った。想像を超えていた。 超えていたというか、想像していたものと全く違う映画だった。想像の斜め上に行った後に急降下して斜め下に行った後に遥か彼方に想像がぶっ飛んでいったような感じ。 何を言っているのかわから…

Lucie,Tooを観て「ガールズバンド」というジャンル分けは消滅してもいいと思った

Lucie,Tooを不思議なバンド思った Lucie,Tooというバンド。自分が存在を知ったのは2017年の終わり頃。『LUCKY』というミニアルバムのタイトル曲がきっかけだ。 1分42秒の短い曲。疾走感のある演奏とキャッチーなメロディに惹きつけられた。この曲はYOUTUB…

「あいみょんのハルノヒの歌詞に北千住が出てくるから共感できない」←ん?

北千住がわからない 「あいみょんのハルノヒって北千住ってワードが田舎モンにはよくわからん。そこだけがもったいない気がする」 「あいみょん『北千住駅の〜』の出だしで大阪人の僕としてはいきなり感情移入出来ない」 以前Twitterであいみょんの『ハルノヒ』…

邦楽クリスマスソングの聴くべき名曲紹介

『赤鼻のトナカイ』 今週のお題「クリスマス」 最初に覚えたクリスマスソングは『赤鼻のトナカイ』だった。 幼稚園で先生のピアノに合わせ、みんなで歌っていた記憶がある。他にもクリスマスソングを歌ってはいた。『ジングルベル』や『あわてんぼうのサンタ…

堂本剛FUNK同好会が4時間半で作った曲『しすてむ』の何が最高だったのか説明する 〜 FNS歌謡祭2019 感想 〜

堂本剛FUNK同好会 4時間半の間で一曲作るというテレビ番組の企画。面白い企画だとは思う。 FNS歌謡祭で行われた堂本剛が4時間半の番組放送時間内に1曲制作し披露するという「堂本剛FUNK同好会」という企画。 もしかしたら楽曲の大まかな構成や骨格部分は…

クリープハイプの新曲『愛す』を聴いて感じたこと 〜レビュー・感想 〜

こんな曲はいままでなかった ギターのアルペジオから始まる曲。その音が今までのクリープハイプにはない始まり方に思えた。 それはアルペジオで始まることについてではない。 最初のギターは左側の音が大きめになるようにミックスされている。このような音の…

名曲『マル・マル・モリ・モリ!』が令和になって再評価され始めている件

再評価され始めている 2010年代初頭J-POP最高峰。確かロックバンドの方が書いた曲だったはず。和声も○、ビートも◎、スネアの音も今でも全然いける。こんな構成の曲、他にあるのかな。超斬新だけど違和感ゼロ。鍵盤が無駄にうるさい以外は満点。リリック最高…

でんぱ組.inc 幕張ジャンボリーコンサートで諭吉佳作/menとの『形而上学的、魔法』のコラボ に衝撃を受けた〜 ライブレポート・感想・セットリスト 〜

始まった瞬間に空気が変わった 静岡県在住16歳女性、諭吉佳作/men。わたしは小学生の頃からでんぱ組.incのファンでした AMラジオのようなざらついた音声が幕張メッセに響く。おそらく諭吉佳作/menが自分で話した内容を録音しサンプリングした音声だと思う。…

赤い公園のFUYU TOUR 2019 Yo-Hoのセットリストには特別な意味があるように思える 〜ライブレポート・感想・セットリスト 〜

確信した瞬間 メンバーがステージに登場すれば客も歓声や拍手で迎え入れる。ライブの始まりはテンションが上がる。自然と盛り上がる。 メンバーが立ち位置につく。そして、ゆっくりと演奏を始める。CDとは違うアレンジだ。ボーカルも前任の佐藤千明の曲。 勇…

2019年に読んだ面白かった音楽の本

読むことで聴き方も変わる 音楽は聴くものだ。 知識や情報を得なくても楽しめる。難しことも考えずに老若男女誰もが楽しめることが魅力。 それでも、深く音楽を知りたいと思ったら情報も必要になってくるし、音楽を創り出している人の思想や思考についても知…

吉澤嘉代子は「一角獣」を歌うために川口でライブをやったのかもしれない 〜 デビュー5周年記念 吉澤嘉代子のザ・ベストテン 感想 ライブレポート・セットリスト 〜

会いたいのは未来の自分 「誰かに会いたいのに会いたい人の顔が思い浮かばなくて。それで、会いたかったのは未来の自分のなんだなと思いました」 ゆっくりと話す吉澤嘉代子。その姿が印象的だった。歌詞の解説としてのMCでもあり、ライブ中に感じた気持ちを…

第8回アイドル楽曲大賞2019に自分が投票した楽曲を理由と共に晒してみる

2019年度(2018年12月1日~2019年11月30日)に発表されたアイドル楽曲の内、良かったと思う楽曲を一般投票で集め、ランキングを作るという『アイドル楽曲大賞』というイベント。 メジャーアイドル楽曲部門、インディーズ/楽曲部門のそれぞれ5曲ずつと、アル…

TWICEに全然興味がなかったけど『Fake&True』で好きになった理由 〜 感想・レビュー 〜

Fake & True 曲が始まって1秒で心が持っていかれた。 印象的なイントロのメロディ。それの主張が強くて耳から離れない。最初は音数が少ない。ドラムの音もない。そのメロディに自然と集中して聴いてしまう。 このイントロが楽曲を構成する上での要になってい…

【感想・レビュー】椎名林檎のベスト盤「ニュートンの林檎」の選曲に不満しかないので語ってみた

ニュートンの林檎への不満 椎名林檎のオールタイムベストという名目の『ニュートンの林檎』という二枚組のアルバム。この内容に不満がある。 曲が悪いわけではない。むしろ最高だ。演奏や歌も素晴らしい。問題は選曲だ。この内容でオールタイムベストだとは…

NICO Touches the Wallsの終了について思うことを書き殴った

大きなステージが似合うバンドだった 2019年8月4日。自分がNICO Touches the Wallsを最後に観た日。 ROCK IN JAPAN FESTIVALのグラスステージ。日本最大規模の音楽フェスのもっとも大きなステージにニコは立っていた。 正直、約7万人が集まる音楽フェスのメ…

即日配布終了したココイチの日向坂46コースター配布キャンペーンの問題点について

問題点 絶望した。 11月1日〜12月26日の間にCoCo壱番屋で800円以上の飲食をすると日向坂46メンバーのオリジナルコースターが貰えるキャンペーン。 このキャンペーンの開始を見かけたFriday。土曜の昼に食べれば貰えると思い続けてきたSaturday。 しかし手に…

映画『空の青さを知る人よ』で最も空の青さを知っている人は誰なのか? ~レビュー・感想 ~

開始3分で感じた衝撃 外のベンチに腰掛けてベースを抱えて座っている主人公のあおい。VOXのヘッドホンアンプラグをベースに挿し、イヤホンを耳につける。そして1人演奏を始める。 映画「空の青さを知る人よ」のオープニングでの場面。始まって3分ほどしか経…

映画イエスタデイの世界でザ・ビートルズと一緒に消滅する邦楽アーティストについて ~ 感想・レビュー ~

ビートルズ以外も存在しない世界 自分以外の人間が「ザ・ビートルズ」の存在を知らない世界の話。 映画イエスタデイは設定からしてワクワクした。 世界中の誰もが知っている音楽が存在しない世界。その世界はどうなっているのか。 細かいことを指摘するなら…