スパルタローカルズは自分にとって青春のバンドのひとつだ。出会いはTBSテレビで深夜に放送されていたCOUNT DOWN TV。そこのオープニングナンバーとして『トーキョーバレリーナ』のMVが流れていたのだ。 使われていたのはサビのたった数秒ではあるものの、そ…
この組み合わせはなにがあっても絶対に見逃してはならない対バンライブだと思った。なんせSUPER BEAVERとTHE YELLOW MONKEYの組み合わせなのだから。 SUPER BEAVERが以前から主催開催していた対バン企画の『現場至上主義』。今回はバンド結成20周年企画の一…
開演前のフロア。いつものリーガルリリーのライブとは、少しだけ雰囲気が違うなと思った。期待と興奮が入り交じったような熱気を、いつも以上に感じたからだ。 渋谷クラブクアトロという数百人規模のライブハウスだから熱気が充満しやすいのか、それともいつ…
アルバムのリリースツアーでもないし、事前にコンセプトが発表されていたわけでもないのに、今回のGRAPEVINEのライブツアーは演奏される曲の予想をしやすかった。 25年前にリリースされたアルバム『Here』のジャケットと同じ場所の写真と収録曲『南行き』の…
2011年1月11日。椿屋四重奏の解散が発表された。あまりにも突然で驚いた。しかも事後報告で解散ライブや解散ツアーなど、ファンがバンドにお別れをする機会はなかった。その理由が「最後まで現役のバンドでいたいから」ということだったのは納得だったしロッ…
2022年。茨城県にある取手市民会館でSHISHAMOのワンマンライブを観た。 そのライブは「SHISHAMOが今まで行ったことがなかった市区町村へ行ってライブを行う」というコンセプトのものだった。地方の人はいつも都心に出てきてライブを観てくれるから、このツア…
「開場時間前には到着できそうだ!整理番号も良いし良い場所で観れるかも!」と思いながら意気揚々と電車に乗って、数駅過ぎたところで自宅にライブチケットを忘れたことに気がついた。この日のライブは電子チケットではなく紙チケットで取っていたのだ。 「…
自分がフィッシュマンズと出会ったのは、高校生の頃だった。 TSUTAYAで借りた『FILM BEAT(1)』というサブカルな映画の主題歌が集められたコンピレーションアルバムに『ナイトクルージング』が収録されていて、そのCDで初めてフィッシュマンズを聴いた。 FILM…
ライブを観る前から今回のくるりのツアーは、いつも以上に特別な内容になるのだと予想していた。なぜならバンドに加えて弦楽四重奏を加えた編成での公演になるからだ。 くるりと弦楽は相性が良い。クラシック音楽の影響を大胆に取り入れたアルバム『ワルツを…
開演予定時刻の30分前。ふらっとステージに登場した竹原ピストル。満面の笑みで「サウンドチェックをします」と言ってギターをぽろんと弾き始めた。 CコードとAm、Fのコードを中心にアコースティックギターをストロークして、音を確かめている。開始予定時刻…
久々に「これは好きなバンドだ!」と心の底から思えるロックバンドと出会った。そのバンドはkurayamisakaである。 出会いは12月に行われたリーガルリリー主催のイベント。kurayamisakaはトップバッターとして出演していた。 そのライブが素晴らしかった。荒…
2024年7月3日。フジファブリックが2025年の2月で活動休止することを発表した。その発表は青天の霹靂で、予想できたファンはほとんどいなかったと思う。 むしろ活動休止や解散から、最も遠い場所にいるバンドだと信じて安心していた。本人たちが「フジファブ…
2024年2月1日。the pillowsが2024年1月31日のKT Zepp Yokohamaで行われたライブを最後に解散したことを発表した。嬉しいお知らせは早めに教えてくれるバンドなのに、悲しいお知らせは全てが終わってからの事後報告たった。 でもそれは最後のライブをいつもと…
毎年恒例になったリーガルリリーの対バンイベント『cell,core』。毎回素晴らしいアーティストかつリーガルリリーと相性の良いアーティストが呼ばれているイベントである。 今回の対バン相手は話題の若手バンドであるkurayamisakaと、今ではレジェンドとして…
時速36kmというバンド名だけあって、交通安全の重要性を啓発したいのだろうか。今回彼らが主催する対バンツアーのタイトルは『秋の交通安全運動ツアー』なのだから。 とはいえうっかり我を忘れて交通ルールを破りそうになるライブ内容でもある。対バン相手が…
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