2020年末。BiSHが解散を発表した時は驚いた。人気は絶頂だったしパフォーマンスもノリに乗っていて、当時は紅白歌合戦への出場も決まっていたからだ。そんなタイミングで活動を終えるなんて勿体ない。 解散理由は「一番輝いている時に終わらせる」ため。これ…
2023年7月2日。中野サンプラザは閉館する。自分は何度もこの会場で、大好きなバンドやアーティストのライブを観た。たくさんの思い出がある特別な会場だ。 そんな会場でサンボマスターと銀杏BOYZの対バンライブが行われた。2組とも自分が10代の頃に好きにな…
2023年3月。長年サポートベーシストとしてカネコアヤノと共に活動していた本村拓磨が、サポートメンバーとしての活動を終了すると発表された。 それについての詳しい理由はわからない。だがカネコアヤノが小さなライブハウスすら埋まらなかった時代から支え…
ずっと真夜中でいいのに。の音楽は、ビートの強さが要だ。自分はずとまよの音楽と出会った時から、そんなことをずっと思っていた。J-POPとしてのキャッチーさを忘れずにビートの強さを極めることで、ずとまよの個性は深まり魅力が増大すると信じている。 ビ…
ロッキング・オン編集長の山崎洋一郎は『JAPAN RADIO』というpodcast番組をやっている。毎回1組のロックバンドを取り上げて魅力について語るという内容の番組だ。 そのpodcastの5月に配信された最新回で、UNISON SQUARE GARDENが特集されていた。番組内で山…
久々に観たメレンゲのライブは『メレンゲ ワンマンライブ』という、シンプルライブタイトルだった。だからどのような内容になるのか予想がつかなかった。 そんなライブはシンプルとは言えないような、少し変わった内容だった。まるで2つのコンセプトを考えて…
LOVE MUSIC FESTIVAL 2023 day1 で観たライブの簡単な感想とセットリストのまとめです。 サバシスター ゴールデンボンバー ヤバイTシャツ屋さん キュウソネコカミ HEY-SMITH 04 Limited Sazabys BiSH サバシスター 初めて観たサバシスター。パフォーマンスも…
6月4日。日比谷公園で行われた『日比谷音楽祭2023』に小山田壮平が出演した。 出演ステージは小音楽堂。キャパ約1000人の会場だが、座席は全て埋まっておりキャパオーバーしていた。そのためか立ち見客もたくさんいて、開演前には入場も制限していたようだ。…
「集まってくださりありがとうございます」と言って頭を下げ。たかはしほのかはギターを優しく奏でた。 リーガルリリーの最新ミニアルバム『where?』のリリースイベントとして渋谷のタワーレコードで行われた、たかはしほのかの弾き語りライブ。K-POPコーナ…
「連番相手が決まっていないのにチケットを2枚取ってもいいのか?」ということへの賛否について、時折Twitterで話題になる。どうやら一緒に行く相手がいないのに複数枚チケットを取って、チケット当選後にSNSを使って連番相手を探す人がいるようなのだ。 と…
2022年3月。Cody・Lee(李)はメジャーデビュー発表をした。ワンマンライブのアンコールでその発表はされており、会場は900人キャパの恵比寿リキッドルームだった。その後メジャーデビュー後初の全国ツアーを行ったが、東京公演は1300人キャパの渋谷O-EASTで行…
自分の日課のひとつに、インスタグラムでアイドルの写真を観てニヤニヤすることがある。そのため頻頻にアイドルのプロフィール欄にアクセスし「更新されてないかな♪」と確認する。これが自分のモーニングルーティンだ。 そんなモーニングルーティンをしてい…
開演前の客席は穏やかなBGMが流れていたので、気品がある空間が作られていた。観客もそれに合わせようとしているのか、静かに着席し開演を待っている。 しかしそれでも観客のライブへの期待や緊張は隠しきれていない。どことなく落ち着かない様子で、周囲を…
お父さんやお母さんに連れてこられたチビッ子は、ライブを観ても何がなんだかわからないかもしれない。 でも、大人になった時、子どもの頃[Alexandros]のライブを観たことを自慢に思える日が来るよ。そして君のお父さんやお母さんが[Alexandros]を見せてくれ…
本日はビバラロック最初から最後まで休む暇がないほど良きメンツです朝イチのハルカミライ、リハの『ファイト!!』で楽器を投げ捨ててるし、リハの意味があるのかよくわからなくて最高(笑)そして約15年振りに規制無しでELLEGARDENを観れる今日は『Make A Wish…
『歌舞伎乙女』というツアータイトルが付いている通り、今回のゲスの極み乙女のライブは『歌舞伎』をコンセプトにした特別な内容だった。 開演前のステージは緞帳で隠れていたものの、ステージ下手側には落語で使われることが多い『めくり台』が置かれており…
約15年ほど前。自分は初めて銀杏BOYZをライブハウスで観た。凄まじいライブだった。バンドの演奏やパフォーマンスも衝撃的だったのだが、それと同じぐらいフロアの雰囲気にも驚いた。 バンドが登場し、爆音で音を鳴らした瞬間、それまで大人しかった観客の目…
6月29日にBiSHは東京ドームで解散する。つまり今回のツアー『PUNK SWiNDLE TOUR』はBiSHにとって最後の全国ツアーでもある。だからこそいつも以上の期待と緊張と、いつもと違う寂しさと切なさを感じる清掃員が、少なくなかったと思う。 自分が参加した大宮ソ…
フジファブリックとくるり。この2組の対バンは、待ち望んでいたファンが多いかもしれない。 この2組は15年以上前から交流があり、岸田繁と志村正彦は飲みに行く仲でもあった。2010年に富士急ハイランドで行われた『フジフジ富士Q』にくるりは出演しているし…
代々木第一体育館で『AGESTOCK2023』というイベントが開催された。主催者は学生のイベントサークルらしい。学生主催とは思えないほどの大規模な会場での開催だし、メインの出演アーティストはBiSHとHump Backという豪華さだ。 そんな豪華なイベントは、当然…
本日は『LIVE the SPEEDSTAR』自分にとって今年初フェス矢野顕子か出るのでGRAPEVINEには『1 & MORE』をやって欲しいバインとつじあやののコラボ&矢野顕子と岸田繁のコラボもあるらしいから『Shiny Day』や『おいてくよ』を聴けることが確定してるのが嬉し…
開演前の会場にはBGMとしてモーリス・ラヴェル作曲の『ボレロ』が流れていた。「酒場で一人の踊り子が踊っていると、次第に周囲の人たちが集まり一緒に踊り出す」という物語のバレエ作品に書き下ろされた楽曲だ。 もしかしたらクリープハイプが、自身のバン…
日本のライブにおける観客の手拍子は、表拍で叩かれることが多い。 演歌や民謡や童謡など日本の文化が色濃く出た音楽は、表拍でリズムを取った方が自然である。そんな文化やしきたりが日本人には染み付いているのかもしれない。それは悪いことでもないし日本…
1曲目で早くも意表を突かれた。『乃木坂の詩』からライブがスタートしたからだ。 この楽曲はグループのテーマソング的なポジションの楽曲であり、ライブの最後に披露されることが多い。1曲目に披露されたことは初めてかもしれない。 しかもメンバーは客席の…
ステージに登場したメンバーは、少し緊張しているように見えた。観客も同様に、緊張している人が少なくないように感じる。普段のGRAPEVINEは最初からリラックスして登場することが多いし、観客もそれを温かく迎え入れることが多いのに。 それは今年初ライブ…
【外付け特典付き】パレードが続くなら (初回生産限定盤)(紙ジャケット仕様)(特典:YUKIオリジナルトート型エコバッグ付き) アーティスト:YUKI ノーブランド品 Amazon 楽曲だけで評価するならば、アルバムとして統一感があるかというと、それはないように感じ…
そういえばコロナ禍になってから声出しが解禁された日向坂46のライブは、幕張メッセイベントホールで開催された四期生による『おもてなし会』が初めてになった。 とはいえ出演者は去年9月に加入した四期生メンバーの12人のみ。11月のライブに一部出演してい…
the pillowsが『ペナルティライフ』と『GOOD DREAMS』というアルバム2枚の再現ライブツアーを行うと知り、必ず行かなければと思った。個人的に『GOOD DREAMS』には思い入れが深いからだ。 自分が初めて買ったthe pillowsのアルバムが『GOOD DREAMS』だった。…
WHOOPEE 礼賛 J-Pop ¥2139 BiSHのサウンドプロデュースを務める松隈ケンタが、かつて自身のYouTube配信で「作詞作曲は誰でもできる。でも編曲は誰でもできるわけではない」と語っていた。 それは安田大サーカスのクロちゃんが作詞作曲、松隈ケンタ率いるSCRA…
2021年にカネコアヤノが初の日本武道館公演を行った時、ファンは「ついに武道館まで来たか!」という特別な想いや興奮した気持ちを持って会場へ足を運びライブを観たと思う。 カネコアヤノもバンドメンバーも、いつものライブより浮き足立った様子に見えたし…
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