津野米咲は美しい人だ。 美しさには様々な種類があるし、様々な美しさを同時に持っている人もいる。津野も様々な美しさを持っているが、自分はその中でも彼女は特に“ソングライターとしての美しさ”が際立っている思う。 彼女の綴る歌詞は、表現が小粋なのだ…
バンドやアイドルグループが解散したり、アーティストの引退や訃報が知らされた時、「推しは推せる時に推せ」という言葉がSNSで拡散されることが多い。 個人的にこの言葉は、あまり好きではない。 決して否定したいわけではない。間違った言葉だとも思わない…
赤い公園が夏にアルバムをリリースする。夏フェス出演が落ち着いた秋からは全国ツアーだ。ツアーラストは初のアリーナワンマンだろうか。日本武道館か東京ガーデンシアターなら嬉しい。 そんな妄想をしてしまう。赤い公園は解散したのだから、あり得ないこと…
赤い公園を聴く「きっかけ」 「最近ギタリストの人が亡くなったバンドだよね」 それぐらいの興味本位でもいい。どんなきっかけだとしても、赤い公園の音楽に触れてくれるなら、それでいい。 この考えはファンの総意ではないだろうし、バンドや関係者はどう思っ…
津野米咲への追悼文を現代ビジネスに寄稿した理由 先日、講談社現代ビジネスにて赤い公園・津野米咲の追悼文を綴らせてもらった。 ”「赤い公園」津野米咲が日本の音楽シーンに与えた「いくつもの衝撃」”というタイトルの記事。 もしかしたら現代ビジネスに載…
赤い公園・津野米咲と彼女の創った音楽へのリスペクトと愛と感謝を込め、現代ビジネスにて文章を書きました。 ビジネスとは無関係で、後半は特に主観的で感情的な内容なのに、こちらの想いを汲んで誤字脱字の修正のみで掲載してくださりました。 しかも3000…
確信した瞬間 メンバーがステージに登場すれば客も歓声や拍手で迎え入れる。ライブの始まりはテンションが上がる。自然と盛り上がる。 メンバーが立ち位置につく。そして、ゆっくりと演奏を始める。CDとは違うアレンジだ。ボーカルも前任の佐藤千明の曲。 勇…
消えないというよりも消さない 『消えない-EP』を聴いて赤い公園は生まれ変わったのだと思った。 佐藤千明の脱退後に元アイドルネッサンスの石野理子を新ボーカリストとして迎え入れた赤い公園。そのバンドの新体制初のリリース作品を聴いて最初に思った感想…
赤い公園の復活 赤い公園というバンドは2017年8月31日で終わっていてもおかしくなかった。もしかしたら、かつてのファンは「もう赤い公園は過去のバンド」と思っている人も少なくないかもしれない。 赤い公園は2017年8月31日にボーカルを担当…
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