中村一義のライブを久々に観に行った。ライブの開演前は、期待に満ちてワクワクしていることが多い。しかし久々に中村一義のワンマンを観に行った自分は、期待よりも不安の気持ちの方が勝っていた。 それは中村が出演していた2019年のロックインジャパンでの…
”ライブハウス特有の熱気”というものがある。オールスタンディングで密集していることや、ステージとの距離感が近いことによる高揚感からくるものだ。座席がある会場と比べると落ち着いて観ることが難しいが、それによって生まれる感動や興奮もある。 櫻坂46…
久々に名古屋までライブを観るために遠征した。どうしてもスピッツの関東公演のチケットが取れなかったからだ。 以前からそうだっだ、スピッツのライブは申し込んでもなかなか当選しない。超絶人気バンドかつ良いライブをやるバンドなので、それは仕方がない…
ステージに出てきた山中さわおは、開口一番に「会いに来たよ!」と叫んだ。 2023年の12月は、日本のロックシーンに悲しいニュースが流れたばかりだった。だなら今こんな言葉をバンドマンに叫ばれたら、それだけで心を掴まれてしまう。バンドマンの優しい言葉は…
組み合わせが発表された時点で、このライブは必ず行かなければと思った。奥田民生とフジファブリックの対バンなのだから。 この2組が同じステージに立って対バンすることには、特別な意味がある。 フジファブリック創始者の志村正彦がプロのミュージシャンを…
チバユウスケが死んだ。 仕事の昼休憩、SNSを開いたらオリコンニュースの「チバユウスケさん死去」という文字が目に飛び込んできた。リンクに飛んで内容を読んだが、状況をすぐに理解はできなかった。 ステージではとんでもない迫力の声で歌っていたし、癌が太…
坂道グループが1ヶ月間同じ会場を貸し切って、各グループが順番に連日ライブを行う。しかも会場はキャパ900人のTHEATER MILANO-Za。ドームやスタジアムでライブを行ったり、全国ツアーでアリーナを埋められるグループとしては、かなり小さな規模の公演だ。 …
1曲目の『STAR』が始まった瞬間、今回のライブは凄まじい内容になると確信した。それほどに最初から「これがライブのピークでは?」と思うほどに素晴らしかったのだ。 スモークの中で真っ白な照明の逆光で、メンバーのシルエットだけが浮かび上がる。そんな情…
「こんばんは!渋谷!渋谷!」と、登場時から機嫌が良さそうな田中和将。去年様々な事があり半年ほど活動が止まっていた時期があったためか、今年のライブは緊張感ある雰囲気の登場が多かった。 だが今回は違う。バンドは純粋にステージに立ち演奏することを喜…
藤原さくらはShibuya WWW Xで1ヶ月間毎週1回ライブを行なっていた。『週刊空港(エアポート)』と名付けられたライブタイトルで、彼女にとって同会場で1ヶ月連続で公演を行うことは初めてである。 自分は『Terminal1』とタイトルに付けられた初週のライブにも…
開演時間をすぎると山内総一郎と小出祐介とオカモトショウのがステージに登場した。 「どうもー!オカベボフジラですぅ!」と、NSCを卒業したばかりの若手吉本芸人のように挨拶する3人。『オカベボフジラ』とは今回のライブイベントのタイトルだ。OKAMOTO'SとB…
木下理樹はアイドル性が高い。 関係者や交流のあるミュージシャンの話を聞く限りは、かなり愛されているようだし気にかけられているようだ。それでいて「生誕祭」まで行ってしまう。会場にはファン有志による花が贈られていた。 アイドルのように愛されてい…
ユニコーンというバンドは、本当にイカれている。それと同時に、本当にイカしている。 そんなことを配信リリースされたEP『ええ愛のメモリ』を聴いて思った。 ええ愛のメモリ Sony Music Labels Inc. Amazon このEPでメンバーは歌っていない。かと言ってゲス…
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが解散して、今年で20年が経った。 それほどの年月が経っているのだから、例えロックが好きだとしても、若者はバンドの存在や楽曲を知らないことが当然だろう。なんなら若手バンドマンですら「ミッシェル?知らないけど.....」と…
開演前。「ご搭乗の最終案内です。ご登場をお急ぎください」というアナウンスが、会場のスピーカーから流れていた。同じ内容が英語でも流れていたので、会場はまるで空港構内のような空気が流れている。 それもそのはずだ。今回のライブは藤原さくらの最新ア…
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