オトニッチ

ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

JAPAN JAM2020/ 5/4 [MON] 12:00-  四星球 LOTUS STAGE

5/4 [MON] 12:00-12:40 LOTUS STAGE
四星球

https://ro69-bucket.s3.amazonaws.com/uploads/text_image/image/321205/default/resize_image.JPG

 

※この記事は「もしも新型コロナが終息してJAPAN JAM 2020が開催されたら」という世界線での妄想ライブレポです

 

UVERworldの『コロナ』をSEに登場した四星球。ダンボールの家に入ったままメンバーが登場する。

 

北島康雄(Vo)が「ステイホームですよ!みなさん!不要不急の外出はダメと聞いたので、家ごとJAPANJAMに来ました!」と叫ぶ。ダンボールの家に入ったまま演奏を始めるメンバー。口には小さなマスクをしている。

 

しかしすぐに演奏を止める。「密!密!ソーシャルディスタンス!みなさん近づきすぎです!2mは距離を開けてください!」そう言って無理やり間隔をあけさせる。「マスクがない人には1世帯につき二枚までなら渋谷陽一社長が配ってくれますからね!」とめちゃくちゃなことを言う。

 

「自粛期間が長くてライブもなかったので新曲をたくさん作りました。今日は新曲をたくさんやります!」そう言ってから『3日に一度の買い物』『いのちをまもる』『密です!』と新曲を続ける。新曲『和牛商品券』ではステージ上で焼肉をメンバーが食べていた。

 

しかし新曲だらけでイマイチ盛り上がりにかけると思ったのか、新曲『コロナファイター』演奏中に「10万円欲しい人は手をあげてください!」と北島が煽る。それによって全員が腕を上げて盛り上がる。

 

「あと1曲なんですけど、新曲を全部やりきってしまいました。最後は昔の曲もやっていいですか?」と北島が言う。それに歓声で応えるオーディエンス。

 

〈知らぬ間に始まった人生が知らぬ間に終わっていく〉

 

ラストは『クラーク博士と僕』だ。2mの間隔を空けて3密を防いでいたオーディエンスが一斉に前へと駆けていく。3密状態の盛り上がり。10万円は貰えないのに腕を上げて盛り上がる。

 

「ありがとうございまいた。やっぱりライブは最高だね。みんなで音楽を聴けるって楽しいね。フェスもいいけど、今度はみなさんとライブハウスで会いたいんです。3密のライブハウスでみなさんとぐちゃぐちゃになりたいんです。次はライブハウスで会いましょう!四星球でした!」

 

この言葉がいつも以上に重みを感じる。コミックバンドとして、ロックバンドとして、魂のこもったメッセージに感じる。

 

「自粛期間は延長できるらしいんですけど、出演時間は延長できないので帰ります」と最後に挨拶をして時間通りにライブは終わった。

 

セットリスト

1. 3日に一度の買い物 ※新曲

2. いのちをまもる ※新曲

3. 密です! ※新曲

4. 和牛商品券 ※新曲

5. コロナファイター ※新曲

6.クラーク博士と僕

 

↓他のステージのライブレポはこちら↓