オトニッチ

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日向坂46とココイチのキャンペーンで車輪が軋むように泣いたファンがいる

急にココイチ食べたくなったんだ。美味くて辛い名古屋生まれ。タワレコみたいな黄色い模様の飲食店。

 

それはナゼーかと言うと、日向坂46がコラボレーションをしたからだ。特定のメニューを注文すると、メンバーの写真とサインが印刷されたコースターがもらえるのである。

 

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ココイチと日向坂46は、2019年にも同様のキャンペーンを行っていた。

 

自分は早々と小坂菜緒のコースターを手に入れた。「可愛い」と思い、キュンキュンキュンしちゃった。あっという間に虜になった。

 

 

気づけば前回のキャンペーン以来、ココイチには行っていない。無視してたわけじゃなく、生きるのに忙しくて来店できなかった。

 

いや、実際は、上等カレーには頻繁に行っていた。ごめんね。全ては僕がいけないんだ。

 

しかし同様のキャンペーンを行うならば、再び行かざるを得ない。コースターに見事に釣られました。

 

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今回はテイクアウトをした。だから熱々のカレーライスを、すぐに食べることができない。自宅まで約15分。カレーライスよ、熱々のまま待っててくれるか。家に着くまで。

 

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自宅に到着しココイチの凄さを実感する。自宅に着いても、冷めずに熱々だったからだ。嬉しかった。その熱さを僕は忘れない。

 

注文したのは『手仕込チキンカツカレー』。そこに『半熟たまごタルタルソース』をトッピングした。

 

ナゼーこのメニューにしたかというと、手仕込みチキンカツカレーに1品トッピングをする条件で、コースターを貰えるからだ。

 

しかしコースターがなくとも価値がある商品だと思う。それをチキンカツの分厚さを見て実感した。この厚さはボリューミーで最高だ。その厚さを僕は忘れない。

 

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せっかくなので、カツにカレーをかけてみる。

 

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ココイチは辛さを自身でカスタマイズできるが、今回は普通の辛さにしてみた。それでも少し舌にしびれが残る。静電気みたいにほんの一瞬でビリビリした。それが心地よい。

 

カツのジューシーさとカレーの香りのバランスが絶妙で、美味さがドレミのファをすっ飛ばしてくる。カレーを飲み込んだままドレミが止まらない。

 

やはりカレー専門店だけあってカレーは美味い。しかしチキンカツにもこだわりを感じる。期待していない自分の気持ちを、良い意味で裏切ってくれた。それぐらいにチキンカツ自体も美味い。

 

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付属していたソースをかけて、チキンカツだけでいただくのも良い。芳醇なソースがカツの旨味を引き出す。あまりに美味くて、ただがむしゃらに食べる。

 

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ここでカレーとトッピングの『半熟たまごタルタルソース』をご飯とチキンカツにぶっかけた。カレーが飛び散ってしまう可能性もあるので、真っ白な服が汚れないように守って食べる。

 

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約束の卵を潰しドロドロにして、カレーとカツに絡めて食べるのも最高だ。カレーとカツに夢中になって米を食べ忘れていたが、米を食べなきゃ生きてる意味ない。慌てて誰よりも早く食べる。カレーと合わせると、米の旨みは増大する。何があったって米は最強だ。

 

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チキンカツの上にトッピングのタルタルソースが残った。タルタルチキン。

 

気づけば綺麗に食べ尽くしてしまった。知らないうちに食べさせられていた。

 

カレーライスだけでも大満足だが、ココイチに来たのはカレーが目的ではない。コースターが目的だ。自分にとってココイチはカレー&コースター専門店だ。

 

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さっそく開封してみる。

 

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小坂菜緒だった。「可愛い」。3年前の前回も小坂菜緒を引き当てた。一生で一回、そんな奇跡が起こった。自分と小坂は相思相愛のようだ。コースターになった小坂は手が届くマドンナだった。

 

しかし全国のおひさまがショックを受ける事態にもなっているらしい。コースターの配布が終了した店舗が増えているからだ。キャンペーン開始から数日経てば、コースターは手が届かないマドンナになってしまう。

 

手に入らなかった悔しさと悲しさで、車輪が軋むように泣くおひさまが後を絶たない。可哀想だ。もっと用意して欲しかった。

 

でもこれはココイチが悪い訳では無い。日向坂46にも非はない。

 

全部若林のせい。