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2021年2月に聴いた音楽アルバムで特に好きな作品 10選

2021年2月に聴いた音楽アルバムで、自分が特に好きな作品10枚をまとめてみた。

 

基本的に鬼POP劇キャッチーなわかりやすい音楽が好きだ。もし鬼POP劇キャッチーな音楽が好きな人は、趣味が合うと思うので参考にしてもらえたらと思う。

 

紹介する順番はランキングではなくアーティスト名の五十音順です。

 

 

Arlo Parks『Collapsed In Sunbeams』

COLLAPSED IN SUNBEAMS

COLLAPSED IN SUNBEAMS

  • アーティスト:ARLO PARKS
  • 発売日: 2021/01/29
  • メディア: CD
 

 

デビュー前から『NME』や『DORK』の表紙を飾ったりと注目されていた、Arlo Parksの待望のデビューアルバム。

 

期待値も高かった分、ハードルも上がっていたと思う。がっかりさせないでくれという思いもあった。

 

しかしそんなハードル、余裕で超えて来た。デビューアルバムとは思えないほどの凄みを感じるアルバムを出して来た。

 

コード進行もビートもシンプルだと思う。それでも一つひとつ丁寧に音を積み重ねているし音色にも拘っている。だから刺激よりも心地よさを感じる作品だ。シンプルだからこそセンスが重要で、どれだけ徹底的に作り込まれているかが重要なのだ。

 

そしてハスキーで切ない歌声は個性的で耳から離れない。だから唯一無二の音楽になっている。シンプルだけど誰も真似ができない。心地よいからずっと聴きたくなってしまう。

 

一瞬だけ流行って消費されるアルバムではなく、長い期間かけて多くの人に愛されて聴かれ続けるアルバムに思う。

 

Collapsed in Sunbeams

Collapsed in Sunbeams

  • Arlo Parks
  • R&B/ソウル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

indigo la End『夜行秘密』

夜行秘密 (初回限定盤A Blu-ray)

夜行秘密 (初回限定盤A Blu-ray)

  • アーティスト:indigo la End
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: CD
 

 

こちらの詳しい感想は別の記事に書いたので、そちらを読んでほしい。

 

バンドにとって過去最高傑作に思うし、めちゃくちゃ作り込まれている名盤。

 

↓詳細な感想はこちら↓

夜風とハヤブサ

夜風とハヤブサ

  • indigo la End
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Weezer『OK Human』

オーケー・ヒューマン

オーケー・ヒューマン

  • アーティスト:ウィーザー
  • 発売日: 2021/01/29
  • メディア: CD
 

 

歌がとても印象に残るアルバムに思った。

 

メロディアスでポップでキャッチー。フルオーケストラを使ったこともあり、聴いていて胸に沁みいるような心地よさがある。

 

それはロックバンドのアルバムとしては物足りないと思う人もいるかもしれない。しかしロックバンドが純粋に音楽に向き合った作品と受け取ったら、大栄光なアルバムに感じるかと思う。 

 

そして「アルバムで聴く意味」を持った作品でもある。

 

このアルバムは曲と曲の間に無音がない。そのため全曲が繋がっているように聴こえる。全12曲のアルバムと捉えることもできるし、約30分の1曲のシングル曲を聴いているとも捉えられう。これはアルバムを最初から最後まで通して聴かなければ感じることができない、不思議で刺激的な体験である。

 

つまりこのアルバムはWeezerが新しい音楽に挑戦したアルバムでもあり、サブスク全盛期にアルバムの意味を再芸妓することに挑戦したアルバムでもある。

 

All My Favorite Songs

All My Favorite Songs

  • ウィーザー
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ずっと真夜中でいいのに『ぐされ』

ぐされ(初回限定LIVE盤)(1CD+BD (STREAMING/DL))

ぐされ(初回限定LIVE盤)(1CD+BD (STREAMING/DL))

 

 

こちらの詳しい感想は別の記事に書いたので、そちらを読んで欲しい。

 

「夜行性」と呼ばれるネット初アーティストの中でずとまよだけがビートで聴かせようとしているし、ボカロの文脈とは違う部分で勝負しているように感じる。

 

それが個性で強みであり、素晴らしい音楽を作る原動力になっているのではないだろうか。

 

↓詳細な感想はこちら↓

お勉強しといてよ

お勉強しといてよ

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

SUPER BEAVER『アイラブユー』 

アイラヴユー (初回生産限定盤A) (CD+BD) (特典なし)

アイラヴユー (初回生産限定盤A) (CD+BD) (特典なし)

  • アーティスト:SUPER BEAVER
  • 発売日: 2021/02/03
  • メディア: CD
 

 

 これは真っ直ぐすぎるアルバムだ。

 

音楽的に新しいことをやっているわけではないし、いつも通りのロックンロールアルバム。それなのに刺激的で胸を打つし感動してしまう。

 

言葉が真っ直ぐすぎるのだ。演奏も真っ直ぐすぎる。難しいことをやるよりも、技術的にすごいことをするよりも、ただただ感情に訴えてくることを意識した音楽になっているのだ。

 

リードトラックでタイトル曲の『アイラブユー』の〈アイラブユーと歌いたい 愛してる〉という歌詞は、一歩間違えれば青臭すぎてダサくなってしまう。しかしSUPER BEAVERが歌い演奏するとカッコよくて感動してしまう。

 

バンドだからこそ鳴らせる音が詰まっていて、SUPER BEAVERだからこそ鳴らせる曲が詰まっているアルバム。

 

アイラヴユー

アイラヴユー

  • SUPER BEAVER
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

slowthai『Tyron』 

TYRON

TYRON

  • アーティスト:slowthai
  • 発売日: 2021/02/05
  • メディア: CD
 

 

「 グライムやパンクロックの影響を受けたラフなサウンド」とタワーレコードの商品紹介ページに書いてあった。

 

どんな音なのかと思って聴いたがパンクロックの影響はあまり感じなかった。どのあたりがパンクなのかと思ってしまった。ただただ作り込まれたヒップホップのアルバムではないかと思った。

 

しかしパンクのような衝動や勢いはある。ドープで危うさを感じる部分もパンクの危うさと共通しているのかもしれない。だから聴いた時に衝撃はあるしカッコいいと思う。

 

それよりも自分は二面性のある作品で、それが魅力的に思った。

 

前半はクールでキレッキレなラップの曲が多い。しかし後半には『push(feat.Deb Never)』のように心地よいサウンドの優しい曲もある。そんな曲が一つのヒップホップアルバムに収録されているのに、作品全体で統一感がある。それが魅力的で面白いアルバムだと感じた。

 

push

push

  • スロウタイ & Deb Never
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

DISH//『X』

X (完全生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

X (完全生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

  • アーティスト:DISH//
  • 発売日: 2021/02/24
  • メディア: CD
 

 

 こちらの詳しい感想は別の記事に書いたので、そちらを読んで欲しい。

 

まさに「大敗」だらけだったDISH//がロックバンドとして「宣戦布告」をするアルバムに思う。今作はメンバーのクリエイティブな部分が今までで最も反映されている作品で、それが良い方向に向かった傑作だ。

 

『猫』しかしらない人が聴いたら、DISH//のバンドとしての凄さを実感できるはずだ。

 

↓詳細な感想はこちら↓

ルーザー

ルーザー

  • DISH//
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

中島愛『green diary』 

green diary [初回限定盤] [CD + Blu-ray]

green diary [初回限定盤] [CD + Blu-ray]

  • アーティスト:中島愛
  • 発売日: 2021/02/03
  • メディア: CD
 

 

こちらの詳しい感想は別の記事に書いたので、そちらを読んで欲しい。

 

声優のアルバムではあるが、アニメは特に関係なく真摯に音楽とだけ向き合って作られた作品に思う。楽曲提供陣も豪華かつ中島愛とベストマッチな人生で最高。

 

アニソンや声優アーティストに興味がなかったり嫌悪感を持っている人にも、聴いてもらえてればしっかり届く作品に思う。

 

 ↓詳細な感想はこちら↓

GREEN DIARY

GREEN DIARY

  • 中島愛
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Foo Fighters『Medicine at Midnight 』 

Medicine at Midnight

Medicine at Midnight

  • アーティスト:Foo Fighters
  • 発売日: 2021/02/05
  • メディア: CD
 

 

 ロックバンドとしてダンスミュージックを鳴らしているようなアルバムだ。

 

例えばタイトル曲の『Medicine At Midnight』はミドルテンポのディスコナンバー。ロックバンドの姿からは想像できない曲調かもしれない。しかしサビでは力強いロックサウンドを聴けるし、フーファイターズの個性も感じる。

 

『Holding Poison』はもディスコナンバーだが、こちらも見事にロックサウンドとミックスされ唯一無二のサウンドになっている。

 

今はロックバンドにとって厳しい時代だ。それでもフーファイターズはロックバンドとしてもがきつつもトレンドも取り入れ、新しい解釈を加えて音を鳴らしている。

 

曲や演奏だけでなくバンドの姿勢も痺れるほどにカッコいい。

 

Medicine At Midnight

Medicine At Midnight

  • フー・ファイターズ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Millennium parade『THE MILLENNIUM PARADE』

 

 King Gnuの常田が結成した音楽集団。楽曲ごとにメンバーが変わるという変則的な音楽グループではあるが、アルバムとして曲をまとめた時に芯が通った部分があって統一感がある。

 

それは変則的なグループでありつつも常田が舵を切ってアルバムの完成形を最初から思い描いて作っていたからではと思う。その完成形に近づけるために曲ごとにメンバーを変えていたのかもしれない。

 

統一感はあるものの楽曲の方向性は様々なでバラエティ豊か。共通していることは「聴いたことがないような刺激的なサウンド」であることだけ。

 

そして不思議とポップさもあって聴きやすいことも面白い。マニアックで玄人受けする音楽をやりつつもポップスとしてのセンスもしっかりと取り入れているのだ。

 

King Gnuほどキャッチーではないが、かといってマニアックすぎない。その絶妙なバランスのちょうどいいところを狙い撃ちしたような楽曲たち。

 

確実に音楽好きのツボをついてくるようなサウンドで、J-POPが好きな人も興奮させるツボも知っているような音楽。

 

FAMILIA

FAMILIA

  • millennium parade
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

まとめ 

・Arlo Parks『Collapsed In Sunbeams』

・indigo la End『夜行秘密』

・Weezer『OK Human』

・ずっと真夜中でいいのに『ぐされ』

・SUPER BEAVER『アイラブユー』

・slowthai『Tyron』

・DISH//『X』

・中島愛『Green Diary』

・Foo Fighters『Medicine at Midnight 』

・Millennium parade『THE MILLENNIUM PARADE』

 

↓1月の良かったアルバム一覧はこちら↓