オトニッチ

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スガシカオの炎上した理由が意味不明

スガシカオが炎上した

 

 

4月7日にスガシカオが謝罪ツイートを行なった。Instagramに投稿した内容を転載した自身のツイートが炎上したのだ。

 

しかし自分には炎上する理由がわからなかった。

 

本人が消してしまったツイートなので転載するべきではないかもしれないが、全く非がないように思う。

 

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 「批判や怒りや疑いじゃなくて」という発言部分が批判されていたように思う。おそらく「批判をするな」と言っていると勘違いした人が多いのだと思う。

 

そしてその批判は「政権批判をするな」と言っていると批判者は思い込み、それによってスガシカオを叩いていたように思う。

 

しかしスガシカオは批判をするなとは書いていない。批判や怒りや疑いよりも優先して行うべきことは何かについて書いている。政治については一切触れていない。

 

「新型コロナに勝つ」という言葉は「感染拡大を防ぐ」「明日の感染を防ぐには」という意味としてとらえると、批判よりも大切なことがあることは確かだ。

 

これで炎上するならばスガシカオも「労働なんかしないで光合成だけで生きたい」と思ってしまうだろう。

 

文章は捉え方によって感じ方がかわる。文脈を読んだり行間を読むことも大切だとは思う。

 

しかし自分の妄想を勝手に付け加えて勘違いしている人も多いようだ。「自身の妄想を付け加えて」批判しているように思う。

 

そして批判する対象は個人的な意見を発したミュージシャンのスガシカオではなく、別のところに向けるべきではないだろうか。

 

糸井重里の炎上

 

 

4月9日には糸井重里のツイートが炎上していた。

 

過去の言動や本人の政治思想、その後のツイートも影響しての炎上かもしれないが、このツイートだけでは炎上する要素がないように自分は思う。

 

このツイートも政治のことには一切触れていないが、リプ欄では政治と結びつけて批判をしている人も多い。自身の妄想を付け加え、それを糸井重里のツイートと照らし合わせて批判しているように見える。

 

糸井重里に対しては批判ではなく誹謗中傷も多い。リプ欄を見たら「誰かが誰かを攻め立てている。これを感じるのがつらいのだ」という言葉に共感してしまった。

 

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「糸井重里が気に食わないから」という理由やストレス解消として暴言を浴びせているようにも見える。これは「いじめ」と同じだ。

 

批判の目的は今よりもより良くするための意見や相手に違った見解や意見を伝えるものだ。しかし誹謗中傷は相手を傷つけることが目的だ。糸井重里のリプ欄には「誹謗中傷」が溢れている。

 

新型コロナの対策に一致団結している人よりも、誹謗中傷に一致団結している人がSNSにはたくさんいる。

 

ただ自身のストレスの吐け口として、ちょうどいい対象を見つけて誹謗中傷し「おもちゃ」にしているのだ。

 

スガシカオも糸井重里も「批判をするな」とは書いていない。批判と誹謗中傷は違う。スマホ画面やPC画面の向こう側にも人がいるのだ。冷静になって他者を思いやって欲しい。

 

それを理解しつつも誹謗中傷や嫌がらせをする人も多いから厄介ではあるが。

 

 

スガシカオの批判されるべき行動

 

スガシカオはSNSでの発言よりも、普段の行動で責めるべきことがある。

 

 

彼は何にでも調味料をかけすぎるのだ。自炊でかけすぎるのならば意見すべきではない。個人の自由である。しかし飲食店でかけすぎる行動は疑問に思う。

 

しかも吉野家のお弁当を購入した際は紅生姜を4袋も貰い、それでも足りないと買ってきたスタッフをSNS上で公開説教していたのだ。 

 

 

吉野家は「お弁当一つにつき3袋まで」というルールがある。つまりスガシカオはルール違反を堂々とスタッフにさせた上にスタッフを非難したのだ。

 

どうしても紅生姜が欲しければすき家に行くべきだ。

 

【吉野家】
お弁当1食につき、3袋までとさせていただいております

【松屋】
基本的には1つを推奨しておりますが、お客様には必要数どうぞとお声掛けしております。タレやドレッシングは1メニューにつき1つで、特段制限はございません。お断りはしませんが3個以上の多い数を必要な方へは、在庫を確認の上お渡ししたり、またはお新香お持ち帰りカップにて店内用のタレやドレッシングに対応する場合もございます。

【すき家】
醤油や七味と同じく、お客様のお好みでお使いいただく調味料のため、特に制限等は設けておりません。

(引用:飯島直子“紅ショウガ10袋持ち帰り”で論争勃発 大手3社が見解、吉野家は「3袋まで」

 

しかしスガシカオは吉野家と松屋には行っても、すき家には行かない。全ツイートを調べたが、すき家に行った形跡はなかった。

 

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スガシカオは影響力が強い人気ミュージシャンだ。彼に憧れたファンは真似をしてしまう。

 

自慢気に大量の紅生姜を乗せた牛丼の写真をリプライするファンがいた。多くの紅生姜を乗せてスガシカオにアピールしているのだ。

 

おそらく彼らはテーブルに置かれている紅生姜を全て使ったと思う。お店の利益も減るし、補充するために店員の仕事も増える。紅生姜がなくなってしまっては他の客にも迷惑だ。 

 

スガシカオは10年前から「かけすぎ部部長」を自称しており、『かけすぎ部』という料理に調味料をかけすぎる人が交流する場を作っていた。

 

部活動の一環として『かけすぎジャンボリー』というかけすぎることについて語るトーク&ライブを定期的に行なっている。高橋優とポルノグラフィティの岡野昭仁はかけすぎ部の部員らしい。高橋優も岡野昭二もスガシカオと同罪だ。

 

かけすぎることに文句はない。しかしだ。ルールを破ってはならない。迷惑行為を助長させてはならない。

 

 

音はかけすぎないスガシカオ

 

調味料はかけすぎるスガシカオだが、音楽では楽器を重ねすぎることはない。必要最低限だ。全ての楽器の魅力が引き立つように楽曲が組み立てられている。

 

ファンクとフォークを組み合わせたような音楽性は個性的だし、楽器の音を大切にしつつポップスを作り上げるスガシカオの音楽は最高だ。

 

ぼくたちの日々

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 特に『ぼくたちの日々』ではそれが顕著だ。

 

全ての楽器の音を聴き取ることができる。必要な箇所に必要な楽器を鳴らしている。音数が少ないので派手さはない。しかし演奏は魅力的で、全ての楽器に「ここのこの楽器の音が良い」と思えるようなポイントがある。

 

例えるならば計算され尽くした味付けの吉野家の牛丼にひとつまみの紅生姜を乗っけた時と同じような、絶妙なバランスで全ての食材の美味しさと味付けの素晴らしさが引き立っているような感覚。

 

それをスガシカオの音楽からは感じる。紅生姜を4つも乗っけた牛丼では体験できない感覚だ。

 

牛丼も音楽と同じようにバランスが重要だ。紅生姜をかけすぎるということは、例えるならばちょっとしたアクセントとして入れたタンバリンの音を、なぜか爆音にして他の楽器の音をかき消すようなものだ。

 

よくよく考えると、スガシカオが炎上した理由よりも、紅生姜をかけすぎる理由が意味不明だ。