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ヤバイTシャツ屋さんの歌詞が気にくわない

インパクトが強かった

 

ヤバイTシャツ屋さん。

 

その名前は存在を知った瞬間、一発で覚えてしまった。アパレルショップではなく、バンドの名前だ。変なバンド名。変だけど覚えやすくて印象に残る。インパクトは絶大。

 

音作りは正統派のロックバンド。それでいてキャッチーで口ずさみたくなるメロディ。演奏はそれなりに上手い。メンバーもキャラ立ちしていて、アーティスト写真も目を引く。

 

名前だけでなく楽曲もバンドのキャラクターもインパクトが絶大。これだけの個性があれば売れるのも納得。曲も演奏も自分は大好きだ。

 

なによりもヤバTでインパクトが強い部分は歌詞だと思う。その歌詞に衝撃を受けてファンになった人も多いはずだ。

 

しかし、自分はそんなヤバTの歌詞が好きではない。中身のない歌詞やふざけた歌詞も多い。正直、聴いていて恥ずかC超えて恥ずかD気分になってしまう。

 

パリピに混ざりたくない

 

あつまれ!パーティーピーポー

あつまれ!パーティーピーポー

  • ヤバイTシャツ屋さん
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ヤバイTシャツ屋さんの知名度と人気が急上昇するきっかけは『あつまれ!パーティーピーポー』という楽曲だと思う。

 

キャッチーなメロディと疾走感のある演奏。男女のツインボーカルも心地よい。文句のつけようのない2010年代を代表するロックチューンだと思う。

 

ちなみに、この曲はLMFAOの『Shots』という楽曲のオマージュも取り入れている。最近は洋楽から影響を受けたバンドが少ない。そんな中、若手バンドのヤバTが洋楽のオマージュを取り入れていることにヤバみの深みを感じる。

 

Shots

Shots

  • LMFAO
  • R&B/ソウル
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

しかし、歌詞が気にくわない。

 

歌詞はパリピのこととを面白おかしく皮肉にしている内容。自分が根暗だからなのか、パリピになりたいともパリピに混ざりたいとも思わない。全く共感できない上に、皮肉を楽しむのではなく、パリピになれない自分に嫌悪感を感じて悲C気持ちになってしまう。

 

それでも聴いていると歌詞を覚えてしまい、口ずさみそうになる。こんな歌詞は歌いたくないのに口ずさんでしまう。それも含めて気にくわない。

 

ヤバみが深いが歌詞はどうなの?

 

ヤバみ

ヤバみ

  • ヤバイTシャツ屋さん
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 ヤバイTシャツ屋さんはしっかりとした演奏技術を持っている。ロックバンドとして、めちゃくちゃカッコE演奏をするのだ。

 

個人的特に演奏がカッコいいと思う曲は『ヤバみ』という曲だ。ギターとドラムとベースのシンプルな構成。しかし、そのどれもの音が主張している尖った演奏。ギターのフレーズもベースラインも個性的で印象的。それなのに音がまとまっている。バンドにしかできないバンドマジック。

 

しかし、歌詞が酷E。

 

ヤバみが深いと歌っているが、歌詞の内容は深くない。内容は浅い。浅いどころか中身がない。 歌詞のフレーズでも「あんまり意味ないよ」と歌っている。開き直っている。

 

この曲の歌詞も覚えたくもないし歌いたくないのに、絶妙にキャッチーだから困る。うっかり口ずさんでしまう。最悪だ。

 

1番の歌詞で覚えた感じでみんなでいっしょに歌ってね

 

2番のサビが始まる前に上記の歌詞のフレーズがある。それに煽られて、うっかり歌ってしまう。ライブでもみんなでいっしょに歌ってしまう。こんな中身のない歌詞を。説得力のない歌詞を。 しかも、それが楽しい。

 

それも含めて気にくわない。

 

 最新アルバムの歌詞も気にくわない

 

ヤバイTシャツ屋さんはハイペースで作品を残している。2018年には2ndアルバムと3rdアルバムと2枚のアルバムをリリースした。

 

特に3枚目のアルバムの『Tank-top Festival in JAPAN』はクオリティが高い。演奏はより洗練され、メロディはよりキャッチーでポップになった。

 

ロックアルバムとしてもロックファンを唸らせ、ポップスのアルバムとしても大衆に受け入れられそうな名盤。

 

しかし、やっぱり歌詞が気にくわない。変な歌詞ばかり。アルバムのリードトラックでもある『かわE』も気にくわない。歌詞だけでなく曲名も気にくわない。

 

かわE

かわE

  • ヤバイTシャツ屋さん
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

君はかわE 越して かわF やんけ!
魅力 溢れてこぼれるやんけ!
恥ずかC 越えて 恥ずかD やんけ!
気持ちE 越えて 気持ちF やんけ!
かわE 越して かわF やんけ!
魅力 溢れてこぼれるやんけ!
たのC 越えて たのD やんけ!
うれC 越えて うれD やんかいな!

 

 読んでもらえばわかると思うが、子どもっぽくて変な歌詞だ。こんなアルファベットの使い方で喜ぶのは小学生男子だけ。

 

だが、相変わらずメロディもキャッチーでうっかり口ずさみたくなる。中身がない歌詞でも、メロディには気持ちよく乗ってしまう。気づけば通勤のときにうっかりサビの歌詞を口ずさんでいる自分がいる。歌っていて気持ちE気分になっている自分がいる。最悪だ。恥ずかC。

 

変な歌詞やネタっぽい笑える歌詞も多い。そのためインパクトがあり、すぐに覚えてしまう。音楽的な部分よりも、面白さやインパクトによって売れた部分も大きいの思う。

 

それも売れるためには大切なことで、世間に受け入れられるためには重要かもしれない。他にはない個性であることも確かだ。

 

しかし、ヤバTの魅力はそれだけではない。ファンならば知っているかもしれないが、名前だけ知っている人や、数曲だけ知っている人には「中身のない流行り物のダサいバンド」だと勘違いされているのではとも思う。

 

それが、気にくわない。

 

ヤバTはかっこいいバンド

 

 語弊があるかもしれないが、ヤバTを面白いとは思っていない。かっこいいバンドだと思っている。ライブのMCも毎回スベってるから面白くないバンドだ。ロックバンドとして熱い演奏をし、ライブでは演奏で盛り上げ、フロアを熱狂させている。正統派でまっすぐなバンドだと思っている。

 

 

 ライブ映像を観て欲しい。普段からカッコつけてライブをやっているバンドにも負けないぐらい、骨太で芯の通ったロックバンドの演奏が聴ける。真面目なことを熱く歌っているバンドに負けないぐらい、フロアの客に曲が届き、熱狂させている。

 

ヤバイTシャツ屋さんの一番の魅力は演奏だ。熱くて、かっこよくて、個性的な演奏が最高なんだ。

 

歌詞やキャラクターの面白さやユーモアはインパクトがあるかもしれないが、それにかっこよさが隠れてしまうのは、本当に勿体無い。

 

詳しく知らない人はヤバTを「中身のない流行り物のダサいバンド」だと勘違いしているかもしれない。そういう人は改めてアルバムを聴いて欲しい。

 

いっそ歌詞なんて聴かなくていい。演奏を聴いて欲しい。最新作の『Tank-top Festival in JAPAN』は特に最高なんだ。

 

このアルバム、かっこE超してかっこFやんけ、魅力溢れてこぼれるやんけ、だから聴いてほC超えて聴いてほDやんかいな!