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映画『屍人荘の殺人』の主題歌も挿入歌も浜辺美波も最高だったから紹介させて~ 感想・レビュー ~

屍人荘の殺人

 

とんでもない映画だと思った。想像を超えていた。

 

超えていたというか、想像していたものと全く違う映画だった。想像の斜め上に行った後に急降下して斜め下に行った後に遥か彼方に想像がぶっ飛んでいったような感じ。

 

何を言っているのかわからないかもしれないが、それぐらい衝撃的な展開なのだ。

 

 

『屍人荘の殺人』という映画。

 

例えるならば金田一少年の事件簿を観に行ったつもりが、内容はバイオハザードで不安になったが、後半は名探偵コナンになり少し安心したら、オチは劇場版魔法少女まどかマギカみたいな独特な後味でビックリする映画。

 

何を言っているのかわからないかもしれないが、それぐらい衝撃的な映画なのだ。

 

褒めているのか貶しているのかわからない感想かもしれない。しかし面白い映画だ。

 

少しでもストーリー展開をネタバレしたら楽しめなくなってしまう映画。抽象的な表現で感想を言うことしかできない。おすすめなので是非劇場で観て欲しい。

 

あと、浜辺美波が、かわいい。だからオススメ。

 

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『屍人荘の殺人』がオススメである理由は、物語や役者が演出が素晴らしいことだけが理由ではない。使われている音楽も最高なのだ。主題歌だけでなく、挿入歌も含めて。

 

特にインディーズバンドが好きな人にとっては「このバンドの曲がメジャー映画で使われるの?」と驚くと思う。そんな音楽を映画館で聴けるだけでも価値がある。知名度が低いバンドが多いが、素晴らしいバンドばかり登場している。

 

Perfume『再生』

 

挿入歌にはインディーズバンドが数組使われているが、主題歌はメジャーアーティストの曲。Perfumeの『再生』という曲だ。

 

主題歌も名曲。カッコよさとかわいさが両立している。

 

最近のperfumeは歌よりもバックトラックが目立つ楽曲が多いように思っていたが 、この曲は歌モノ。『GAME』『⊿』『JPN』など10年近く前のアルバムに収録されても違和感がないテクノポップ。

 

それでも聴いていて新鮮な気持ちになる。今のPerfumeがやるからこそ魅力的にも感じる。

 

中田ヤスタカは世間がPerfumeにイメージするようなテクノポップを作り、今のPerfumeが歌とダンスで表現しているように思う。過去と現在が組み合わさるような感覚。それによって結果的に最新のPerfumeを感じる曲になっている。

 

まさにperfumeを「再生」しているような感じ。

 

このMVの面白いところは、映画を観た人がPerfumeのダンスが映画とリンクしていることに気づくところだ。「MVに映画の伏線があったのか!」と驚いてしまう。 

 

ちなみに、もう一つ驚くことがある。

 

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それは浜辺美波がとてもかわいいことだ。かわいくて驚いてしまった。

 

Hawaiian6『MAGIC』

MAGIC

MAGIC

  • HAWAIIAN6
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

PerfumeのMVよりも驚いたことがある。映画内でHawaiian6の曲が使われ、本人も登場したことだ。

 

結成20年以上のベテランメロコアバンド。しかしメディアや映画に出てくることはほとんどない。音楽映画でもないのに出てきたことに驚いた。

 

出番が一瞬でも彼らの演奏はかっこよかった。使用されていた楽曲は『MAGIC』。バンドの代表曲の1つ。

 

僕たちには可能性がある

希望も絶望もあるけれど

僕たちの人生は輝いている

魔法みたいに

 

英語詞だが難しい単語や表現は使われていない。英語が話せなくてと聴き取れたり訳することが出来るかもしれない。歌詞からはストレートなメッセージを感じる。メッセージ胸に突き刺さる。

 

それを映画館で聴けたことが嬉しい。

 

ちなみに、もう一つ嬉しいことがある。

 

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それは、浜辺美波が口をプクっと膨らませた表情を見れたことだ。この顔がかわいくて嬉しい。

 

殺助『ゼァ!』『CICADA』

 

このバンドの存在を自分は知らなかった。

 

調べたが楽曲配信もしていないし、YouTubeには使用楽曲の公式動画はアップロードされていない。

 

殺助というバンド。『ゼァ!』と『CICADA』の2曲が使用されていた。

 

挿入歌が使われたバンドの中では最も知名度が低い。音楽好きでも存在を知らない人がほとんどのバンドだと思う。

 

しかし映画内では最も長時間流れていた曲。特に『ゼァ!』は重要な場面で使用されていた。洗脳するかのように爆音で流れていた。鑑賞した人が最も印象に残った曲だと思う。

 

映画を通して知らないバンドを知ることができた。まだまだ世間に知られていない音楽が沢山あるのだとさいにんしきした。

 

ちなみに、もう一つ映画内で知らなかったことがある。

 

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こんな顔を浜辺美波ができるとは知らなかった。これもかわいい。

 

GO! THE SKIP『TOKYO TOWER』/ 浪漫革命『サマタイム』

TOKYO TOWER

TOKYO TOWER

  • Go!The Skip
  • J-Pop
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

Go!The Skipはキャリアもあるベテランロックバンド。15年ほど前にはメジャーデビューを経験しCDTVなどテレビ番組への出演経験もある。実力もあるバンド。

 

胸に染み渡るロックサウンドが最高なのだ。THEピーズに近い雰囲気も感じる。

 

劇中で使われた『TOKYO TOWER』のようなミドルテンポの曲は優しく胸に染み渡る。アップテンポの『ふるさと』という曲はキレッキレな演奏でカッコいい。

 

サマタイム

サマタイム

  • 浪漫革命
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

浪漫革命というバンドの『サマタイム』も使われている。

 

京都出身のバンド。京都を拠点に活動している。70年代ロックの雰囲気を取り入れつつも現代の匂いも感じるような不思議なバンド。

 

曲が似ているわけではないが、初期のくるりやキセルなど京都出身の先輩バンドに近い空気感もある。

 

一度だけライブを観たことがある。良いライブだった。音源では落ち着いた曲が多いように聴こえるが、ライブでの演奏やパフォーマンスはキレッキレ。しっかりフロアを盛り上げていた。

 

キレッキレといえば、もう1つ思い出してしまうことがある。

  

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映画内で槍を使っている浜辺美波だ。鋭い眼光でキレッキレで槍を動かす姿。それもかわいい。

 

Laura day romance『大停電』

 

個人的に特にテンションが上がった挿入歌がある。Laura day romance『大停電』だ。

 

このバンドは以前から好きで音源もよく聴いていた。ライブも観たことがあるが素晴らしかった。

 

さわやかなで聴きやすい演奏だが、よく聴くと複雑なこともやっているのが印象的。メロディは美しく歌詞は切ない。正統派なようでクセもある。それに惹かれた。

 

女性メンバーの井上花月がメインで歌うことが多い。彼女の透き通る歌声が心地よい。

 

しかし川島健太郎とのツインボーカルで歌う曲の方がバンドの個性が強いのも思う。映画で使われた『大停電』もツインボーカル。使われた時間は短いが、バンドの個性はしっかり映画内でも感じた。

 

現在流通しているCDに『大停電』は収録されていない。この曲はライブでしか聴くことができない未発表曲。YouTubeにもライブ動画しかない。

 

そんな曲を有名俳優が出演している映画で使用されている。流通されている音源を使用した方が双方にメリットがあるはずなのに。

 

彼らの魅力をしっかり感じて映画に最も合う曲は『大停電』と考えたのかもしれない。彼らの魅力を映画内の短い時間でも伝えられる曲は『大停電』と判断したのかもしれない。

 

『屍人荘の殺人』のスタッフは映画への愛だけではなく音楽への愛もあるのだと思う。

 

ファンとしても映画内で使われたことは嬉しい。しかし奇想天外なことをするとも思う。

 

『大停電』は映画のストーリー展開とは関係ない部分で使われている。無名バンドの未発表曲をそんな使い方をするとは嬉しいけども奇想天外だ。

 

ちなみに『屍人荘の殺人』では奇想天外なことがもう1つある。

 

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それは浜辺美波がかわいいことだ。奇想天外なかわいさ。

 

Laura day romanceの魅力

 

自分がLaura day romanceで最も好きな曲は『sad number』という曲だ。

 

 

2019年にリリースされたシングル曲。さわやかさを感じる演奏と心地よいメロディ。でも歌詞は切ない。『sad number』というタイトル通り別れの曲。悲しい曲。

 

しかし演奏やメロディから悲しさを感じない。井上花月は明るく歌っているようにすら思える。

 

そのギャップによって、より切なく感じる。主人公は別れが悲しくても強がっているように感じる。主人公の想いや歌の情景がより鮮明に頭に浮かぶ。

 

それに胸が締め付けられる。そのような表現をしているこの曲が胸に染みる。

 

 

バンドとしての個性はツインボーカルの楽曲の方が伝わりやすいかもしれない。

 

『lovers』という曲。ツインボーカル曲で2人の歌のハモり方が独特。違うメロディを歌ったりもする。複雑な歌なのにそれを感じない。ポップに感じる。

 

Laura day romanceのメロディや曲展開は王道のJ-POPに近い。それが個性的な演奏で表現されることで他にはない魅力的な音楽になる。それが自分の好みに合致して大好きだ。

 

まだ知名度も人気もない。でも多くの人に響く音楽だと思う。まだ知られていないだけで、このバンドを好きになる人がたくさんいると思う。

 

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Laura day romanceのことは浜辺美波と同じぐらいに好きだ。

 

いや、ごめん。嘘ついた。浜辺美波の方が好きだ。

 

 良い映画には良い音楽がある

 

今年も良い映画をたくさん観た。心に残る映画がたくさんあった。

 

そして、気づく。

 

良い映画には良い音楽が関わっていることが多いのだと。

 

例えば『イエスタデイ』という映画ではビートルズの名曲が沢山使われていた。突っ込みどころは多い作品だが、エンタメ作品として観れば楽しい。むしろビートルズが作品の魅力を引き立てていたとも言える映画。

 

 

『空の青さを知る人よ』も良い映画だった。挿入歌と主題歌にあいみょんの楽曲が使われている。

 

映画タイトルと同名の『空の青さを知る人よ』という曲は挿入歌として使われていた。使用シーンでは鳥肌が立った。流れるタイミングが最高で、音楽によって登場人物の感情がより伝わる演出になっていた。

 

 

良い映画を観た後の余韻には、物語や演出や役者の印象だけでなく、作品内の音楽の印象も含まれていることが多い。 映像と音楽は互いに魅力を引き立てる関係にある。

 

こだわって作られた映画は音楽にもこだわっている。それは音楽だけではない。映画に関わる様々な部分を細部にまでこだわって作っている。それによって感動を与えてくれる。

 

『屍人荘の殺人』は良い映画だと思う。この冬にオススメしたいエンターテイメント映画だ。

 

それは映像や演出も役者の演技も素晴らしいし、使用された音楽も素晴らしい。

 

映画をきっかけに使用楽曲にも興味をもってもらえたらと思う。逆に音楽をきっかけに映画を鑑賞するのもいいのではと思う。 

 

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でも、やっぱりこの映画が名作になった理由は、浜辺美波のかわいさが重要なポイントだ。

 

浜辺美波によって映画の魅力が200%引き上げられている。なんだ、この顔。浜辺美波、かわいい。

 

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