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【ライブレポ・セットリスト】日向坂46『HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』

開演前からハッピーオーラ

 

日向坂46は始まる前からハッピーオーラに溢れていた。

 

延期になった春のアリーナツアーの再現配信ライブとして実施された『HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!』。開演前からメンバーによるライブの解説やグッズの紹介VTRが流れていた。

 

VTRではキャプテンの佐々木久美と渡邉美穂、高本彩花が登場した。ツアーの準備は進めていたので延期にはなったが旬のうちにライブをやろうと思ったという、今回の配信ライブのコンセプトと想いを語っていた。延期になったことの悲壮感はなく明るく元気だ。

 

その後は加藤史帆と宮田愛萌、上村ひなのの3人がグッズの紹介をし、それぞれのおすすめグッズについて語っていた。ライブの開演前の時間と同じように開始前から少しつづ視聴者のテンションを上げ、お財布の紐を緩めさせる。

 

そして開演5分前。ステージ裏にスタンバイするメンバーの様子が映る。

 

キャプテン佐々木久美の「みんな!おひさま(ファンの総称)にパワー届ける準備できてるか!」と叫ぶような声かけにメンバーが「いえーーい!」と答える。「もっと声出せ!」とさらに煽る。さらに大きな声で「いえーーーい!」とメンバーが答える。

 

そして円陣を組み「空まで届け!ぽかぽかキュン!1人じゃない、仲間と共に高く跳べ、日向坂46、ひ!」といつもの掛け声を合わせた。そこには休業から復帰したばかりの影山優佳や加入したての新三期生の姿もある。

 

新三期生による開演前の注意事項アナウンスが終わると、メンバー紹介のオープニング映像と『overture』流れる。22人の音楽隊と風変わりな仲間たちによる、ハッピーオーラが溢れるライブの始まりだ。

 

 

第一章 音楽の街

 

〈音楽の街の住人(日向坂46)や動物たちが暮らす場所に邪悪な力が働き、幸せな暮らしが奪われようとしている。それを防ぎ日向坂46が世界を救う〉

 

今回のライブにはこんなファンタジーなコンセプトがある。ライブはコンセプトに沿って物語を進めるように進行していく。

 

物語が始まったことを告げる映像が流れたあと、大がかりで派手なセットが組まれたステージが映った。その中心が丸い光で包まれている。

 

そして曲のイントロが流れると光が弾ける。光の中からメンバーが出てきた。ARによる映像演出だ。配信だからこそできる特別な演出である。

 

ドレミソラシド

ドレミソラシド

  • 日向坂46
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オープニングは2ndシングルの『ドレミソラシド』。

 

最初から多幸感溢れる明るいパフォーマンスで最高のスタートを切った。曲が終わると間髪入れずに次のパフォーマンスが始まる。

 

跳ねるようなリズムのドラムロール。佐々木久美がトランペット、潮紗理菜がキーボード、高瀬愛奈がフルート、金村美玖がスネアドラムを弾く魅せる演出だ。ビッグバンド風のアレンジになった『ハッピーオーラ』のインストが心地よい。

 

楽器を弾くメンバーを囲うように他のメンバーが楽しそうに踊る。そのまま打ち込みの音が重なり曲が始まる。グループのイメージについて歌ったような楽曲『ハッピーオーラ』だ。中盤で原曲とは違うジャズアレンジの長めの間奏が加えられ、メンバーが音に合わせて軽快にダンスを踊る。新しいアレンジによってさらにハッピーな楽曲に進化した。

 

ハッピーオーラ

ハッピーオーラ

  • けやき坂46
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MCでは「こんなときにしか届けられないライブを私たち用意してきたので皆さん楽しみにしていてください」と期待を煽り、視聴者をさらに笑顔にさせた。

 

ステージが暗転すると「わたし達の街にお客さんが来ないのはナゼ?」というナレーションが流れる。そのセリフの内容に繋がるように東村芽依、河田陽菜、松田好花のユニット曲『ナゼー』へと繋がった。今回はセリフや演出が次の曲に繋がる演出が続くライブらしい。

 

さっきまで可愛らしくパフォーマンスしていた3人だが、今度はクールでカッコいい。バックスクリーンに歌詞が次々と流れる映像演出により、パフォーマンスの魅力を引き立てた。

 

 

第二章 迷いの森

 

『ナゼー』のパフォーマンスが終わると暗転し【第二章 迷いの森】というタイトルが浮かび上がる。

 

 

「看板がハテナになっている。このままじゃ迷っちゃう」と話す佐々木美玲のナレーション。メンバーが森を迷った素振りをしながら花道を歩いていく。

 

期待していない自分

期待していない自分

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そして佐々木美玲のセンター曲『期待していない自分』をパフォーマンス。

 

花道を何度も全速力で駆け抜けたり、センターステージでソロダンスを行うう佐々木美玲。全力な姿と表現力の高いパフォーマンスに圧倒させられる。

 

 

曲が終わるとステージに馬の着ぐるみ音楽の街の住人の馬道に迷ったお馬さんと金村美玖が会話をする。

 

この馬は足が遅くて仲間に置いてかれてしまったらしい。そしてお馬さんに「一緒森を抜け出そう!」と語りかけ、その流れで『青春の馬』を披露。MVと同じ衣装を着てのパフォーマンスだ。

 

MVの再現ともいえるダンスを披露し、ARの映像演出でキラキラした星が映像に加わりライブを鮮やかに彩った。後半でメンバーが全員全速力で花道を駆け走る。足が遅すぎてMVの走るシーンで周囲に置いてかれ、映像に映れなかった可哀想な宮田愛萌もちゃんと置いてかれずに走り抜けた。

 

第三章 雨の止まない街

 

足が遅いことに定評のある宮田愛萌のナレーションが流れる。

 

足が遅い欠点はあるがナレーションの声が可愛らしくて素晴らしい。足の遅さなどどうでもよく思う。歌も上手くはないが声が可愛いから最強なのである。推せる。

 

ちなみに勉強ができて頭が良いところも推せる。万葉集に詳しいことも推せる部分だ。一緒に万葉集を極めたい。

 

 

雨が止まないから楽しみにしているお祭りがなくなってしまうと落ち込んでいる虎の着ぐるみ虎を慰める宮田愛萌。推せる。「君のために何ができるだろう?」という愛萌のかわいいナレーションを合図に曲へ。もちろん楽曲は『君のため何ができるだろう?』。

 

君のため何ができるだろう

君のため何ができるだろう

  • 日向坂46
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雨のAR映像の中で踊るメンバー。水色の傘を使って踊るパフォーマンスが美しい。新三期生も傘を使ったパフォーマンスに加わっている。これが新三期生の日向坂46としての初パフォーマンス楽曲だ。

 

「みんなタオルの準備はいいですか!?」という佐々木美玲の煽りを合図にロックナンバー『好きということは…』を披露。タオルを回しながら全力でパフォーマンスする。

 

無観客ではあるが客入れライブと同じように盛り上がるように煽る。それが楽しい。一期生曲なので愛萌がいないことは少し残念ではあるが、高本彩花の手のひらに顎を乗せる佐々木美玲が可愛かったので、まあ良いだろう。

 

好きということは…

好きということは…

  • 日向坂46
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曲の中盤ではタオルを回したりペンライトを振っている選ばれしファンの映像が映る。

 

cisco webex meetingsのビデオ通話機能を使ってオンラインでファンと繋がったのだ。この瞬間は客入れライブにも負けないぐらいに、メンバーとファンの一体感があった。愛萌がいなかったことは残念ではあるが。

 

 

第四章 空の世界

 

キャラが迷走していることに定評のある富田鈴花が、ソロで出てきて突如ラップを披露した。

 

「ワチキはパリピ」という強力なパンチラインが有名な富田のラップだが、今日はワチキを封印してアイドらしい可愛らしいラップを披露する。しかし最後に「$#!$"#%&aあ゛」と噛んで失敗する。相変わらずの姿にほっこりする。

 

 

パリピの余韻を吹き飛ばすように『誰よりも高く跳べ』が始まる。加藤史帆の「誰よりも高く飛ぶ準備できてますか!」の煽りで曲はさらに盛り上がる。

 

誰よりも高く跳べ!

誰よりも高く跳べ!

  • けやき坂46
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「おひさま!跳べええええ!」という佐々木久美の煽りからの後半は、この日一番の盛り上がりかもしれない。

 

そして『NO WAR in the future』とライブ定番曲を続けて盛り上げる。しかし第四章のラスト曲は『窓を開けなくても』。

 

もともとはユニット曲だが、今回は新三期生を含めた21人でパフォーアンス。フィリーソウルを感じる多幸感溢れた楽曲で穏やかな余韻を残して第四章が終了した。

 

窓を開けなくても

窓を開けなくても

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第三・五章 換気の時間:インタラクティブトーク

 

休憩を兼ねた換気の時間を経て、ファンクラブ会員から選ばれたファンとメンバーの会話のコーナーである。

 

画面に映ったおひさまがフリップで笑いを取りに行ったり大喜利を始めたりしている。メンバー以上にバラエティに貪欲だ。ファンまでもこうなってしまったことには、オードリーに責任がある。

 

 

第五章 いいかげんな時計

 

上村ひなのが時計のゆるキャラの着ぐるみ時間の進み方がおかしくなってイライラしている時計とユーモア交えたやりとりを行い第五章が始まる。

 

テレビでも変な動きをして番組を盛り上げる熱意がある上村だけあって、ここでも変な動きでライブを盛り上げた。

 

そして一期生による『永遠の白線』が始まり爽やかな雰囲気になる。入れ替わるように二期生が『未熟な怒り』を大人っぽくパフォーマンスし、日向坂の音楽性の幅広さを伝えた。

 

未熟な怒り

未熟な怒り

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一期生と三期生も加わり『ホントの時間』をパフォーマンス。キャッチーなメロディが印象的な明るいポップスである。〈ホントの時間のスピードはどれぐらい?〉と第五章のコンセプトに合わせた歌詞も印象的だ。

 

ホントの時間

ホントの時間

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曲の中盤で天井から「20t」と書かれた重りが降りてくる。重りのせいで時計が狂って時間がおかしくなったという設定らしい。重りを受け取り片手で20tの重りを持ち上げる上村ひなの。物凄い腕力持っていることが発覚した。

 

『川は流れる』ではARで川の流れを表現した光の映像が画面一杯に広がり、幻想的で美しい景色を作り出す。その中で花道をゆっくりと歩きながら歌い踊るメンバーが尊い。特に愛萌が尊い。

 

 

第六章 消えた人魚の歌声

 

ARによって水色の魚やクラゲが画面いっぱいに映る。海の中のような雰囲気。そんな幻想的な雰囲気の中、3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』をパオーマンスする。

 

こんなに好きになっちゃっていいの?

こんなに好きになっちゃっていいの?

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花道後方のステージで幻想的な雰囲気に合わせるように丁寧にゆったりと踊る。スカーフのような布を広げながら、魚に囲まれて歌い踊る姿は竜宮城の乙姫のようだ。

 

特にセンターの小坂菜緒の表情や動きには惹きつけられる。センターとしてふさわしいパフォーマンスだ。

 

第七章 偽物現る!

 

物語が突然急展開し、日向坂46は様々な問題や事件を解決したヒーローとして街で祭り上げられるようになった。驚きの展開である。

 

しかし偽物の日向坂46が登場し、本物は捕まって牢屋に入れられてしまう。正直この辺りから物語の内容を追えなくなってしまったが、なんかピンチっぽいことはわかった。

 

そして『キュン』『ソンナコトナイヨ』とシングル曲を連発する。アップテンポの楽曲であることに加え、アイドルだからこそ歌えるキュートな楽曲だから盛り上がるに決まっている。ここまで登場した着ぐるみ動物たちも一緒に踊り盛り上げる。

 

キュン

キュン

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しかしだ。『キュン』の2番がカットされていたことは大問題だ。

 

そのせいで加藤史帆の「好きだよ♡」のセリフまでもカットされたのである。加藤史帆にとって最大の見せ場だ。まなも推しの自分でも軽くショックを受けたのだから、全国のかとしオタは膝から崩れ落ちるほどのショックを受けたはずだ。

 

物語も佳境に入る。本物の日向坂46と偽物の日向坂46とのバトルシーンだ。偽物役の宮田愛萌が素晴らしい。勝負での対決曲は『キツネ』。

 

キツネ

キツネ

  • 日向坂46
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中盤の間奏が音源よりも長いアレンジになっている。

 

そこで東村芽衣が花道を駆け走り、障害物リレーのように配置された障害物を乗り越えてハンドスプリングを披露したりと運動神経の高さをアピールした。ステージでは他のメンバーがキレッキレの動きでダンスバトルをしている。

 

後半のサビではステージで火花が爆発する演出があったりと、ずっと目を離せない惹きつけられる演出とパフォーマンスだ。間違いなくこのライブのハイライトである。

 

そして天井から光る丸い玉が降りてくる。それをメンバーが受け取るとスクリーンに「走れ」という文字が浮かび上がり、曲が流れる。本日2度目の『青春の馬』だ。

 

青春の馬

青春の馬

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序盤に披露した時以上に笑顔で歌い踊るメンバー。前向きで真っ直ぐな歌のメッセージを全力で届ける。この曲が今の日向坂46にとって大切な曲だから2回歌ったのかもしれない。

 

 

最終章 虹の帰り道

 

JOYFUL LOVE

JOYFUL LOVE

  • 日向坂46
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最後の曲は『JOYFUL LOVE』。ペンライトをかかげたファンの映像がARでフロア一帯に浮かび上がる。

 

その景色は実際に客入れしたライブの時と同じような景色だ。そして赤や青、緑、異色、様々な色のペンライトが浮かび上がる景色は、ファンの力によって虹を作っているように見える。美しい景色だ。

 

ファンが作り上げた虹が浮かび上がる中、キャプテンの佐々木久美が「おひさまのみんな、見えてるよ!」と叫ぶ。この瞬間は自分も会場にいる気持ちになれた。心だけは会場に行って、自分もペンライトで虹を作っていた。

 

曲の後半ではステージの上にもARで虹がかかる映像が浮かび上がる。そして花火の映像も浮かび上がる。メンバーを優しく包でいるような多幸感溢れた最高の演出だ。

 

どんな悲しみだって そっと包み込んでしまうよ
理由なんか言わなくても 全てをわかってくれる

(JOYFUL LOVE / 日向坂46)

 

歌詞が胸に響く。ファンとアイドルの関係性もこのように支え合える関係がベストではと思う。

 

「おひさま大好きー!LOVE!」とメンバーが叫んでライブは終了した。最初から最後までハッピーオーラに溢れた素晴らしいライブだった。と、思ったが、まだ続きがあった。

 

 

アンコール

 

ライブが終わったかと思うと「コメント欄に3万人からのアンコールってコメントが書き込まれると思いが届いてまたステージに登場るんだって」と書かれた映像が流れる。配信ライブであることを利用したアンコール方法だ。

 

コメント欄には「アンコール」の文字が流れるように大量に書き込まれている。

 

あっという間に3万件を超えてアンコールに。ペンライトを片手に嬉しそうにメンバーがステージに戻っていく。

 

ステージに戻るとドキュメンタリー映画の公開の宣伝と、さらに9月に日向坂46として初のアルバムが発売することを発表した。ライブの内容だけでなく嬉しいニュースでファンをハッピーオーラで包む。

 

そして「ここに居ないメンバーがいますよね。今日はもちろんそのメンバーも来ています」と佐々木久美が言い、学業のために2年間休業していた影山優佳を呼び込む。これで「22人の音楽隊」全員が揃った。

 

 

「今回アンコールで復帰ということで、みなさんに日向坂のメンバーとして認めてもらえるように、日向坂の最終兵器みたいになれるように頑張っていきます」

 

久々にファンの前に姿を出した影山優佳の挨拶。

 

一部のファンにはには2年間休んで復帰したことにマイナスの感情を持ってる者もいる。そんなファンがいることも理解した上での言葉に感じた。とても力強い言葉でグループへの強い想いを感じる言葉に思う。

 

きっとこれから全てのファンに受け入れてもらえるし、彼女の復帰によって日向坂46はさらに最高のグループになるのだと自分は確信した。

 

アンコールで歌われた楽曲は1曲だけ。

 

東京ドームでライブを行うことへの想いを歌った『約束の卵』。このライブで唯一の22人全員で歌われた楽曲だ。

 

約束の卵

約束の卵

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12月に東京ドームでライブが行われることはすでに決定している。コロナの影響がどれだけ長引くかはわからないが、彼女たちの夢が叶う目前だ。

 

自分の足でゴールするって ここで約束しよう
遠くの夢って 勇気をくれるんだ
一緒に歩いて 一緒にたどり着こう

(約束の卵 / 日向坂46)

 

全員が笑顔で楽しそうに歌っていた。

 

このライブをやりきったことの喜びや、これからこの22人で歩んでいくことへの意気込みを感じるパフォーマンスだった。感動的でハッピーオーラに満たされていて素晴らしかった。

 

延期になったツアーの再現という名目で行われた配信ライブである。実際にステージセットも演出もまさにアリーナツアーの再現で素晴らしいものだった。

 

しかしそれと同時に新三期生と復帰した影山優佳を含めた「22人の日向坂46のスタートを切るためのライブ」でもあったと思う。

 

これから22人の音楽隊はどのような物語を歩むのだろう。どのように夢を叶えていくのだろう。

 

『HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!~“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち~』は物語形式のライブだった。その物語も面白かった。ライブを最高なものにするために必要で魅力的な演出だった。

 

しかしこれからの”22人の音楽隊”の物語の方が魅力的で感動的な多幸感溢れるものになるかもしれない。

 

日向坂46『HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!』2020.7/31

 

▪️セットリスト

 

SE.overture

 

第一章 音楽の街

01. ドレミソラシド
02. ハッピーオーラ
03. ナゼー

第二章 迷いの森

04. 期待していない自分
05. 青春の馬

第三章 雨の止まない街

06. 君のため何ができるだろう
07. 好きということは…

第四章 空の世界

08. 誰よりも高く跳べ!
09. NO WAR in the future
10. 窓を開けなくても

第三・五章 換気の時間:インタラクティブトーク

第五章 いいかげんな時計

11. 永遠の白線
12. 未熟な怒り
13. ホントの時間
14. 川は流れる

第六章 消えた人魚の歌声

15. こんなに好きになっちゃっていいの?

第七章 偽物現る!

16. キュン
17. ソンナコトナイヨ
18. キツネ
19. 青春の馬

最終章 虹の帰り道

20. JOYFUL LOVE


EN1. 約束の卵

 

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