2022-07-29 【ライブレポ・セットリスト】私立恵比寿中学 vs 岡崎体育『Major Debut 10th Anniversary 2MAN Zepp TOUR「放課後ロッケンロール」』at Zepp Haneda 2022年7月25日(月) 私立恵比寿中学 岡崎体育 ライブのレポート 星奈美怜と小林歌穂の2人が前説として出てきて、岡崎体育のことを「体育ちゃん」と呼びながら今回のライブについて説明していた。「わたしたちのレーベルの後輩だから」と言って30歳を超えた”おっさん”である岡崎体育をイジる20代前半のアイドル。 これは仲が良いからこそのイジリだろう。この関係性だからこの対バンが実現したし、良い雰囲気の中で二組のライブが行われたのかもしれない。 私立恵比寿中学のメジャーデビュー10周年を記念したライブ企画である対バンツアー(Major Debut 10th Anniversary 2MAN Zepp TOUR「放課後ロッケンロール」』。その2公演目はエビ中と関係性が深い岡崎体育のとの対バンだった。 岡崎体育 私立恵比寿中学 岡崎体育 エビ中ファミリーの大観衆の前に、鮮烈に登場したのは他でもないこの男。かつてエビ中の楽曲提供者として彗星の如くやってきた、盆地テクノのパイオニア岡崎体育だ。 しかし今回はエビ中主催の対バンライブ。観客のほとんどがエビ中目当てで、岡崎体育の楽曲を知らない人が多いようだ。普段のライブとは違い、若干アウェイな空気が流れている。 しかし彼はどんな環境のライブでも爪痕を残してきた百戦錬磨の男だ。今回も例外ではない。 目を血走らせ拳をあげ「みんな!岡崎体育はエビ中の準備体操だと思ってください!一緒に準備体操できる人は手をあげてください!」と叫ぶと、オープニングナンバーの、おそらく新曲と思われるインストゥルメンタルの曲が爆音が鳴り響いた。 「飛び跳ねて踊ってください!」「両手上げてくれ!」「ペンライト持ってる人は降ったくれ!」「俺が岡崎体育です!」と煽りまくり、のっけから会場を熱狂の渦に巻き込んでいく。 曲を知っているかどうかは関係ない。良い音楽が流れれば、音楽を愛する者は受け入れる。それを示すかのように客席がうねるような盛り上がりになり、1曲目にして観客のボルテージは一気に最高潮に。 しかし観客のボルテージが上がりすぎたのだろう。盛り上がりすぎないようにと、岡崎体育にジャンケンで勝った人だけが踊るように観客に伝えた。この曲をやる時の定番演出だが、初見の人も多いようで驚いている人も多いようだ。 本人もボルテージが最高潮になったのだろう。早くも汗だくになっている。アユニ・Dと同じ量の汗をかく岡崎体育に、マネージャーの松下がタオルを渡すために出てきた。 彼はマネージャーもMCのネタにして、観客のボルテージを最高潮にする。 「うちのマネージャーの松下です。先日誕生日でした! 松下はぽーちゃんのファンなんです。会う度に無料でぽーちゃんと写真を撮っています。みんなはお金を払わないと撮れないのにな......」と言って松下へのヘイトを観客に溜めさせ、一体感を作り出した。 初めて楽曲提供させてもらったのが、エビ中のサドンデスでした。デビューした年の秋で、それが本当に嬉しかったです。 エビ中はみんな良い子だからなあ。一生エビ中を応援してあげてください。一生応援しても後悔しないことを僕が保証します。 彼はふざけたことばかり言う訳では無い。音楽に対してもエビ中に対しても愛がある。それをしっかり伝えて、観客の心をつかむのだ。 とはいえふざけたネタ曲も楽しい。音楽フェスのライブレポをネタにした『Quick Report』では、クールにポージングをして楽しませていた。〈観客のボルテージは一気に最高潮に〉というフレーズが歌われた時は、ワンマンにも負けないほどに観客は飛び跳ねている。 やはり本人のボルテージも最高潮になっているのだろう。1曲ごとに休憩して、水分補給と三幸製菓のぱりんこを食べて休憩しながらMCをする岡崎体育。 三幸製菓 ぱりんこ 30枚×12袋 三幸製菓 Amazon 最近競馬好きの友達ができて、その人が馬の話をしているのを聞くのが大好きなんです。人が好きなものを語ってる姿は最高なんです。 だからエビ中ファミリーとエビ中を語り合う飲み会をやりたいんですよ。藤井さん、できませんか?『B.L.T.』より良い記事を書きますから! ステージ上で直談判する岡崎体育。語りたがっている観客のボルテージは一気に最高潮に。 そんなボルテージをさらに上げるべく、岡崎体育の友人であるペンギンのてっくんが登場した。2人のデュエットによる口パクで披露されたのは『フレンズ』。 中盤から「エビ中に入りたい」とほざく岡崎体育にてっくんが突っ込むという、この日だからこその歌詞に変更されていた。 「真山りかちゃんはメイクが変わってさらに綺麗になった」「安本彩花ちゃんはEDMを頑張っていてセンスが良い」などと、コアなファンでなければ知らない情報を織り交ぜて褒め、岡崎体育がエビ中に入れない理由を羅列するてっくん。彼はブラックタイガーの会員かもしれない。 しかし中山莉子に関しては褒める点が見当たらなかったらしく、「えーと、えーと、莉子ちゃんの買ってる犬がかわいい!」と言って犬を褒めていた。てっくんには中山莉子が犬と同じぐらい可愛いことに気づいて欲しい。 それでも岡崎体育はエビ中加入の夢を諦めきれないようだ。 「エビ中の真骨頂はバラードだと思います。スターダストもどれだけ歌えるかを見てると思うので、頑張って歌います」と言ってから、エビ中屈指のバラード『星の数え方』のカバーが披露された。 しかし歌ったのは岡崎体育ではなくてっくん。しかもBメロのキーが高くて歌えない。「高いなあ。こんな高い声でないよぉ......」と曲中につぶやき落ち込むてっくん。 ついには「なんでサビよりBメロの方が高いんだよ!作ったやつはバカか!歌えないだろ!バカが!バカが作ったから歌えないんだ!」と理不尽に作曲家をディスっていた。 しかし言い過ぎたと反省したようで、最終的には「いや、曲を作った人は悪くない。校長がバカだ!藤井とかいうやつ。あいつがバカなせいだ!」と全てをエビ中のマネージャーである藤井校長の問題ということにしていた。 感動的なバラード『星の数え方』まで爆笑ソングに塗り替えてしまった岡崎体育。しかし彼はミュージシャンとして一流だ。笑わせて引きつけるだだけでなく、音楽の魅力で惹き付けることもできる。 続けて披露された初披露の新曲『サブマリン』は、ネタ要素が一切なかった。レゲエのリズムを取り入れた新境地と言える楽曲で、観客は心地よさそうに揺れながら聴いていた。音楽の魅力でしっかり惹き付けている。 本人もお気に入りな曲のようだ。「絶対に次のアルバムに入れよう!アレンジはもっと作りこもう!」と言ってはしゃぎ、岡崎体育のボルテージは一気に最高潮に。 あと2曲でエビ中にバトンを渡します。皆さんも一緒に盛り上げていきましょう、と言いたいところですが、皆さんは盛り上げようとしなくてもいいです。 俺が音楽で盛り上げて、それを聴いたお客さんが判断して盛り上がるか決めればいいんです。盛り上げるのは俺の役割です。 エビ中にきちんとバトンを渡せるかは、俺にかかっています 後半のMCでは笑わせようとしない。ひたすらに熱い言葉で観客の心を震わせる。岡崎体育の音楽の本質はネタや笑いではない。まっすぐな熱さが本質なのだ。 そんな「本質」をパフォーマンスで納得させるように『XXL』を披露した。ステージを動き回って煽りながら、ひたすらに観客のボルテージを上げていく。サビでは客席後方まで拳を上げたりペンライトを掲げている。それは観客が岡崎体育の音楽に心から感動したからだろう。 ラストは『The Abyss』。繊細に作り込まれたダンスミュージックが会場に響く。ライブ前半のネタ曲で笑っていた観客は、真剣に彼の音楽に聴き入っていた。 この後ビートが重なっていきます。そこでみんなが踊れるように、曲を作ったつもりです! でも、踊るかどうかを決めるのは、みんな次第です! だから、今日の岡崎体育のライブが楽しかった人は、一緒に手を上げて踊ってください! 曲の後半で、岡崎体育は叫ぶように、観客へ想いを伝えていた。その言葉に応えるように、客席のほとんどの人が手を挙げて、全力で踊っていた。 序盤にあったアウェイ感は一切なくなっている。ホームの盛り上がり方だし、岡崎体育のワンマンのような空気感だ。このどこからともなく始まった奇跡に、観客のボルテージは一気に最高潮に。 「エビ中ファミリーのみんな!岡崎体育を受け入れてくれてありがとう!」と叫んでいたのも印象的だった。 岡崎体育の力によって観客が盛り上がった部分は大きいが、観客も色眼鏡で見ずにしっかり楽しもうとしていたと思う。ライブは演者と観客とで作るものだ。それを最後に改めて実感させられた。 観客のボルテージを一気に最高潮にしたまま、エビ中の対バン相手として彗星のごとく現れた男の圧巻のステージは幕を閉じた。 ■セットリスト 01.R.S.P02.Quick Report03.FRIENDS04.星の数え方 ※てっくんによるエビ中カバー05.サブマリン06.XXL07.The Abyss 私立恵比寿中学 岡崎体育によってZepp Hanedaの観客のボルテージは最高潮になっていた。 そこへ鮮烈に登場したのは他でもないこの女の子たち。かつて日本のアイドルシーンに彗星の如くやってきた、永遠に中学生のパイオニア私立恵比寿中学だ。 やはりエビ中主催だけあって、彼女たちの登場を心待ちにしていた観客が多いのだろう。客席が暗転した瞬間から、客席一面がペンライトによる光の海で埋め尽くされた。 そんな蛍の光のように美しい客席の前で『ebiture』をキュートに踊ってからライブがスタート。のっけから会場を熱狂の渦に巻き込みたいのだろう。そのまま勢いよく『Family Complex』を続けた。 この楽曲は岡崎体育が提供している。それもあってか岡崎体育のファンも喜んでいるようだ。 「今日はサッカーチーム4つ分しか俺のファンがいない」と岡崎体育は自身のライブ中に話していた。岡崎体育のファンは44人しかいなかったようだ。それでも観客の盛り上がりから判断するに、この日集まった44人の岡崎体育ファンも全力で飛び跳ね盛り上がっていたようだ。 この楽曲にはメンバーの名前をもじった歌詞があり、それをメンバーが1人ずつ歌うパートがある。 しかしこの日は小久保柚乃が体調不良のため出演していなかった。そのためメンバー全員がユニゾンで小久保のパートを歌っていた。居ないメンバーの魂も背負ってパフォーマンスしているのだ。 さらに『シンガロン・シンガソン』と盛り上がり確実な鉄板曲を続ける。中山莉子が「太っちょマーガリン!楽しいライブありがとな!」と煽った瞬間に、観客ボルテージは一気に最高潮に。 最初のMCで真山りかは「今日は月曜ってことは、みんな憂鬱を抱えて今日はここに来たんでしょ?」と社畜を気遣っていた。盛り上げるだけでなく寄り添ってくれるのがエビ中なのだ。 それにしてもこの日のエビ中は、序盤から激しいパフォーマンスを続けて観客のボルテージを最高潮にしようとする。この次に披露された『自由へ道連れ』もそうだ。メンバーの高い歌唱力と、グループだから可能な歌割りを生かしたパフォーマンスに圧倒され、ボルテージは最高潮になってしまう。 新メンバー2人の成長は目まぐるしい。先輩に負けないほどに堂々としたパフォーマンスができるようになっている。そんなエビ中に44人の岡崎体育ファンも道連れされたはずだ。 それでいてエビ中はエモーショナルなパフォーマンスもする。『ポップコーントーン』は盛り上がる楽曲だが、序盤の披露曲の中では特に感情を込めて歌うメンバーが多いと感じた。それに鼓舞されたかのように、振りコピしたりジャンプする観客の姿も印象的だ。 ここまでは過去の楽曲が並ぶセットリストだったが、ここからは最新アルバムからも楽曲が披露されていく。 新作のリードトラックである『ハッピーエンドとそれから』では、切ないメロディと歌詞を繊細な歌とダンスで披露した。序盤のひたすらに盛り上げるエビ中とは違う姿だ。そんな姿に44人の岡崎体育ファンも、きっと魅了されただろう。 安本彩花「今日は体育ちゃんとの対バンです!私たちは体育ちゃんってたまに呼ばせてもらってます」 真山りか「私たちは体育さんの先輩だからね!」 安本彩花「初めて会った時にアネキって呼ばれました。しかも後輩だからって寿司を奢らせようとしてくるんです!」 真山りか「お金は体育さんの方が持ってるはずなのに!」 星名美怜「私たちはギャラを9分割してるからね!体育館さんは100%貰ってるのに!」 岡崎体育との仲良しエピソードを『フレンズ』の歌詞を引用しながら語るエビ中。この日のギャラも岡崎体育は独り占めしているのだろう。心の中では「アイドルざまぁみろwww」と思っているのかもしれない。 ライブ中盤は盛り上げるだけでなく魅せるパフォーマンスも披露していた。 『さよなら秘密基地』では、曲展開が変化するごとに声色や歌唱方法を変えたりと表現力の凄みを見せつけ、バラード曲『宇宙は砂時計』では繊細に感情を込めた歌声で感動させる。 この2曲も最新アルバムの楽曲だ。新作はエビ中の表現の深みを伝える楽曲が多い。この2曲も今までのグループにはなかったタイプの楽曲だ。そんな世間のイメージと違うエビ中を見た44人の岡崎体育ファンは、きっと驚いていただろう。 MCでは「体育の授業で何をしていたか?」という話題に。中山莉子は1日中歩き続ける授業をやったと話し、桜木心菜は川の中を歩く授業をやったと話す。変な体験をしているメンバーが多いようだ。 安本彩花「私たちはダンスの授業があったけど、みんなの時代はなかったかな?」 客席の年配者「......」 真山りか「真山の時代もなかったんだけど......」 無邪気に悪意なく、客席の中高年とステージの真山りかの心にダメージを与える安本彩花。 安本彩花と柏木ひなたは同じ高校に通っていて、ダンスの授業を一緒に受けたらしい。しかし全然ダンスを覚えられず踊れず、アイドルでありながらダンスの授業では一番下手なグループになってしまったという。 柏木は「だってめちゃくちゃ難しかったんだもん」と言い訳をしていた。他のメンバーは「彩ちゃんは納得できるけど、ひなたが一番下のグループなんて......」と遠回しに安本をディスっていた。 ライブパフォーマンスはキレッキレで観客を痺れさせるのに、MCはゆるっゆるで観客を癒すのだ。曲紹介までもゆるっゆるだった。 中山莉子「それでは次の曲です!一緒に聴いてください!」 他のメンバー「??????」 客席「??????」 中山莉子「違った!一緒に頼みましょう! 他のメンバー「wwwwww」 客席「wwwwww」 柏木ひなた「皆さん、どうか心の中で何かを頼んでください!」 中山莉子「違った!一緒に楽しみましょう!」 ひたすらに噛みまくる中山莉子。気をつけて喋るようにと、心の中で頼んだ観客がいたかもしれない。 しかしやはりパフォーマンスはキレッキレで最高である。 続く『Anytime,Anywhere』では観客のクラップも巻き起こし一体感を作り出した。ペンライト文化のアイドルライブでは、観客が最初から最後まで大きなクラップを鳴らすことは少ない。この曲とパフォーマンスに求心力があるからこそ、自然と観客も楽曲に合わせた楽しみ方ができるのだろう。 ここから続いた『感情電車』『なないろ』の流れは、今回のライブのハイライトに思った。この2曲はエビ中にとって特に大切で重要な楽曲だからだ。大切だからこそ同じライブで続けて披露されることが少ない楽曲でもある。 2曲とも優しく包み込むような歌声で、アイドルとして笑顔で楽しそうに歌っていた。 『なないろ』は特に大切な曲だからこそ、歌割りにも気を遣っているようだ。ユニゾン部分では桜木心菜と風見和香も歌っていたが、ソロパートは先輩メンバーだけで歌っていた。 やはり松野莉奈と一緒の時間を過ごした者にしか、この曲のソロパートは歌えないのかもしれない。それでも新メンバーもエビ中の仲間だから歌わせたい。だからユニゾン部分では一緒に歌い、エビ中の歴史と想いを後輩へと繋げているのだと思う。 そしてやはり客席が青いペンライトで埋まっていく景色には感動した。今でもあの子はエビ中のメンバーだし、この曲が歌われた時はあの子もステージにいるような気がする。 柏木ひなた「終わったみたいな雰囲気になってますけど、まだエビ中のライブに足りないものがある気がするんですよね?」 小林歌穂「わかった!岡崎体育さんの美人マネージャーの松下ちゃんだ!」 中山莉子「たしかにエビ中は物理的にマネージャーが足りない」 柏木ひなた「本当にマネージャーの人数がもっと欲しい!」 エビ中の人材不足事情を観客に披露して「松下マネージャーを取り合う」という謎設定で『サドンデス』が最後に披露された。 途中で岡崎体育もステージに登場し、メンバーが「松下ちゃんをください!」と直談判する茶番になり、エビ中と岡崎体育による「誰が松下ちゃんの隣に相応しいかを決めるダンスサドンデス」が行われた。 松下マネージャーがダンスサドンデスの脱落者の名前を呼ぶ中、必死に踊り脱落せず残り続ける岡崎体育。彼の人生において最も運動している瞬間だったかもしれない。 そして岡崎体育がダンスサドンデスで勝利するという奇跡が起きる。彼は体育でダンスの授業に参加したら、一番踊れるグループに入っていただろう。 小林歌穂「体育さん......!私を助けなければ、体育さんのマネージャーだったのに......」 岡崎体育「もともと俺のマネージャーやからね」 真山りか「私立恵比寿中学に、松下ちゃんは必要ないわ!」 岡崎体育「なんかかわいそう」 星奈美怜「そうよ!私たちはスターダストプロモーション!」 岡崎体育「そうやで。松下はソニーの社員だからスタダに行けないんや」 最高の茶番を終えて最後のサビを岡崎体育を含めた全員で歌い、観客のボルテージを一気に最高潮にしたまま圧巻のステージは幕を閉じた。 また二組の共演を観たいが、「てっくんは藤井校長にバカと言ったから出禁」とエビ中メンバーが言っていた。てっくんだけ出禁になってしまったことが残念である。 楽曲提供をきっかけに交流を深めていた二組。音楽の方向性も活躍するフィールドも違うものの、相性が良い対バンだったと思う。それはきっと、音楽で笑わせ、音楽で盛り上げ、音楽で感動させるとうことが共通しているからだろう。 ライブを続けて観て気づいた。私立恵比寿中学と岡崎体育は、二組ともに「満身創痍の全力エンターテイメント」なのだ。相性が良いに決まっている。 共通していない部分は、ルックスとギャラの取り分だけかもしれない。アイドルざまぁみろ。 ■セットリスト SE.ebiture 1.Family Complex 2.シンガロン・シンガソン 3.自由へ道連れ 4.ポップコーントーン 5.ハッピーエンドとそれから 6.さよなら秘密基地 7.宇宙は砂時計 8.Anytime,Anywhere 9.感情電車 10.なないろ 11.サドンデス with 岡崎体育&松下マネージャー 【Amazon.co.jp限定】Major Debut 10th Anniversary Album 中吉 (初回生産限定盤) (メガジャケ付) アーティスト:私立恵比寿中学 SME Amazon