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【ライブレポ・セットリスト】椎名林檎『(生)林檎博'24-景気の回復-』at さいたまスーパーアリーナ 2024年11月24日(日)

開演時間を過ぎても客席の照明は点灯したままだったが、バンドメンバーやオーケストラはステージにスっと出てきて、演奏の準備を進めていた。観客は明確に開演の合図がないまま出てきた演者に戸惑いつつも、歓声と拍手を贈る。

 

そういえば8月に観た小沢健二の『LIFE再現ライブ』も、このような始まり方だった。ライブ会場は非日常の空間でありながらも、日常と繋がった時間でもある。音楽は日常の中で聴くものだし、日常と繋がっているものである。それを小沢健二を観た時に感じた。

 

もしかしたら椎名林檎もそれに近い考えで、日常の中にある非日常を生の音楽によって表現しようとしているのかもしれない。そんなことを椎名林檎の6年振りのアリーナツアー『(生)林檎博'24-景気の回復-』のさいたまスーパーアリーナ公演を観て思った。

 

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演奏陣が出揃い指揮者の斎藤ネコが客席へ向けて手旗を振って挨拶をしたことを合図に、ステージと客席の照明が落とされ演奏が始まった。

 

1曲目は『 鶏と蛇と豚』。MVにも出てきた僧侶が4人登場し、お経を唱えながら緑色のビームでピラミッド型の結界を造る映像が流れる。そのピラミッドの中に寺の映像が映され、両サイドにはアンドロイドのような見た目になった椎名林檎の姿が映る。当の椎名林檎の生の姿は現れないものの、映像に合わせてエフェクトのかかったボーカルは流れていて、会場を独特な空気で包んでいた。

 

そんな映像と歌声に合わせたバンドとオーケストラの演奏は圧巻だ。超一流の演奏家を集めただけあって技術はハイレベルだし、音響もアリーナとは思えないほどに良い。PAも一流だ。音響には特に経費をかけてこだわったのだろう。

 

UFOの円盤から降りてくるかのように、ステージ中央天井から金髪のウィッグと赤いマントを纏った椎名林檎が登場し、観客から大歓声が上がったタイミングで『 宇宙の記憶』が演奏された。坂本真綾に提供した楽曲のセルフカバーだ。

 

華やかなオーラを放ちながら歌う姿には見とれてしまうし「地球のみなさん、ごきげんよう」というオープニング映像のアンドロイド設定を生かした挨拶で世界観を構築していることにもグッとくる。椎名林檎のライブや音楽として優れているだけでなく、エンターテイメントのステージとして世界観が丁寧に構築されている。だから独特な世界観に引き込まれてしまうし惹かれてしまうのだ。

 

椎名林檎がステージに舞い降りてから歌われた3曲目は『永遠の不在証明』。スタンドマイクで歌う姿が妖艶で、資生堂の真っ赤な口紅を塗る映像も生の椎名林檎の姿とリンクした妖艶さがある。ライブにおける映像演出は音楽に寄り添ったものが多いが、椎名林檎のライブの場合は音楽だけでなく生の椎名林檎の姿自体をより魅力的に見せるための映像も多い。

 

序盤はしっかりと聴かせて観せる演奏と演出が多かったが、ここからは観客の心を昂らせる演奏と演出が続く。勢いある石若駿のドラムから 『静かなる逆襲』が始まると、オーケストラやホーン隊の壮大な演奏で会場を華やかに彩った。

 

椎名林檎は赤いマントを脱ぎ捨て、近年のライブではレギュラー出演している姉妹ダンスユニットのSISも登場しステージを大きく使いながら踊る。スクリーンには都会の夜景の映像と共にツアーロゴが映し出され、観客はその瞬間に大歓声をあげ手旗を大きく振る。

 

オーケストラは華やかな演奏をしているが、バンドはロックなサウンドなのも最高だ。この楽曲では椎名林檎もギターをかき鳴らしている。間奏で椎名林檎が「ギター!」と叫んだ後の名越由貴夫の歪んだ音のギターソロも最高にクールだった。ギターソロを弾く名越と共にスクリーンに“754”という数字が映っていたのが、遊び心があって良い。

 

個人的に最も驚いた選曲が『秘密』だ。東京事変の2ndアルバムの楽曲である。石若の音源よりも長いドラムから曲が始まり、音源でも弾いていた伊澤一葉が音源と遜色無いピアノを弾き、他のバンドメンバーが音源を超える迫力の演奏を鳴らす。椎名林檎のボーカルも最高で、SISと一緒に踊る椎名林檎の姿も印象的だ。

 

今回の披露曲で最も古い『浴室』も嬉しい。打ち込みの音を重ねた長いイントロから始まるアレンジで、そんなイントロに合わせてスパンコールの紫色のジャケットを着たベースの鳥越啓介が足を交互に上げながら踊っていた。

 

演奏も歌も素晴らしかったことはもちろん、この楽曲では定番となっているレプリカの包丁を使って踊るパフォーマンスにも引き込まれる。演奏もパフォーマンスもヒリヒリした緊張感があった。

 

そこから一転して『命の帳』では椎名林檎がステージに倒れ込んだ状態で、ほとんど動かずに歌う。先ほどとの動きのあるパフォーマンスとは真逆なことが印象的だ。倒れ込む椎名林檎の姿を上から映した映像がスクリーンに流れていたが、先ほどまでは手旗を振って盛り上がっていた観客も静かにじっとステージを見つめていた。

 

続く『TOKYO』ではスクリーンに東京の夜景が映り、再びオーケストラの音が映える華やかな演奏になる。この楽曲での椎名林檎のボーカルは凄まじかった。声量が物凄いのに表現は繊細で、改めてとんでもないボーカリストなのだと実感する。

 

椎名林檎が〈飲み込んで東京〉という最後のフレーズをアリーナ目一杯に響く声量で歌うと同時にステージの奈落へと椎名林檎は沈んでいき、スクリーンの東京の街は水に飲み込まれていった。華やかな映像と演奏と歌だったが、最後は不穏な余韻を残していた。

 

そんな余韻の中、バンドとオーケストラだけで『さらば純情』が演奏され、エフェクトのかかった椎名林檎のボーカルが流れる。水の中をイメージしたのだろうか。水滴がいくつも滴っている映像が美しい。不穏な空気を幻想的な空気に変えてしまった。

 

人魚姫を意識したであろう衣装に着替え、貝殻型のベッドに乗って椎名林檎が再登場し披露されたのは『おとなの掟』。海底の映像にリアルタイムで歌う椎名林檎の映像が重なる映像演出が幻想的だ。

 

初めまして。黒猫屋の新若旦那です。在来線の乗り鉄兼撮り鉄です。小学2年生です。

 

母ひ作曲が専門でサウンドについて考えることはとても楽しいようです。ですが作詞をしているときは苦しそうで、僕もアドバイスをしますが聞き入れてもらえません。書くべきことに迷いがないから、使う言葉を一言も間違えたくないのだと思います。

 

僕の姉が母のお腹にいる頃、母はとあるヒット曲に感銘を受け、それに影響を受けた二次創作的な曲を作っています。2曲続けてどうぞ。

 

ステージが暗転し可愛らしい文字と一緒に、椎名林檎の息子である末っ子の次男によるナレーションが流れた。椎名林檎のアリーナ公演では行われることが多い微笑ましい演出だ。

 

披露されたのはREBECCA『MOON』。かつてミュージックステーションで「嫉妬するアーティスト」として椎名林檎はNOKKOの名前をあげていた。30歳を超えたあたりから聴き始め衝撃を受けたらしい。今の椎名林檎の音楽にも影響を与えているのだろう。

 

人魚姫の衣装を着たまま立ち上がり、スタンドマイクで情熱的に歌っていた。演奏はオーケストラの音が印象的なアレンジになっていて、椎名林檎の色が濃く出たサウンドになっていて新鮮だ。

 

そこから続くのは『ありきたりな女 』。この楽曲もミュージックステーションで『MOON』の続編という設定で描いた曲と紹介されていた。ピアノの美しい旋律が印象的な演奏で、この楽曲の歌唱も情熱的で表現方法も地続きの続編と感じるパフォーマンスだった。

 

序盤は特に魅せる演出が多かったが、ライブが中盤から空気が変わり熱気に包まれていく。お祭りのような豪華で驚きの演出が畳み掛けるように続いたからだ。

 

それは『生者の行進』をきっかけに変わったように思う。音源でコラボレーションしているAIがゲストで登場したからだ。AIが登場したときの歓声の大きさは、椎名林檎が登場した時と遜色がない。それほどに観客は興奮していた。

 

椎名林檎は金髪のウィッグとヒョウ柄のセクシーな衣装とサングラスを着用していて、AIも同じようにヒョウ柄の衣装を着ている。2人が向き合い掛け合いのように歌う迫力は圧巻だ。何度も「AI!」と煽るようにAIの名前を叫ぶ椎名林檎の声はクールで聴いているとテンションが上がる。しかしドラムソロの前に「いしわかっ!」と呼ぶ姿はキュートだった。これにもテンションが上がる。

 

1曲だけ歌い颯爽と去っていくAI。立つ鳥跡を濁さずクールなパフォーマンスだけする姿がかっこいい。ここからエンタメ色が強い華やかなパフォーマンスが続く。SISが出てきてスーツケースや黄色いセットアップの衣装を持ってきて、演奏に合わせて椎名林檎に着用させる。そのパフォーマンスはまるでミュージカルのようだ。

 

演奏されたのは『ジプシー』。この選曲は誰も予想できなかっただろう。なぜなら椎名林檎の楽曲ではなく、伊澤一葉がかつて活動していたあっぱというバンドのカバーだからだ。そんな楽曲をオーケストラの演奏が衣装的な壮大で華やかなサウンドに昇華してカバーしてる。花道を踊りながら練り歩いたりと、椎名林檎とSISの楽しげなパフォーマンスにも惹きつけられる。

 

そこから『人間として』を丁寧にスタンドマイクで歌うギャップにも痺れてしまう。ティンパニーの音が美しく、それに合わせた椎名林檎の歌声も同様に美しかった。

 

椎名林檎が一旦ステージから履け『銀河交響楽団』という言葉がスクリーンに映り、銀河交響楽団が『望遠鏡の外の景色』を演奏する中、今回のライブの演奏家たちの紹介映像が流れた。猫のイラストと会場入りする楽団のメンバーの白黒写真が映される。メンバーはサングラスをしていたり、ロングコートを着ていたりと、なかなかにクールな装いをしている。実際の楽団のメンバーは自身が映っているタイミングでソロの生演奏をする。音楽でも演奏でも楽しませ、サポートするミュージシャンも主役であることを伝えるかのような演出が素晴らしい。

 

メンバー紹介が終わったタイミングで奈落なら椎名林檎が再登場。今度は黒髪のショートカットのウィッグを着用し、黒色の綺麗な着物を着ていて、傘を手に持っている。そんな和風な衣装で披露されたのはスペイン語で歌詞が描かれた『茫然も自失』。異文化が綺麗に混ざり合った空気が新鮮だ。猫の絵が描かれた傘を舞うように回しながら歌う椎名林檎のパフォーマンスにも見惚れてしまう。

 

ここで再びサプライズが起こる。『ちりぬるを』で中嶋イッキュウが登場したのだ。音源でも彼女は参加しているので、ライブでの生再現である。中嶋は椎名林檎と同じように黒髪ウィッグと黒い着物を着ている。薄暗く怪しげな照明の中で歌っていたこともあり、遠巻きからは瓜二つに見える。そんな2人の歌声の相性は音源と同様に抜群だ。2人とも艶がある声色で豊かな表現で歌っている。歌い終わり2人が寄り添いポーズをして奈落へ落ちていくパフォーマンスもクールだ。

 

ティンパニーの美しいソロ演奏が流れ観客の心を穏やかにしたかと思いきや、新しい学校のリーダーズのSUZUKAの歌声が流れ、疾走感ある演奏で『ドラ1独走』が始まる。新しい学校のリーダーズは出演せず映像と音源の音声だけが流れていたが、それでもアリーナ会場で聴くと迫力がある。

 

椎名林檎は野球用語がタイトルの曲だからか、野球のユニフォームを着てギターをかき鳴らす。背番号は51番。椎名林檎にとってのスーパースターである鈴木一郎の背番号だ。映像も新しい学校のリーダーズが野球場にいる映像で、楽曲のコンセプトに合ったものとなっていた。SUZUKAも椎名林檎と同じようにギターを弾いている映像が流れていた。

 

ここでさらなるゲストが登場した。「代わりましてセンター、ボーカル、DAOKO。背番号34番」という本人によるアナウンスからDAOKOが登場したのだ。DAOKOも野球のユニフォームを着ている。丸渕メガネとグッズの帽子を被っている姿がかわいい。かわいい。かわいい。おそらく背番号の数字は彼女の誕生日である3月4日が由来なのだろう。

 

披露されたのは『タッチ』。岩崎良美のカバーだ。野球をコンセプトとした衣装だからこその選曲なのだろう。DAOKOはキュートな歌声で、演奏に合わせて腕を上げたりとパフォーマンスでもキュートに振る舞う。かわいい。かわいい。かわいい。バンドの演奏は甲子園の吹奏楽部の応援かのようなアレンジになっているのが粋だ。ステージの後方にはネオンボードで描かれた「DAOKO」の文字が煌びやかに青く光っている。

 

「代わりましてセンター、ボーカル。林檎。背番号51」というDAOKOのアナウンスで、再び椎名林檎とボーカルがチェンジ。椎名林檎はDAOKOとは違い、ドスの効いた低い声を出して歌っている。普段は自身の曲でも出すことがない声色なのは、DAOKOとのギャップを生み出したかったからだろう。その歌声が新鮮である。椎名林檎が歌っている時はステージ後方のねpんボードは「RINGO」という文字になって、こちらも煌びやかに赤く光っていた。こういった演出も楽しい。

 

最高の盛り上がりが続いた後に披露されたのは『青春の瞬き』。雨の降るスタジアムの映像をバックに歌われたが、個人的にはこの楽曲に最も感動した。椎名林檎の歌声の迫力と表現力が飛び抜けて素晴らしかったからだ。特にサビの声量はものすごく、それだけで鳥肌が立ってしまった。椎名林檎はボーカリストとして超一流だということを、改めて感じる歌唱だった。

 

ライブも後半。ここから怒涛の展開で盛り上がっていく。ドラムのカウントから始まったのは『自由へ道連れ』。RPGゲームに出てくる戦士のような衣装とビンクのウィッグを付けた椎名林檎と、スパンコールの衣装と金髪ウィッグを付けた中嶋イッキュウが一緒に拡声器を持って出てきた。

 

中嶋イッキュウがメインのボーカルを務めつつ、椎名林檎がサポートするかのように一緒に歌う。その豪華さと迫力に興奮した観客は歓声をあげて手旗を掲げる。花道を練り歩きながら「埼玉!」と叫ぶイッキュウのロックスターぶりにも痺れる。

 

ここで中嶋イッキュウと入れ替わるように再登場したDAOKO。こちらもRPGに登場する戦士のような服装だが、パンツスタイルの椎名林檎と違いスカートを履いていてキュートだ。かわいい。かわいい。かわいい。

 

披露されたのは音源でもコラボしている『余裕の凱旋』。椎名林檎と横並びになり一緒に少し拙い動きの可愛らしいダンスをしながら可愛らしく歌う。盛り上げるたけでなく観客に笑顔を与えてもくれた。

 

そしてDAOKOと入れ替わるようにチャラン・ポ・ランタンのももが登場する。もちろん披露されるのは音源でもコラボしている『 ほぼ水の泡』。椎名林檎とももが向き合いながら、掛け合うかのように歌う。SISはビールの売り子の格好をしながら踊り、椎名林檎とももはSISからビールを買って乾杯する寸劇を取り入れていた。演者によるちょっとした演出もライブを盛り上げるきっかけのひとつになる。

 

谷村新司の言い方で「ありがとう!」と言うもも。そして「歌わせてください!最後の1曲!」と言って曲紹介から、最後に『私は猫の目』がパフォーマンスされた。中嶋イッキュウとDAOKOも登場し踊ったりと、ミュージカルのような、お祭り騒ぎのような、様々なエンタメが混ざりあったような豪華で壮大で楽しい空気が生まれる。

 

スクリーンには最新アルバム『放生会』のジャケットと、同じようにギターを持った大きな招き猫が映されている。それをももが指さし「景気回復ビームだ!」と叫ぶと、猫の目から緑色のレーザービームが客席に向かって放射された。多くの観客が景気回復ビームを浴びようとひて手旗を大きく振っている。かわいい。

 

お祭り騒ぎかのようなパフォーマンスで盛り上げ、演者達はステージを去っていき本編は終了した。大団円のような多幸感に満ちた空気の中、さらに景気回復ビームを浴びたがっている観客がアンコールを求め拍車をしている。

 

「アンコールありがとう!埼玉!」という煽りを合図に始まったアンコール1曲目は『初KO勝ち』。Perfumeのっちとコラボした楽曲だ。のっちは映像による出演だったが、とはいえアリーナ規模に響く椎名林檎とのデュエットはグッとくる。

 

椎名林檎はボクシングのグローブをはめて、時折パンチしたりと楽曲のテーマに合わせたパフォーマンスをしている。途中で倒れ込んで観客の歓声により立ち上がるパフォーマンスも楽しい。

 

「今日は会えて嬉しかったです」という簡単な挨拶から最後に『ちちんぷいぷい』。ポップなピアノのイントロから始まり、華やかで迫力ある演奏にのせて、椎名林檎が歌う。間奏では観客がお馴染みの「林檎!」というコールを叫ぶ。

 

本編では素晴らしいエンターテイメントを見せて最高の空間を創っていたが。アンコールでは観客との一体感によって最高の空間を使っていた。

 

椎名林檎のライブへ行く都度に「これはコンサートなのか、ライブなのか、ミュージカルなのか?」と音楽関連のエンタメのどれに当て嵌めることも難しく感じるような、新しいエンタメを観た気持ちになる。

 

今回の林檎博はその方向性がより一層極まり、椎名林檎にしかできない、椎名林檎だからこそのエンターテイメントになっていた。ベテランといえるキャリアになっても進化し続けているし、新しい価値を音楽を通じて提供してくれる。

 

きっとこれからも進化し続けるのだろうし、その都度自分は衝撃を受けるのだと思う。次はどのような新しいエンターテイメントを届けてくれるのだろうか。余韻と共にワクワクも止まらない。

 

そんな素晴らしい未来に期待しつつ、またあなたに逢えるのを楽しみに待ってさようなら。

 

■椎名林檎『(生)林檎博'24-景気の回復-』at さいたまスーパーアリーナ 2024年11月24日(日) セットリスト

1.鶏と蛇と豚
2.宇宙の記憶 ※坂本真綾 セルフカバー
3.永遠の不在証明
4.静かなる逆襲
5.秘密
6.浴室
7.命の帳
8.TOKYO
9.さらば純情
10.おとなの掟
11.MOON ※REBECCA カバー
12.ありきたりな女 
13.生者の行進 with AI
14.ジプシー ※あっぱ カバー
15.人間として
16.望遠鏡の外の景色
17.茫然も自失
18.ちりぬるを with 中嶋イッキュウ
19.ドラ1独走
20.タッチ  ※岩崎良美カバー with DAOKO
21.青春の瞬き
22.自由へ道連れ with 中嶋イッキュウ
23.余裕の凱旋  with DAOKO
24.ほぼ水の泡 with もも
25.私は猫の目 with DAOKO,中嶋イッキュウ,もも

 

アンコール

26.初KO勝ち
27.ちちんぷいぷい