2023-07-22 【ライブレポ・セットリスト】George Williams presents GG2023 ※出演:GRAPEVINE,ACIDMAN,Dragon ASH at Zepp Haneda 2023年7月16日(日) GRAPEVINE ACIDMAN Dragon Ash ライブのレポート 開演時間を過ぎると出演バンドの前に、今回のイベントの主催者であるジョージ・ウィリアムが登場した。彼がオーガナイザーを務める主催イベントGG。長い歴史を持つイベントではあるが、今回は2016年以来7年ぶりの開催である。 「ロックのかっこよさを感じられるアーティストを呼んでいる」とジョージが言った通り、今回の出演バンドは全組最高だ。GRAPEVINEとACIDMANにDragon Ashと、方向性は違うものの「カッコいいロックバンド」ということは共通した3組が出演するのだから。 「今夜は開催されなかった7年間と、コロナ禍の3年間を取り戻そう」という言葉から、GRAPEVINEのライブでGGがスタートした。 GRAPEVINE ACIDMAN Dragon Ash GRAPEVINE ジョージとの付き合いは25年以上だが、今回がイベントには初出演だというGRAPEVINE。そんな関係性だからか、1曲目『FLY』のイントロで「こんばんは!ようこそ!ジョージ!話が長い!」と、田中和将がクレームを言ってからライブが始まった。そんなクレームを言いつつも、田中はいつにも増してご機嫌な様子だし、演奏は最初からキレッキレだ。 観客の反応も良い。なんなら普段のワンマンよりも声援が大きいぐらいだ。おそらく対バン相手のファンも期待してくれていたからだろう。田中がサビの前で腕を上げて煽れば、観客もそれに応えて腕を上げる。対バンだからかワンマンよりも攻めた姿勢のパフォーマンスだ。 「どうもサンキュー!GRAPEVINEです!」と挨拶してからの『Alright』でも、さらに攻めた姿勢で盛り上げていく。カラフルな照明にマッチする鮮やかな演奏で観客を踊らせる。初めてライブを観る人も多いのだろうか、間奏のだんだん早くなる手拍子は揃ってはいなかった。しかし他のバンド目当ての観客の心もつかんで良い空気を作っている。 「我々は初めて呼ばれましたが、GGというイベントは7年振りで、それまで何度もやっていたそうで。何故に我々を呼ばなかったのか?そもそもイベントのことも知らんかった」と、ジョージへのクレームをさらに重ねて言う田中。 しかしジョージへのリスペクトは持っているようで「一緒に番組をやったこともあるし、非常にお世話になっております」と感謝を伝えていた。対バン相手にもリスペクトの気持ちもあるようで、交流も深いらしい。「DragonAshは同期ですしACIDMANとはマブダチでございます。楽屋は騒がしいです」と語る田中。 そして「9月に新しいアルバムを出しますが、今のところ1番新しいアルバムの曲を」と告げてから『目覚ましはいつも鳴り止まない』を続ける。赤や青や緑の妖艶な照明に包まれながら、ブラックミュージックとロックを掛け合わせたような渋い演奏で魅了する。前半の2曲は初見の人も一瞬で惹きつける勢いがある楽曲だったが、この曲を機にワンマンと変わりないGRAPEVINEの深い世界へ引き込むライブへと変化していく。 続く曲は『SPF』。美しいメロディながらも演奏は重厚だ。ロックバンドといえば観客を熱狂させ盛り上げる印象が強い。しかしGRAPEVINEはじんわりと熱を帯びていって観客の心を熱くさせるロックバンドだ。メロディの美しさとロックバンドのカッコよさが共存しているこの楽曲は、まさにそんな彼らの魅力が詰まっていると感じる。 演奏の凄まじさで圧倒させ、観客に傍観してしまうほどの衝撃を与えることもGRAPEVINEの魅力だ。続く『Gifted』のサウンドはキャッチーとは言えないものの、演奏の凄みと薄暗い照明の中でクールに演奏する佇まいで完全に観客の心を掴んでいる。 そこから曲間なしで『ねずみ浄土』へと繋がるアレンジも最高だ。ミニマムな演奏で演奏中でも無音の音の隙間もある。しかしその瞬間すら音楽として観客は捉え、ステージを集中して観ていた。観ていたというよりも、目も耳も離せない状態になっていたのかもしれない。自分の隣にはおそらく他のバンド目当てと思われる男性客がいたのだが『ねずみ浄土』の演奏後に「やばいな......」とつぶやいていた。おそらく初めてライブを観た人にとって、衝撃的な演奏だったのだろう。 そんな衝撃はまだまだ続く。ギターリフが鳴った瞬間にファンは歓声を上げていたが、おそらくファン以外には馴染みがないであろう『CORE」で初見の観客に衝撃を与える。 ライブが開催された7月16日は「なないろ」と語呂合わせで読めることから『虹の日』という記念日が制定されている。それもあって〈ここは七色〉という歌詞があるこの楽曲を演奏したのだろうか。照明もそれに合わせてか鮮やかな照明になっていた。 しかし美しい虹色の照明とは真逆のドープさと重厚さのある演奏だ。田中は前に出てきてギターを弾き倒したり、サポートベースの金戸覚と向き合って演奏したりとテンションも高い。後半には激しいジャムセッションになったりと、ひたすらに演奏の凄みで圧倒させる。あまりの凄さに自分の隣にいた男性客は「なんだよ....。これ.....」とつぶやいていた。 ディープなGRAPEVINEの魅力を見せつけたところで、次に演奏されたのは『覚醒』。彼らのメジャーデビューミニアルバムの表題曲だ。先ほどとは違う爽やかで瑞々しい演奏を心地よく聴かせる。しかし今のバンドが演奏するからこその安定感も感じる歌と演奏だ。 歌い終わってから「デビュー曲の覚醒でした!」と田中が言ったことや、明るい照明が客席まで伸びて、客席も明るくなった中で演奏されたことが印象的だった。当初から交流があるジョージの主催イベントだからこその選曲なのだろう。 最後に演奏されたのは代表曲『光について』。白い眩しい照明がステージを包み、その中で繊細ながらも力強い演奏をするメンバー。音も景色も美しく光っている中で、最高のライブを終えたGRAPEVINE。おそらくこの日は彼らのファンの割合が最も少ない対バンだったとは思う。音楽の方向性もACIDMANやDragon Ashとは全く違う。 それでも「好き嫌いはよせ」と歌うGRAPEVINEの魅力はしっかり伝わり、二組のファンにもGRAPEVINEの凄さや魅力をしっかりと伝わったと感じる空気のライブだった。 ■セットリスト 1.FLY2.Alright3.目覚ましはいつも鳴り止まない4.SPF5.Gifted6.ねずみ浄土7.CORE8.覚醒9.光について ACIDMAN ジョージの「2番目に多くイベントに出てくれているバンド。出演オファーを出したらすぐにOKを出してくれた。7月24日に同じ会場でワンマンをやるのに(笑)」という紹介から登場したACIDMAN。 今回のイベントは彼らのファンが特に多いのだろうか。SEに使われている『最後の国』の手拍子も綺麗に揃っている。それもあってメンバーが登場した瞬間から熱気に満ちている。 そんな熱気は1曲目『造花が笑う』でさらに上昇した。佐藤雅俊によるベースのイントロが響いた瞬間から歓声がすごい。みんなガッデムと叫んでいる。そんな空間がガッデム楽しい。 そこから『アイソトープ』を続ければ、観客は「オイ!オイ!」とイントロで叫んだりと、さらにガッデム盛り上がっていく。2曲続けて新人時代の曲を披露したのは、長い付き合いであるジョージのイベントだからだろうか。 僕らは何度もGGには出させてもらっていて、今回が10回目です。今回も声をかけられたら必ず出ようと決めていました。 でもGRAPEVINEの田中さんのように初めて来た人やイベントを知らなかった人もいますか? 手を上げている方がいますね。あなたも田中さんかもしれません。 観客を田中和将として扱う大木伸夫。さらには「ACIDMANを呼びたいんだよお」 と話すジョージのモノマネを披露した。なかなかに似ていたが、ジョージの気持ちはガッデムかもしれない。 演奏は『Rebirth』から再開した。カラフルな照明に包まれながら、ギターをカッティングする大木。サウンドは前半の2曲と比べると大人っぽくてオシャレだ。個の楽曲は2021年に発表されたもの。初期の楽曲から続けて聴くと、バンドの音楽性がキャリアと比例して拡がっていいることを実感する。 『FREE STAR』では客席天井のミラーボールが回っていた。その光はまるで数え切れないほど多くの星が拡がっているかのようで壮大な景色だ。それと同じぐらいに演奏も壮大だ。この2つが組み合わさることで、スケールの大きな音楽となり、スケールの大きな感動を生み出していた。 尊敬する坂本龍一さんが、今年この世を去りました。教授とは一緒に曲を作った事があります。俺たちは教授が認めた唯一のロックバンドだぞ(笑) インストの曲ですが今日はその曲を演奏しようと思います。もちろん教授のピアノの音もスピーカーから流して演奏します。もっとたくさん演奏しておけば良かったな。 大木が坂本龍一との思い出と楽曲への想いを語ってから披露されたのは『風追い人』。ミドルテンポで幻想的な雰囲気のあるインストゥルメンタルの楽曲だ。それまで叫んだり腕を上げたりと騒いでいた観客は、静かに演奏とスピーカーから流れるピアノの音に聴き入っている。音楽などの作品は、鳴らされ続ける限り死なないのだと実感した。 僕は人が死んでしまうことも、自分が死ぬことも、悲しいです。でも永遠に生きたいとも思っていないです。そんな答えが出ないことに悩んでいる時は、宇宙のことを考えます。バカにされることもあるけど、宇宙のことを考えていると自分の中の世界が変わるんです。 こんなMCをいつもしていゆから、宗教だと言われて引かれたりすさします。話し続けます。 でも、ラピュタは本当にあるから! 宇宙とジブリへの想いを語る大木。是非ともラピュタを見つけて欲しい。 続いて演奏されたのは『ALMA』。この楽曲も壮大な迫力ある演奏だ。大木が宇宙について話し続けていたことがきっかけで、この楽曲がアジア太平洋地域の天文学に関する国際会議『APRIM 2023』のテーマソングになったという。これからもラピュタの存在を信じ続けていたら、ACIDMANがいつかジブリ主題歌に選ばれる未来もあるかもしれない。 ここから再び会場は熱気を帯びていく。「もうちょっと盛り上がっていけますか!?」という煽りから『夜のために』へとなだれ込むと、観客はドラムに合わせて一緒に手拍子を始めた。サビでは再び腕を挙げたりと熱い盛り上がりを見せる。 そして曲間なしでなだれ込むように『ある証明』へ。ACIDMANのライブには欠かせない定番曲かつ鉄板曲だ。1曲目から熱気に満ちていたライブだったが、ラストにそれを更新する凄まじい熱気を生み出している。 この後にDragon Ashが控えているとは思えないほどに、フロアを熱くして去っていくメンバー。3マンライブということもあって、もしかしたら初めてACIDMANのライブを観た人もいるかもしれない。その人たちにはACIDMANがカッコいいロックバンドであるという、ある証明になったはずだ。 ■セットリスト 1.造花が笑う2.アイソトープ3.Rebirth4.FREE STAR5.風追い人6.ALMA7.夜のために8.ある証明 Dragon Ash このイベントが復活したきっかけのひとつが、ACIDMAN主催フェスSAIでKjに「GGをもう一度やらないのか?」と言われたことらしい。だからこそ今回のイベントにDragon Ashがブッキングされることは必然でありトリを務めることも当然なのだろう。 観客はそんな想いが観客にも伝わっているのか、バンドが登場する前から前方につめよる観客。そして「僕が人生で1番ライブを観たバンドがDragonAsh。何度観ても衝撃的」というジョージの紹介からライブがスタート。 しかし登場したのはDJのBOTSのみ。彼が1人でターンテーブルを回し、クールな音楽を鳴らす。するとKjが駆けるのうに登場し、BOTSの音に合わせて歌い始める。 1曲目は『Entertain』。そしてギターのHIROKI、サポートベースのT$UYO$HI、ドラムの桜井誠と順番に登場し、1人ずつ順番に音を重ねていく。その少しずつ音に厚みが加わっていく様子は、まるでバンドが作られていく過程をリアルタイムで見せられているようにも感じる。 そしてKj〈さあ逆襲の時だ ほらその声を僕に 聴かせて〉というフレーズを歌うと、観客の大合唱が巻き起こった。ライブにはバンドの演奏だけでなく、観客の熱気も必要だ。ここで観客の声が加わることで、まるでライブが作られていく過程をリアルタイムで体感しているようにも感じる。 そんな良い空気が1曲目から作られたが、まだライブは序盤だ。まだまだ観客は元気が有り余っている。『Fly Over』へとなだれ込むと、モッシュやダイブが発生するほどに盛り上がりが加速した。hideの名曲カバーである『ROCKET DIVE』が続くと、その勢いはさらに増す。 ダイバーの数はどんどん増えていった。Kjはそれを見て満面の笑みで嬉しそうに親指を立てる。そういえばコロナ禍以前のDragonAshのライブは、これが日常の景色だった。いつしか日常が奪われてしまったが、それを取り戻しつつあるのだ。自分はダイブはせずに楽しむことが好きだが、このライブハウス特有な「危険だけど平和な空間」が自分は好きではある。 そしてライブハウスは他者を傷つけずに尊重し合うことを前提条件とした場合は、どんな楽しみ方をしても自由だ。それを証明するかのようにKjが「自分の好きな踊り方をしてくれ!俺も変な踊りをするから」と言ってから『New Era』が演奏された。実際にKjは誰よりも変な踊りをしていたし、観客も自由に好き放題に踊っていた。このライブハウス特有な「ヘンテコだけど最高な空間」が自分は好きではある。 GRAPEVINEとはデビュー前の17歳の時によく対バンしていた。今日のバインは当時に演奏していた曲(覚醒)も今日はやっていて、当時からめちゃくちゃ上手くて、ずっと敵わない相手だと思っていたことを思い出しました。 当時の俺たちはサクちゃんがドラムで馬場さんがベースで俺はギターを投げ捨ててマイクだけで、それをドラムンベースとか言っていて酷かった(笑)ドラムンベースの意味もわかってなかったから。 当時プロのバンドと対バンしたこともあって、若くてイキっていた俺たちはプロに勝ってやると思ってステージに立ったけど、俺たちの出番の時は全然お客さんがいなくて、会場の横にあった小さいゲーセンの方が人が入ってた。プロとやってるのにこんなことあるんだよ(笑) でも俺たちもバインもACIDMANも、今でも板の上に立っている。そして今日この3組のライブを仕切っているのが、俺が16歳の頃に出会ったジョージ。 今日はロックバンドのカッコイイ生き方を証明します。DragonAshです。 昔話に花を咲かせつつも、この日のライブを最高のものにすると宣言するKj。そして演奏されたのは『ダイアログ』。ハンドマイクで語りかけるように歌うKj。 さきほどまで騒いだり踊っていた観客も真剣に聴き入っている。そして演奏に参加するようにクラップをする。そんな姿が印象的だった。歌い終わったKjが「聴いてくれてありがとう」と言って頭を下げた姿も忘れられない。 みんなでマスクして、静かにして、ライブハウスに椅子を置いて、そんな時期が長かったです。Zeppでコロナ禍以前と同じようなライブをやったら、めちゃくちゃ怒られました。これを続けるならZeppには出さないと会場の偉い人に言われました。 でも俺たちがロックバンドをやる理由は、はみんなの声が聴きたいから。次の曲は、歌うことが許されなかった時期に作った曲です Kjがコロナ禍での葛藤について語ってから演奏されたのは『VOX』。再び会場は熱気に満ちていく。そしてここまでの楽曲で一番と言えるほどに大きな大合唱が客席から響く。サビではダイバーも大量に発生している。そんな景色を笑顔で眺めるKj。これがDragon Ashの本来のライブなのだ。 その熱気を維持したまま『Jump』へとなだれ込む。「飛び跳ねろ!』という煽りに観客はしっかり応え、会場が揺れるのではと思うほどにみんな飛び跳ねていた。そして『百合の咲く場所で』が続いたが、イントロが鳴った瞬間から歓声が湧き上がっていた。この楽曲はライブで欠かせない人気曲だ。そして観客の歌声も重要な楽曲だ。サビになると数えきれないほどのダイバーが転がっていき。Kjが客席にマイクを向けると、演奏すらもかき消すほどの合唱が響く。 俺たちもGRAPEVINEもACIDMANも、アーティストはみんな音楽の頂点を目指して山を登っている。登っている山の角度や登り方は違ったとしても、目指す場所は同じなんだ。でもたどり着けないから、こうやって対バンして切磋琢磨している。 GRAPEVINEやACIDMANは好きだから来たけど、刺青や低いチューニングは嫌いという人もいかもしれない。そんな人にも伝わるように、これがミクスチャーロックだと一発でわかる曲を今からやるから。 もしも人生で一度もダイブをしたことがないなら、一回ぐらいはダイブしてみた方が音楽好きと言えるかもしれないよ? そう言ってから演奏されたのは『Fantasista』。イントロが鳴った時から歓声がすごいし、早くもリフトされている人もいる。 「ここまで飛んできて♡お姫様抱っこしてあげるから♡」と言うKj。自分は後方にいたし落ち着いてライブを楽しむことが好きだが、この言葉を聴いてダイブしようかと思ってしまった。この楽曲を知らない観客は、この会場には一人もいなかったのだろう。全員がタイミングよく拳を上げて一緒に叫んでいる。Kjがメロディに当てはめるように「腹の底から声上げろ!」と叫ぶように歌うと、サビでこの日一番と言えるほどの大合唱が巻き起こった。ダイバーの数もこの日一番の多さだ。そんなダイバーと笑顔でグータッチするKj。つい1年前には有り得なかった最高の空間が広がっている。 今日の出演バンド、全部観た人いる? 最高だったよな。音楽の裾野はとてつもなく広いし、音楽の海はとてつもなく深い。それにロックをやってる奴も、ロックが好きな奴も、クソみたいな奴ばっかりだ。 でも、こんな良い夜があるなら、やめられねえよなあ! ライブハウスのドアを開けたら、誰もが平等なんだ。上司も居ないし嫌な奴も居ない。嫌なことだって忘れられる場所なんだ。今日はここに全部置いていきます! ありがとうございました! 最後に全てを出し切るように『A Hundred Emotions』が演奏された。壮大でカッコよくてロックとしか言い表せない歌と演奏だが、それと同時にどことなく温かくて優しさも感じる。それはロックバンドとしてロックを愛する人へのメッセージに感じる楽曲だからかもしれない。 久々に観たDragon Ashのライブは、かつてと同じように観客も歌って騒いでダイブして、止めどなく鳴らすロックのように自由だった。 ■セットリスト 1.Entertain2.Fly Over3.ROCKET DIVE4.New Era5.ダイアログ6.VOX7.Jump8.百合の咲く場所で9.Fantasista10.A Hundred Emotions