オトニッチ

ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

BiSH出演のSCHOOL OF LOCK!のチッチとファンの感動的な会話のラジオを文字起こしした

BiSHとは

 

BiSHというアイドルグループを知っていますか?

 

”楽器を持たないパンクバンド”という肩書のアイドルグループ。

肩書き通りにアイドルらしからぬ、パンクバンドのような激しくてカッコいいパフォーマンスをするグループ。

 

今売り出し中のアイドルの中では、最も勢いがあって、人気も急上昇している。

最新シングルのプロミスザスターはYouTubeにMV公開.わずか3週間で100万回再生を突破した。

そして、7月22日(土)には幕張メッセイベントホールでのアリーナワンマンライブも決まっている。

 

プロミスザスター(DVD付)(-LIVE盤-)

 

メンバーは左から、

アイナ・ジ・エンド(おくりびと担当)

セントチヒロ・チッチ(見た目は真面目中身は悪女。これでも彼氏は2人まで担当)

ハシヤスメ・アツコ(メガネ担当)

アユニ・D(僕の妹がこんなにかわいいわけない担当)

リンリン(無口担当)

モモコグミカンパニー(あまのじゃく担当) 

 

 

 

人気も急上昇で忙しくしているBiSHだが、今でも初心を忘れず、天狗にならずに、ファン一人ひとりを大切にしていることが実感できたエピソードがある。

 

4月25日にTOKYO FMで放送された、SCHOOL OF LOCK!(スクールオブロック)にゲスト出演した際の話だ。

 

BiSHからアイナ・ジ・エンドセントチヒロ・チッチモモコグミカンパニーがゲスト出演していた時の出来事。

番組の後半、”プロミスザBiSH”という、ファンが電話でBiSHメンバーにこれからやることを宣言し、それを行うことを約束するというコーナーがあった。

その中で、セントチヒロ・チッチとファンが電話で話した内容に、デビュー当時からファンの自分は感動し、ほっこりとした気持ちになった。

 

あまりにも感動したので、その部分の放送を書き起こして見た。

プロミスザスター(DVD付)(-LIVE盤-)

プロミスザスター(DVD付)(-LIVE盤-)

 

プロミスザBiSH 書き起こし

※書き起こし時に読みやすいように一部文章は一部体裁してるので、実際話してる会話とは一部違う言い方になってます。

 内容自体は変わってないので安心してください。 

 

出演者

校長(グランジ遠山)

教頭(芦沢ムネト)

アイナ・ジ・エンド

セントチヒロ・チッチ

モモコグミカンパニー

 

ラーナ(電話をかけてきたファン)

 

校長「今日はBiSH先生が来てくれてるので生徒(リスナー)のみんなには一つ約束をしてもらって、BiSHの3人にはそれを受けてってもらおうと思ってるんだけど」

BiSH「はい!」

校長「もしもし!

ラーナ(ファン)もしもし」

校長「校長の遠山です!」

教頭「教頭の芦沢です。そして!」

BiSH「BiSHでーす!」


ラーナ「北海道17歳ラーナです。」
校長「ラーナ」
教頭「ラーナ」
チッチ「ラーナ」
アイナ「ラーナ」
モモコ「ラーナちゃん」
校長「17歳てことはこの春から何年生になるんだ?」

ラーナ「3年生です。」

校長「高3か!進級おめでとう!」

ラーナ「ありがとうございます。」

校長「早速なんだけど今日BiSH先生が来てくれているから、何か約束してくれないかなと思ってるんだけど、どう?いける?」

ラーナ「はい。行けます。」

校長「よし!」

ラーナ「みんなに安心して頼ってもらえるような看護師になりたい」


校長「看護師!」

BiSH「おおーーー」

教頭「素敵」

 

校長「看護師さんになりたいってのはいつぐらいから思い始めたの?」

ラーナ「中学校ぐらいからです」

校長「結構前から思ってたんだね。何かきっかけとかあったの?」

ラーナ「小さいころによく入院していて、その時の担当だった看護師さんがすごく優くてカッコよくて。わたし、カエルが好きなんですけど、長く入院してたら、かえるのぬいぐるみくれたり、私が退院できるってなったらにいっしょに感動して、おめでとうって言って泣いてくれたりして、すごい辛くても笑顔をくれた素敵な人だったので、そんそんな風になりたいなと思って。」

校長「へえー!BiSHのみなさんもケガすること多いわけじゃないですか。」

チッチ「多いですね(笑)」

教頭「食い気味にいいましたね(笑)」

校長「そんな素敵な看護師さんいてくれたらめちゃくちゃうれしくないですか?」

チッチ「めっちゃうれしい!」

モモコ「うれしいよー」

 

校長「ラーナは看護師になるためにもう勉強とかしてるの?」

ラーナ「してます。」

BiSH「へー」

校長「どんなことしてるの?

ラーナ「頭が悪いので、大学に受かれるように、基礎の勉強をしてます。」

校長「もうやってんだね。」

教頭「もうスタートダッシュしてるんだ!」

チッチ「がんばってんだ!」

校長「でも、実際大変でしょ?」

ラーナ「たい・・・へんです(笑)」

校長「心折れかける時もあるんじゃないの?」

ラーナ「そういう時は、受験が終わったらライブに行こうと思って、BiSHに、チッチに会いたいなと思って。」

チッチ「うれしいー!」

校長「BiSHのライブ!チッチに会いたい!」

チッチ「うれしいー(´;ω;`)」

教頭「ははははははは(笑)。感動して泣いている(笑)」

モモコ「喜んでいる(笑)」

 

校長「チッチのことが特に好きなの?ラーナは?」

ラーナ「大好きです!」

校長「どういうところが好きなの?」

ラーナ「なんかもう、かわいいし、かっこいいし、何でもできるし、すごい覚えててくれたりして。チェキ撮っても、北海道に住んでるからあんまりライブ行けないのに、1回撮ったときに話しをして、2回目行った時も、覚えてるよって言ってくれたりして。」

チッチ「へへ・・・・・・(笑)」

校長「そうなんだ!」

チッチ「へへへ・・・・・・(笑)」

ラーナ「それで、すごい素敵だなって。」

チッチ「ありがとうございます(笑)」

校長「で、実際チッチはどう、この、ラーナのこと覚えてる?」

チッチわかるんですよ、わたし、この子が誰か!

校長「うそ(笑)!?」

チッチ「わかるの!」

モモコ「わかるのー?」

校長「超能力とかじゃなくて(笑)?」

全員「爆笑」

モモコ「超能力っぽかったけど。」

 

チッチ「なんかもう、涙腺弱いから泣けてきちゃったんですけど、あの、この子、けろりん!

ラーナ(以下けろりん)「あっ!な、なんでわかったの!?え?え?」

チッチ「名前言っちゃった(笑)」

モモコ「すごーい(笑)」

チッチ「私の写真でルービックキューブ作ってきてくれて、めっちゃうれしくて、それからずっと覚えてるんですよ。」

校長「ちょっと、ラーナ・・・・・・!」

チッチ「さっきカエル好きって言ってたから。」

校長「そうか、そこでピンときたってことか!」

チッチ「そう。北海道だし、高校生だしそうだろうなて。」

ラーナ(けろりん)「え?え?え?」

校長「ラーナ、がっつり覚えてくれてるじゃん!」

教頭「すげーじゃん!」

ラーナ(けえろりん)「すごい、え?え?すごい」

アイナ「良かったねー!」

モモコ「良かったねー」

ラーナ(けろりん)「え?え?」

校長「ちょっと、すごいな、なあ、ラーナ!」

ラーナ(けろりん)「え、もう、ええ、もう、や、え」

全員「爆笑」

 

ラーナ(けろりん)「ありがとうございます。え、あ、もう、え、すごい、うれしいです・・・・・・」

校長「これさあ、だって、今日めちゃめちゃ今日うれしいでしょラーナ。」

ラーナ(けろりん)「は、はい、え、あ、え」

全員「爆笑」

校長「もう”え”と”あ”しか言わない(笑)」

モモコ「どうした(笑)?どうした(笑)?」

 

校長「チッチね、これ今後ね、ラーナも辛いときとかも多分あるはずだけども、今日というこの時間を思い出すことによってね、やる気を出せるんじゃない?」

ラーナ(けろりん)「え、も、もう絶対受かります!」

チッチ「頑張ってほしい!」

校長「ラーナ、改めて、大きな声でもう一度、約束しとく?

ラーナ(けろりん)「はい!」

校長「それじゃあ、もう一度ラーナ、改めて。」

ラーナ(けろりん)「はい!」

校長「行け!」

ラーナ(けろりん)「看護師に、なります!!!」

校長「力強い!」

BiSH「がんばれ!!!」

ラーナ(けろりん)「ありがとうございます!」

 

ここで名曲で代表曲、オーケストラがフルでオンエアされる。

 

 ↓画像クリックで動画が開きます。


BiSH / オーケストラ[OFFICIAL VIDEO]

 

オーケストラ

オーケストラ

  • BiSH
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
KiLLER BiSH

KiLLER BiSH

 

 

校長「今、オーケストラを聴いているラーナは、人生でこんなに素晴らしいことってあるんだって思いながら聴いているはずで。」

チッチ「うん、うん。」

校長「それを与えてくれているのはBiSHのみんなだし、かっこいい看護師さんになるはずだから、これからケガしてもラーナが待っていてくれるはずだし、これから落とし穴も落ち放題ですよ!

BiSH「爆笑」

教頭「いくらでもね(笑)その都度治してくれるから(笑)」

 

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↑BiSHの落とし穴担当のモモコグミカンパニーさんです 

 

校長「怪我してもラーナがまっていてくれるから!」

アイナ「そうか!」

チッチ「頼る人ができた・・・・・・」

全員「爆笑」

 

地方の高校生の、それも頻繁にライブに行っているわけではないファンのことを覚えていて、それも顔を見ずに会話だけで誰かわかってしまう。

そんなセントチヒロ・チッチはアイドルの鑑ではないだろうか。

 

こんな神対応されたら、一生推し続けちゃうでしょう。

 

まとめ

 

そして、何より、このオンエアの数日前にチッチがつぶやいていたこのツイートが嘘ではなかったこと。

ファンへのリップサービスでなかったことにも感動した。

 

 

今のアイドルはやっている音楽やキャラクターも多様化している。

それでも、ファンがアイドルに求めている根本的なものは、笑顔をくれるということではないだろうか。

 

BiSHも”楽器をもたないパンクバンド”という肩書で、パンクバンド顔負けのライブをやっている。

いわゆる、王道のアイドルとは違うパフォーマンスだし、キャラクターもアイドルっぽくなかったりする。

それでも、根本の部分は徹底的にアイドルとして努力をし、アイドルとして頑張っている。

そして、ファンのことを考えている。

 

楽曲やライブパフォーマンスだけでなく、そういった根本の部分が素晴らしいからこそ、今BiSHの人気は上がってきているのではないのだろうか。

 

きっと、ラーナさん(けろりんさん)はこのことを一生忘れない大切な思い出にるんじゃないかなと思う。

 

 

ちなみに、モモコグミカンパニーは他のラジオ番組で、もうファンのことを覚えるのは諦めたと言っていました(笑)

まあ、それはそれで、キャラに合ってるから良しとしよう。

 

 

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未定(初回生産限定盤)(特殊商品)(ミニAL+AL+Blu-ray Disc)

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