2018-07-15 【座談会】メレンゲというバンドについて飲み会で熱く語った コラム・エッセイ メレンゲ コアなバンドのコアな飲み会 メレンゲというバンドを知っているだろうか? 知名度があるとは言えない。人気があるとは言えない。音楽ファンに評価されているかと言うと、そこまで評価はされていないかもしれない。存在も知られていないかもしれない。 それでも好きな人はいる。良いバンドだと思っている人はいる。改めてメレンゲというバンドの魅力を音楽ブログを運営している方々と飲み会を開催し語り合ってみた。 6時間以上にもなる長時間の飲み会で、話が脱線しまくってメレンゲ以外を語る時間の方が長かったですが、今回はメレンゲについて語った部分だけピックアップして書き起こしてみました。メレンゲファン以外には需要がない記事で(そもそもメレンゲファンはどれだけいるのか?)メレンゲファンもあきれるぐらい中身のない話ですが(そもそもメレンゲファンがどれだけいるのか?)読んでみてください。 参加者 そこらへんの音楽雑誌よりも詳細で熱いライブレポートを書くことに定評があるが、どん兵衛のCMの吉岡里帆を可愛いと思わない変わった性癖のソノダマン氏(@yoppeleah) 『SUGAROCK-FESTIVAL』というブログで邦ロックについて熱い文章を書くSugar氏(@Sugarrrrrrrock)しかしBiSHのリンリンにデレデレしていてパンクな性癖。実はメレンゲファンではないのに強制参加させられた。 そして当ブログの運営者で1日1回は柏木ひなたの「道連れしちゃうぞ♡」を聴かないと生きていけない体のむらたかもめ(@houroukamome121) ブログをやっていないし、そもそもメレンゲのことを殆ど知らないのに参加し、何故かBiSの魅力を語ったMr.Phantom氏(@daimaou_sanzyou)ちなみに終電を逃して2時間歩いて帰ったらしい。 メレンゲのどうでも良い話 むらた メレンゲを知っている人とリアルで語り合うことはめったにないんで今日はマニアックな部分も語りたいなと思っていて。まずはインディーズ時代の『ギンガ』の紙ジャケをみんな破ってしまう問題から話したいです(笑) ソノダ 変なところにCDが入っているから取り出しづらいからみんなCDを取り出すときに破いてしまうやつ(笑)。 むらた 紙質も良くないんですよ。あれ。 Sugar ペトロールズの『Renaissance』みたいな変わった形のジャケットなんですか? ソノダ いや、いたって普通の紙ジャケ むらた 破れやすいだけの見た目も普通の紙ジャケ。たぶん中古市場に出てる『ギンガ』は全部ジャケット破れてジャンク品として売ってると思う(笑)でも曲は名曲ばかり。 ソノダ 全曲良いですよね。 むらた サブスクリプションでも配信されてないんでぜひCD買って聴いてほしいですよ。チーコとかめっちゃ良い曲 メレンゲを知ったきっかけ ソノダ メレンゲが好きな人って今では絶滅危惧種と言えるし、10年前ですら好きな人は殆どいなかったと思うんですけど、むらたさんは何きっかけで知ったんですか? むらた 自分はライブで観て知ったんですよ。10年ほど前の野音のイベントで観てグッと来て。フジファブリックとかTRICERATOPSとかメジャーデビュー直後のBase Ball Bearとか出てたイベントで。 ソノダ 蓮沼でしたっけ?10年ぐらい前の。 蓮沼 M-923 公演日 2006/9/23/SAT OPEN/START 11:30/12:00(end 20:00) 料金 入場無料 ANA/BaseBallBear/B-DASH/DEPAPEPE/フジファブリック/メレンゲ/ミドリカワ書房/NIRGILIS/No Regret Life/シュノーケル/スカポンタス/TRICERATOPS/WALKABOUT/ むらた そうです!ちょうど暗くなってきた時間の出演でシチューエーションにも合ってて演奏も良くて。とくに”すみか”という曲にグッと来て帰りにCD買ってハマりました。 すみか メレンゲ ロック ¥250 provided courtesy of iTunes むらた ソノダさんはメレンゲを知ったきっかけって何ですか? ソノダ 自分はメジャーデビュー後のカメレオンですね。当時スペシャでMVがかなり流れてたんですよ。それで良いなと思って。 カメレオン メレンゲ ロック ¥250 provided courtesy of iTunes むらた メジャーデビューしてからはけっこう推されてましたよね。スペシャでたくさんMV流れたり、タイアップも多かったし。 ソノダ でも全然売れなかったんですよ。タイアップも大きいタイアップではあったけど、相性が良いかというとそうでもないし・・・・・・。 むらた ドラマも映画もアニメもタイアップありましたからね。それなりに話題や人気や知名度がある作品の・・・・・・。 メレンゲのタイアップ一覧 テレビ朝日系『スター開発プロジェクト××プロ』エンディングテーマ テレビ朝日系『はるか17』主題歌 映画『最終兵器彼女』主題歌 映画『暗いところで待ち合わせ』主題歌 フジテレビ系アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」エンディングテーマ 日本テレビ系 ドラマ『アイシテル〜海容〜』挿入歌 日本テレビ系列アニメ「宇宙兄弟」オープニングテーマ JSBドラマ「LINK」テーマソング フジテレビ系アニメ「ピンポン THE ANIMATION」エンディングテーマ TBS系ドラマ「同窓生〜人は、三度、恋をする〜」主題歌 ソノダ 田中麗奈とか有名女優が出ている映画やゲゲゲの鬼太郎とか知名度抜群の作品のタイアップもあったけど世間には殆ど響かなかったという・・・・・・。 むらた 夜は墓場で運動会♪とオープニングで歌うアニメとメレンゲは相性が良いかと言うとなかなか難しいですからね(笑)田中麗奈主演の『暗いところで待ち合わせ』に使われたunderworldもサビの歌詞が「公園 滑り台の上 少しも怖くないよ」てサビの歌詞にわかりやすさは0だし、そもそもスルメ曲・・・・・・。 Sugar メレンゲの曲で一番売れた曲って何ですか? むらた そもそも全曲売れてないから把握していない(笑) ソノダ CDTVのランキングですら紹介されない順位の曲ばかりだったからなあ。タイアップがついてもオリコン50位にすら入れないぐらいの。 むらた 調べてみたらシングルはアニメ『ビンポン』のエンディングだった『僕らについて』が39位で一番順位は上ですね。オリコン登場回数は1回なので発売週以降は全然売れてないみたいですけど。 ソノダ アルバムの方が売れてはいたのかな? むらた 『ミュージックシーン』のオリコン31位が最高ですね。それも翌週にはオリコン圏外・・・・・・。 Sugar ああ・・・・・・。 むらた 『星の出来事』や『シンメトリー』の方が順位は低いけど3週はオリコンに登場しているので昔のアルバムの方が売れてるのかもしれないです。 ソノダ やっぱり初期の頃の方が好きな人は多いですよね。途中から売上を考慮したのか流行りの音楽性に変えようとしましたからね。特にレーベルがソニーのレーベルに移ってから。 むらた 『クレーター』あたりからは明らかに違う方向性で模索している感じはありましたよね。それも音楽としては悪くなかったけども、かつてのファンが求めた音楽とは違う方向性だったりして。 ソノダ それで昔から追っていたファンが離れたり。その割には新規ファンもそれほどつかなかったり。 むらた そういえばSugarくんはメレンゲを何きっかけで知ったんだっけ? Sugar 自分はこの飲み会に強制参加させられることになったんで5日間で全曲聴きました。それがきっかけです。大学生の自分はメレンゲの存在も知らなかったんで。 むらた ああ、自分とソノダさんのおかげメレンゲと出会えたんですね! Sugar でもメレンゲに今後ハマるかというと微妙です(笑) backnumberにもなれたかもしれないメレンゲ ソノダ メレンゲは絶対に大ヒット出せるポテンシャルはあったんですよ。backnumberのポジションに行けてもおかしくなかった。 むらた わかります。メロディはキャッチーでわかりやすいし、ロックとしてだけでなくJ-POPとしてもきちんと成立しているんですよ。 ソノダ ただ歌詞がキャッチーかというと少し違ったのかもしれないけど。ヒット曲って歌詞がわかりやすいし。でもメレンゲはそうでもない。 むらた 歌詞の構成としてはヒットを出しているバンドと近い構成ではあるんですよ。でも表現が独特で伝わりづらかったのかも。 ソノダ それが個性的で最高なんですけど、伝わりづらいですよね・・・・・・。 むらた backnumberとメレンゲって歌詞に共通点があると思っていて。それは『感情や歌詞の物語の説明』をする表現から始まる歌詞が多いんです。特にシングル曲や代表曲は。 君から見た僕はきっとただの友達の友達 たかが知人Bに向けられた 笑顔があれなら恐ろしい人だ (back number/高嶺の花子さん) 水色で花びらの浴衣がこの世で一番似合うのはたぶん君だと思う よく誘えた 泣きそうだ (back number/わたがし) むらた backnumberはわかりやすくてすぐに歌詞の物語に入り込めたり共感できる表現が多いんですよ。そこから歌詞の内容を広げていくような。メロディもキャッチーで歌詞もわかりやすくて入り込みやすいから多くの人に受け入れられやすい。 ソノダ メレンゲってわけわからない歌詞もありますからね。それが魅力だとしても。 海が見える小さな街 水平線を低空飛行 ウミネコが飛んでる 誰もいない午後の海で 君と遊ぶ ウミネコになる でもどこか寂しい目 (メレンゲ/ きらめく世界) 黙っているだけ 君と僕は今 無意味な時間の意味を知る 伝えたいことも伝えきれないことも 知っている夕暮れ (メレンゲ/ 初恋サンセット) むらた back numberと同じように状況説明や感情説明から歌詞を広げるんですけど、難解な表現もあるし、少しファンタジーなんですよ。例えばきらめく世界の「海が見える小さな街」てかなり具体的だけど、リアリティよりもファンタジー感や異国の街って感じもする。「ウミネコになる」という表現も自分はグッと来るけどわかりやすさはないし。 ソノダ それがメレンゲの良い部分でもあったけども。キャッチーさはなかった。かといってこの歌詞でなければ魅力は半減するという。 むらた 昔はメレンゲもback numberとライブハウスで対バンしたこともあったんですけどね。 Sugar そうなんですか!?back number が『逃した魚』をリリースしたぐらいですか? むらた それぐらいだったかな?『あとのまつり』ぐらいだったかも。当時はメレンゲの方がファンが多かったんですよ・・・・・・。今やback numberは東京ドーム2日間やるモンスターバンドだけど。 ソノダ だからファンの系統としてもback numberが好きな人にも興味を持ってもらえる要素をメレンゲは持っていた。 むらた いっそ小林武史にプロデュースしてもらったら売れたのだろうか・・・・・・。 ソノダ いやいや、売れるかもしれないけどレミオロメンの二の舞でバンドが潰されry (コバタケの話題は色々波紋を呼びそうなのでカットします) むらた そういえばback numberの清水依与吏はインタビューで「若手バンドが小林武史に手を出すとか危険ですよね」と言ってたのを読んだことあります。本人たちもその事を理解したうえでコバタケと関わったから良い関係を築けて売れたのかも。メレンゲはそれはできなそうだし。 ソノダ レミオロメンはコバタケに潰さry むらた タイアップ付いた曲で亀田さんにプロデュースしてもらったら話題にもなってもう少しうまいこと強みを生かしつつ売れ線になれましたかね? ソノダ いや亀田誠治は色々なアーティストに関わりすぎて話題にはならない。 むらた そういえばメレンゲとback numberの対バンはGOING UNDER GROUNDとの3マンでした。ゴーイングが当時は一番人気あったかな? Sugar ゴーイング・・・・・・? ソノダ もしかしてゴーイングをしらない?カウントダウンジャパンでアースステージに立ったこともあるバンドなのに? むらた 武道館でやったこともありますよ。テレビに出ることもあったし三ツ矢サイダーのCMもやってましたよ。 Sugar 名前は聞いたことはあるんですけど、曲は全然知らないです。 むらた 『トワイライト』も知らない?(ここでトワイライトを流して聴かせてみる) トワイライトGOING UNDER GROUNDJ-Pop¥255provided courtesy of iTunes Sugar ・・・・・・初めて聴きました。 ソノダ まじか・・・・・・。 むらた 自分とソノダさんはアラサーだけどSugarくんは大学生ですからね。ジェネレーションギャップですよ・・・・・・。GOING UNDER GROUNDどころかGOING STEADYを知らなくてもおかしくはない・・・・・・。 クボケンジの楽曲提供について ソノダ クボさんは楽曲提供もしてましたよね。新垣結衣とか。 むらた してましたね。それなりにヒットしていたイメージ。ファンモンにも曲書いてたし。 ソノダ Sugarくんも新垣結衣の『heavenly days』は知ってる? Sugar いやあ、知らないです。 むらた 『恋空』っていう大ヒット映画の主題歌だったんだよ。新垣結衣が主演もやっていて。 Sugar あ、聴いたことあると思います!自分が小学生の頃の映画ですけど。 ソノダ 小学生・・・・・・。その年齢で観て良い映画なのか・・・・・・。 むらた そもそも『恋空』が今の大学生が小学生の頃にヒットしていた映画ってのに時の流れの残酷さを感じてショックなんですけど。 ソノダ 『heavenly days』も良い曲なんですけどね。 むらた たぶんメレンゲの全作品の売り上げ枚数や印税よりも『heavenly days』の売り上げや印税の方が多いんじゃないですかね(笑) ソノダ 間違いない(笑) むらた 『heavenly days』の良いところはカラオケで歌うと本人映像が流れるところなんですよ。そのMVがずっとガッキーの顔のアップで。だからガッキーと見つめ合いながら歌えるという素晴らしさがあります heavenly days 新垣結衣 J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes むらた 人前で歌うと恥ずかしいですけどね。でも『歌うは恥だが役に立つ』って感じで歌っていて気分は良いです。 ソノダ ・・・・・・。 Sugar ・・・・・・。 むらた まあ、SugarくんはBiSHのリンリンが好みのタイプだから新垣結衣にはぐっと来ないか・・・・・・。 メレンゲの好きな歌詞のフレーズ ソノダ メレンゲの歌詞って独特で良い表現が多いんですよ。だからみんなの好きな歌詞のフレーズを知りたいと思って。そしてそれを色紙に書いて「メレンゲの好きなフレーズの色紙」の交換会をやりましょう! (突然女子中学生みたいにかわいらしいことを言って色紙を取り出す30代男性のソノダ氏) むらた では年功序列でSugarくんからで(笑) Sugar では、『輝く蛍の輪』のこのフレーズで。 宇宙の瞬きでキラッ!! (メレンゲ/輝く蛍の輪) Sugar 「キラッ!!」て歌詞を読むと明るい表現をしているのに曲を聴いてみると全然「キラッ!!」感がないんですよ。そこがなんか癖になるというか。 輝く蛍の輪 メレンゲ ロック ¥250 provided courtesy of iTunes むらた たしかに正統派ギターロックでキラッとはしていない(笑)。かっこいい曲ですけどね。 ソノダ メレンゲはインディーズ時代は正統派の3ピースのギターロックだったんですよね。 むらた では次は自分で。自分は『きらめく世界』のこのフレーズで。 そうして君は 数センチの雨を降らす (メレンゲ/きらめく世界) きらめく世界 メレンゲ ロック ¥250 provided courtesy of iTunes むらた このフレーズ好きすぎて話が長くなるけどいいですか? Sugar はい(笑) むらた 凄い詩的な表現なのに、聴いたらすぐにどういうことなのかがわかるフレーズなんですよ。「数センチの雨を降らす」という表現でヒロインが泣いているということがわかる。それでいて「雨」という基本的にはプラスの意味で使わない言葉で表現しているので、嬉し涙ではなく悲しかったり切なかったりマイナスの感情で泣いていることがわかる。詩的でありながらも意味も伝わり聴いていて印象に残る名フレーズだと思います。 ソノダ これは名曲だし、どこのフレーズを切り取っても良い表現の歌詞ですよね。 むらた そうなんですよ!そしてこの歌詞のすごいところはタイトルが『きらめく世界』ていうところだと思っていて。全然きらめいた内容の歌詞じゃないんですよ。これ。 ソノダ 確かに。曲はポップでさわやかだけど歌詞は暗い。しかもこのフレーズの後に「とても暗い海の底に引き戻されるのが怖いの」て続けるところが凄い。クボケンジにしか書けない。 むらた 主人公もヒロインもむしろ暗い感情でいる。特にヒロインは絶望している。それを主人公自身も晴れた気持ちではないけどヒロインを救おうとしている。それでいて2人がいる海はとても綺麗できらめいた情景を歌詞にしている。その対比が表現として深みがあるし、その対比が素晴らしいんですよ。 ソノダ では次は自分で。『初恋サンセット』のこのフレーズです。 どこまでも続く飛行機雲をみて 「空が割れちゃうわ」って君が言う (メレンゲ/初恋サンセット) 初恋サンセット メレンゲ ロック ¥250 provided courtesy of iTunes むらた これも名フレーズですよね!飛行機雲に対して「空が割れちゃう」ていう表現が独特で。それでいて切なさも感じる。 ソノダ そうなんですよ!それもヒロインの台詞として「」でそこを囲んでいるのも良い。 むらた それでヒロインのキャラクターもイメージできますよね。たぶん『初恋サンセット』のジャケットみたいな女の子。 Mr.Phantom 遅くなりました! Mr.Phantom氏登場! Sugar お疲れ様です。 むらた 仕事終わりにわざわざありがとうございます! ソノダ でもメレンゲ全然知らないのに職場からも家からも遠い場所の飲み会によく来ましたね(笑) Mr.Phantom メレンゲはよく知らないけど皆さんとお会いしたくて。タモリ倶楽部でもよくいる「特集ジャンルに詳しくないのになぜかいる人」のポジションです。 むらた 去年の電車特集でくるりの岸田さんと元エビ中のぁぃぁぃが出たときに全く電車に詳しくないのに何故かいたハマ・オカモトのポジションですね。誰もが「なんでお前いるの?」と思うポジション(笑) ソノダ なんで「タモリ倶楽部」の電車特集に音楽関係者が集まってるんですか(笑) むらた とりあえず色紙にメレンゲの歌詞の好きなフレーズを書いてください! Mr.Phantom メレンゲよく知らないんですけど・・・・・・ むらた じゃあ、なんでもいいです。好きなこと書いてください。 Mr.Phantom ではBiSについて書きます。 ソノダ まあ、BiSはメレンゲの「僕らについて」でコーラスで参加もしたから一応は関りはあるけども・・・・・・。 これ以降はなぜかMr.Phantom氏の推している女性アイドルの話になり、色紙には「BiSのおすすめの曲」を書いていたので全編カットします。 やっぱりいろんな音楽を好きな人たちと酒を飲みながら話すのは楽しいなぁと。思わず終電を逃すギリギリまで飲んでしまったし、そもそもの目的だった「メレンゲを語る」というのは成立していない気がするけども、各々が「好きなメレンゲのフレーズを書く」というはずだった色紙をBiSファンから頂いた笑 pic.twitter.com/LGVcYF4lq7 — ソノダマン (@yoppeleah) July 7, 2018 ソノダさんはMr.Phantom氏からBiSのおすすめの曲を紹介されて喜んでいました。 メレンゲに売れて欲しかった メレンゲ以外の話も多かった飲み会。様々な音楽を聴いている音楽好きが集まったのだから脱線することも多かった。でも、やはり音楽好きで集まって話をするのは楽しい。合計6時間以上は音楽について話し続けた飲み会。 もちろんメレンゲについてもたくさん語り合った。しかし、語っていて切なくなってしまうときもあった。どうしてもメレンゲの話をすると「なぜメレンゲは売れなかったのだろう?」という話になってしまう。 それはメレンゲがコアな音楽ファンにだけ愛されるバンドではなく、老若男女多くの人に愛されるポテンシャルや音楽性をファンも感じていたからかもしれない。 今のメレンゲは活動ペースはだいぶゆっくりになっている。年に数回しかライブも行わない。自分は予定がなかなか合わず最近はメレンゲのライブを観れていない。でも、良いバンドなんだ。今回語り合ったことで再度、そのことを確認できた。 もしかしたらこれを読んでいる人にはメレンゲを知らない人もいるかもしれない。もしこの記事を読んで少しでもメレンゲに興味を持って聴いてもらえたら嬉しい。知っている人は改めてメレンゲの魅力を感じてほしいし、知らない人に広めてくれたらと思う。 こんな良いバンドが知られていないなんて勿体ないからさ。 一応、「メレンゲの好きなフレーズの色紙」の交換会は行いました。 星の出来事 メレンゲ ワーナーミュージック・ジャパン 2006-04-05 Amazonで購入 楽天市場で購入