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ホールの最前列でエビ中のライブを観たら良いことも悪いこともあった

最前列

 

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私立恵比寿中学ことエビ中のライブを最前列で観た。ホールの最前列でほぼド真ん中の席。ステージから自分の座席までの距離は1メートルほど。毛穴も見える距離。毛穴、けっこう見えた。

 

ライブハウスで人波に流れてたどり着いた最前列とは違う。他人の汗が自分に付くことがない。圧縮で酸素が薄くなることもない。

 

ホールの最前列は誰にも邪魔されない。オタクを視界に入れることもない。エビ中のみに集中してライブを観ることができる特等席だ。

 

最前列ド真ん中のチケットを手に入れたことは初めて。二度と手に入らない席かもしれない。たぶん今年の運は使い果たした。いや、一生分の運を使い果たした。きっと今後の人生で良いことは1つもない。

 

素晴らしいライブだったし、最高の体験もできた。まるで自分のためだけにメンバーがパフォーマンスをしているような錯覚も感じるほどに。

 

そして、最前列でライブを観たことで今まで気づかなかったことにも気づいた。

 

メンバーの匂い

 

これは最前列だからこそ体験できたことだ。メンバーの良い匂いがしたのだ。これは気のせいではない。隣に居た最前列の人も「いい匂いがした!」とキモい表情をして興奮メンバーとの距離の近さに感動し話しかけて来た。

 

特に星名美怜からは香水なのかファブリーズなのか昼に食べたご飯なのか、今ではどのよつな匂いか忘れてしまったが、良い匂いが香ってきた。

 

映像でもメンバーの表情やパフォーマンスを近くで観ることはできるかもしれない。しかし、映像から匂いを感じることはできない。

 

それは生で観るライブであるからこそであり、メンバーと同じ時間を共有しているからでもある。どの席からライブを観てもエビ中のパフォーマンスからは生のライブの素晴らしさは感じる。

 

しかし、パフォーマンス以外の部分で同じ時間を共有していることは、匂いがする最前列だとより感じる。

 

これ以上匂いについて語るのもキモい人だと思われるのでそろそろ止めておく。

 

照れてしまう

 

当然だが最前列だとかなり近い。自分が行った会場は1000人規模のホール。大きなホールやアリーナと比べてもさらに近い。

 

そのため、メンバーと目が合う。マジで目が合う。ステージは高い位置にあるので見上げる形になるのだが、しっかりメンバーが少し下を向いた時に目が合いまくる。なんか、照れる。照れるので序盤はあまり顔を観ることができなかった。

 

そのため、メンバーの足を見ることが多かった。そこで気づいた事がある。

 

メンバーの足が予想以上に細いことだ。映像だと太く見えるという噂は聞いていたが、やはり実物は細い。きゅうりと同じぐらいの細さ。あと、血管まで見える。思っていたよりみんな白い。

 

しかし、細いだけではない。メンバー全員、しっかりと筋肉もあるのだ。メンバーは若いが長年トップアイドルとしてライブを続けてきた。その成果なのだろう。

 

特に中山莉子の足には筋肉がついていた。真山よりも筋肉がついていた。リコ中山の足はグラップラー刃牙のようにモッコリとしていた。真山は筋肉で負けてもいいのか?

 

これは最前列でライブを観なければ気づかなかったことかもしれない。最前列で観たからこそ、メンバーの積み重ねてきた努力が足の筋肉という形で現れたのだと知ることができた。

 

これ以上足の筋肉について語るとキモい人だと思われるのでそろそろ止めておく。

 

真剣な姿に心を打たれる

 

最前列でも慣れてくると顔を見れるようになる。毛穴まで見える距離だ。その距離で全力のパフォーマンスや素晴らしい歌声を聴けば自ずと感動する。

 

メンバーのパフォーマンスはかっこいい。そして、笑顔で楽しそうにパフォーマンスをする。それを観ているとこちらも元気になる。

 

しかし、メンバーのプロ意識を感じる瞬間もある。それは最前列でなければ気づくことはなかった。

 

曲間にステージが暗転した時。その時にメンバーが、ライブをどれだけ真剣に行い、プロ意識を持ってパフォーマンスをしているのかを知ることができた。

 

ステージにはモニタースピーカーが置いてある。その側にはメンバーが水分補給や汗を拭うためにペットボトルとタオルが置いてある。

 

水を飲む時と汗を拭う時、とても真剣な表情をしているのだ。そして、モニタースピーカーを真剣に見つめてすぐに次の曲の準備をする。

 

モニタースピーカーにはセットリストが貼り付けてあるようだ。メンバーは暗転している時に水分補給と汗を拭いながらセットリストを確認しているのだろう。その時間はそれ程長いわけではない。

 

その短い空き時間もライブがスムーズに進むように考えて行動しているのだと思う。後方の席から観ると暗転中はメンバーが何をしているのかはわかりづらい。むしろ客側からすれば知らなくて良いことかもしれない。

 

エビ中はライブの暗転中も気を付け抜かず、真剣なのだ。それはもちろん感じてはいたが、間近で観ることでより実感することができた。

 

そのプロ意識は尊敬できる。よりエビ中を応援したいと思った。

 

おなら

 

メンバーには全く罪はない。スタッフや関係者にも全く責任はない。しかし、残念な事があった。

 

隣の客がライブ中に屁をこいたのだ。

 

最後のMC中だった。音もした。臭いも強烈だった。メンバーのスピーカーを通さない声も聞こえる位置だ。もしかしたらメンバーもおならの音と臭いを感じていたかもしれない。

 

素晴らしいライブだった。感動した。しかし、最後のMCはおならのせいで集中できなかった。

 

決しておならをした客を責めるつもりはない。生理現象だから。自分もライブ中に屁をこいた経験もある。

 

おならによって気づいたこともある。

 

自分は最前列で優越感にも浸っていた。まるで自分のためだけにライブをやってくれているような気分にさえ思っていた。

 

しかし、違うのだ。隣には同じようにお客さんがいるし、多くのお客さんが集まっている。メンバーやスタッフだけでライブが成り立つのではなく、お客さん達全員含めてライブが成り立っている。

 

最前列でも最後列でも客に有意差はない。最前列だから自分のためだけにライブをやっているというのも勘違いだ。

 

全員が平等にエビ中のパフォーマンスに期待し、楽しんでいるのだ。貴重な体験ではあるが、最前列だから凄いわけでも偉いわけでもないのだ。

 

そして、エビ中メンバーも最前列のお客さんも最後列のお客さんも、平等に楽しませようとしている。

 

最前列でライブを観ることで最も大切なことに気づいた。それは、どの席でもライブに行けることは貴重で大切な経験ということだ。

 

ファンは席の場所で一喜一憂することもある。自分も後方だとガッカリすることもある。しかし、アーティストは会場の全員を平等に楽しませようとしている。そんなことで一喜一憂して勝手にテンションを下げるよりも、ライブに行ける喜びを噛み締めて素直に楽しむべきなのかもしれない。

 

思い出の香り

 

エビ中のライブは何度も観てきたが、最前列で観たことは初めてだった。それは貴重で感動する経験でもあった。

 

しかし、思い返すと前方で観たライブも後方でで観たライブも、アリーナもホールもライブハウスも、全て同じように感動していた。

 

座席の位置は大切かもしれないが、よく考えるとどの席でも同じように楽しめていたのだ。大切な思い出になるのだ。しかし、今回のライブは自分にとって変な思い出もくっついてしまった。

 

それは、おならの思い出だ。

 

ライブの感動を一生忘れないことと同じように、最後に隣の客がおならをしたことは一生忘れないだろう。

 

おならのせいで星名美怜の匂いがどんな匂いか忘れてしまった。誰か教えて欲しい。あの匂いは香水なのかファブリーズなのか。

 

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