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自分が特に好きなライブハウス一覧とライブハウスの救済手段&支援手段の一覧

最近ライブハウスに行けていない。

 

というか行くわけにもいかない。そもそも営業もしていない。

 

新型コロナウイルスの影響でほとんどのライブハウスが営業自粛しているからだ。次はいつライブハウスに行けるかわからない。安心してライブを楽しめる日が来るまでには、時間がかかると思う。

 

ライブハウスへ行けず寂しいので、好きなライブハウスについて物思いにふけってみた。一部だけではあるが、好きなライブハウスとその理由について書き連ねてみた。

 

そして音楽ファンとして自分がライブハウスにどのような支援ができるのか、救済方法はあるのかについて調べてみた。どうやら音楽ファンの自分たちでも支援をする手段はいくつかあるようだ。

 

  

静岡SUNASH

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静岡駅から徒歩五分のライブハウス。キャパは200人程度でステージも低い。満員になったらステージは観えなくなる。地方都市には1件はあるような一般的な作りのライブハウスだ。

 

でも自分にとっては大切なライブハウスでもある。自分が初めて行ったライブハウスだからだ。

 

くるりのライブが自分にとって初めてのライブハウスだった。

 

ホールで観るライブとは違う雰囲気。バンドの熱量がダイレクトに伝わってくる感覚。周囲のお客さんの熱量にも圧倒された。音が体に響く感覚を初めて体験した。痺れた。感動した。

 

この日に聴いた『HOW TO GO』は一生忘れないほどに自分に胸に突き刺さった。

 

その後もthe pillowsや野狐禅や曽我部恵一やELLEGARDENを観た。

 

今でこそ静岡にもライブハウスは増えたが、当時はホールでやる規模ではないアーティストが静岡に来る時はSUNASHでライブをすることが多かった。自分にとってはカッコいいミュージシャンが地元に来るためには必要不可欠な場所だった。

 

会場の立地や作りや雰囲気が気に入っているというよりも、思い出が詰まっているから好きなライブハウスなのだ。

 

 

新木場STUDIO COAST

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自分が東京で初めて行ったライブハウスが新木場STUDIO COASTだ。SUPERCARのラストライブを観たのだ。

 

チケットを持っていなかったのに会場へ行って「チケット譲ってください」と書いたボードを持って昼過ぎからずっと会場前に立っていた。

 

自分がリアルタイムで好きなバンドの解散を体験したのがSUPERCARだった。ショックで悔しくて悲しかったけど、どうしても観たかった。けっきょくチケットは譲ってもらえなかった。

 

しかし開演前に当日券を出してくれた。SUPERCARの最後を見届けることができた。

 

地元の静岡SUNSHの10倍はありそうな広いフロアと大きなステージに驚いた。でもバンドやお客さんの熱量の伝わり方は、小さなライブハウスと変わらない。ライブハウスだから体験できる特別で特殊な空間は、大きな会場でも変わらなかった。

 

そういえばELLEGARDENやきのこ帝国が活動休止前に最後にライブをやった場所もSTUDIO COASTだ。自分の好きなバンドが最後に選ぶことが多い会場かもしれない。

 

でもELLEGARDENが復活した会場もSTUDIO COASTだ。終わりの場所ではなく再開の場所で再会の場所でもある。

 

入り口がステージ上手側しかなく出入りに混雑したりと不便な部分もあるが、それを差し引いても好きだライブハウスだ。

 

 

水戸ライトハウス

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会場前には水戸黄門の銅像があるので少しテンションがあがる。外観は青と黄色の壁でポップ。その見た目が好みだ。

 

駅から徒歩20分と少し遠いものの、周辺の環境も含めて地方密着のライブハウスで都会のライブハウスとは違う雰囲気に思う。

 

ステージが高く観やすい。キャパは350人程度だが200人規模のライブハウスよりもずっと観やすく近く感じる。最後列でも「近い!」と思うぐらいの距離感だ。

 

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おそらくステージやフロアが横長だから距離を近く感じるのだ。フロアが正方形のライブハウスが多いが横長の長方形。スペースは狭いものの2階席もある。どの位置からも観やすい。

 

音響が良く音が綺麗に響くライブハウスだ。フジファブリック、the pillows、BiSHの3組のライブしか観に行ったことがないし、茨城県と自分は何の縁もない。しかし「良い箱だな」と心から思えるライブハウスである。

 

新宿LOFT

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 ステージは低いし柱が邪魔。整理番号が悪いと全くステージが見えない。柱にモニタは付いているが画質は悪い。歌舞伎町のど真ん中なので治安も良いとは言えない。環境としては良いとは言えない。

 

それでも行けば他のライブハウスとは違う独特な雰囲気にワクワクする。移転はあったもののはっぴいえんどやスピッツやBOØWYなど、多くの有名ミュージシャンがホームとして活動していた伝説のライブハウスだ。そこに行くということに特別感があるのかもしれない。入り口の手書きのボードの色使いも好きだ。

 

フジファブリックやメレンゲは新宿LOFTが運営していたインディーズレーベル出身のバンドだ。自分が特に好きなバンドのうちの2組。新宿LOFTがなければ世に出てこなかったかもしれない。それだけでも自分にとって特別で大切な場所になっている。

 

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2019年11月12日に行われたフジファブリックとメレンゲの対バンで、自分が最後に志村正彦を観た場所でもある。

 

バーカウンターの上には対バンした日に書かれたサイン入りポスターが10年以上経っても飾られている。音楽やバンドへの愛があることも好きな理由の一つだ。 

 

 

下北沢MOSAIC

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 ステージが高めで後ろでも観やすい。音も良い。地下なので携帯電話の電波が入りづらい時もあるので開演までは暇をつぶせないけれども、ライブが始まってしまえば関係ない。音響も良いライブハウスに思う。

  

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下北沢MOSAICの特徴は真っ白な壁だ。ステージもフロアも白い。基本的に黒で統一されている会場が多いので、それが珍しく思う。

 

照明が綺麗に映える。黒い壁のライブハウスだと照明が闇を照らすような感覚だが、壁が白いと明るい場所にさらに光を灯してくれるような感覚になる。

 

ライブハウスは場所があってステージに立つ演者がいれば成立するわけではない。

 

照明を照らす人やPAで音を調整してくれる人もいるから成り立つ。全員が安全に快適に楽しめるように運営してくれるスタッフの方々がいるからライブハウスは存在できる。

 

会場の雰囲気としては特に好きなライブハウスだ。

 

 

京都磔磔

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日本で2番目に古い歴史のあるライブハウスの京都磔磔。元々は酒蔵で木造の建物。そのため防音は他のライブハウスと比べるとしっかりしていない。音漏れもする。そのため夜9時以降の音出しは制限されているらしい。そのような制限やデメリットを差し引いても魅力的なライブハウスだ。

 

木造だからか音の響きが他のライブハウスとは違うように思う。音の反響が少ないように感じる。木が音を吸収するのかもしれない。この独特な音は磔磔だからこそ聴けるのだと思う。

 

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ステージも飾り付けられていたりとおしゃれ。京都のバンドだけでなく全国のミュージシャンから愛されているライブハウスでもある。500人程度のキャパだが、Zepp規模でもソールドアウトさせられるバンドがライブをすることも多い。

 

ちなみに京都磔磔で観るくるりのライブは至高である。

 

 

KBSホール

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 ライブハウスというよりもイベントホールと呼んだ方が正しいかもしれない。

 

しかしBOROFESTAが行われたり、かつてはみやこ音楽祭という京都の音楽カルチャーの発信とも言える音楽イベントが行われていた場所だ。座席ありのライブもあるが座席を撤去しオールスタンディングでライブを行うこともできる。その場合は1000人規模のライブハウスと変わらない雰囲気になる。 

 

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 この会場の特徴的な部分はステージの後ろが巨大なステンドグラスになっていることだ。ステンドグラスをバックに演奏するバンドの姿が最高なのだ。かっこよくて、綺麗で、感動的で。

 

このシチュエーションで音楽を聴くことができる会場はKBSホールだけだ。

  

 

続けるためにもがいているライブハウス

 

新型コロナウイルスによってライブハウスが苦境に立たされている。

 

感染症の予防のためには密閉・密集・密接の「3つの密」を避ける必要がある。それがライブハウスでは難しい。感染拡大してしまう要因が揃っている。実際にライブハウスの客で新型コロナウイルスの感染者も発生してしまった。

 

イブハウスやクラブを運営する計283の事業者に新型コロナ感染拡大の影響を尋ねた調査で、約95%に当たる270事業者が減収になったと回答した。89%が、自粛要請に伴う減収分の補償を国や自治体に求めた。アンケートをした音楽家団体「セイブ・ザ・リトルサウンズ」が6日、札幌市内で記者会見し明らかにした。

 調査はSNSなどで3月27日~4月3日に行い、34都道府県の事業者が回答。売り上げがゼロとの回答もあった。66%が貯蓄を切り崩して補っていると答え、今後の見通しを尋ねた項目では、「3カ月持つか分からない」が48%。「1カ月持つか分からない」も20%に上った。

(引用:ライブハウスの95%が減収 「3カ月持つか分からない」半数(共同通信) - Yahoo!ニュース)

 

2月後半からライブのキャンセルが増えた。国や各都道府県の自粛要請もあり現在はほぼ全てのライブハウスが営業を自粛している。

 

営業しなければライブハウスに収益は発生しない。国や自治体からの支援があるわけではない。共同通信の記事によると95%の事業者が減収し、数ヶ月先もわからない事業者が半数以上ある。

 

緊急事態宣言が出されたが、これといってライブハウスなど文化施設への支援や補償はされないようだ。

 

その中でクラウドファンディングなどで必死に食い繋ごうとしているライブハウスもある。YouTubeチャンネルを解説して新しい収益化の形を作ろうとしているライブハウスもある。

 

ライブハウスを続けるために、音楽と止めないために、必死に苦境に耐えようとしている。

 

そんなライブハウスを救済や支援をする手段を下にまとめた。

 

YouTubeチャンネルを開設したライブハウス

 

四谷アウトブレイクというライブハウスが全国のYouTubeチャンネルを開設したライブハウスをまとめてくださっています。

 

YouTubeで収益化するためには登録者数1,000人以上、過去12ヶ月の視聴時間合計4000時間が必要です。ライブハウスを救うためにも登録をお願いします。

 

 

クラウドファンディング

 

都道府県別にまとめました。

 

東京都

・新型コロナウイルスに負けない。ライブハウスCRAZYJAMから音楽で笑顔をつなぐプロジェクト。 - クラウドファンディングのMotionGallery

・中野 heavysick ZERO 存続支援プロジェクト! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・東京都八王子市のライブハウス、八王子papaBeatを継続させたい。 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 ・【アートスペース 半蔵門ANAGRA 存続支援のお願い】 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・【FLAVAに愛の手を】町田の老舗クラブ club FLAVA存続支援! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・LIVE ROPPONGI BUZZ 救済 プロジェクト - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・コロナに負けてられない!ライブ居酒屋キンのツボを救え! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

千葉県

・ライブハウスを出会いの場所に戻したい!千葉県佐倉市Sound Stream sakura20年目の挑戦 - クラウドファンディングのMotionGallery

・≪音楽スタジオ/ライブハウス廃業危機≫コロナで休業中!緊急事態を救ってください! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

愛知県

・田舎なのに音楽が盛んな街「豊橋」 全国から様々なジャンルのアーティストが集まる場所「club KNOT」を守りたい - クラウドファンディングのMotionGallery

・コロナに負けない名古屋KENTO’Sが立ち上がる! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

京都府

・【SAVE THE METRO】 京都クラブメトロの存続の為の支援プロジェクト - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・ONE LOVE OCTAVE KYOTO - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

大阪府

 ・I Love Soc!再出発に向けて〜お願いです!僕らにチカラを下さい!〜 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・新型コロナの影響で営業を自粛した扇町para-diceの存続のためのプロジェクト - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

・ビートルズライブバー『ヒア・カムズ・ザ・サン』を守りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

兵庫県

 

・イベント自粛要請で運営危機に陥っているライブハウス『尼崎Scope』を守りたい - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

 

 福岡県

 ・新型コロナから博多のライブハウスを守りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

ドリンクチケット・投げ銭

 

↓こちらのサイトに一覧が掲載されています。

 

記載漏れや新たに支援プロジェクトが立ち上げられたら追加します。また情報がありましたら教えてください。