2019-09-15 【アウイエ】ザ・ピロウズ30周年記念展 「the pillows museum Buster’s diner」の感想・レポート【アウイエ】 コラム・エッセイ the pillows アウイエ 階段の壁に貼られたポスターを見てテンションが上がる。自分の心の中の山中さわおが「アウイエ!」と叫び出す。「アウイエ」とはthe pillowsのボーカル山中さわおがライブ中に発する鳴き声だ。 会場の入口でさらにテンションが上がる。the pillowsにだらけの会場。心の中の山中さわおが「あういえ~」と笑顔で囁く。 ザ・ピロウズ30周年記念展 「the pillows museum Buster’s diner」。the pillowsの歴史がつまった展示。アウイエ成分が強い展示。 the pillowsのファンは会場内にいるだけでテンションがアウイエ状態になる。 自分もバスターズの1人。入った瞬間からアウイエ状態だ。 入場してすぐに中途半端にデカいバスターくんを見つけた。 あういええええええええええええぇぇえええええええええええええ アウイエ あまりにアウイエ成分が強く冷静さを欠いてしまった。 この中途半端にデカいバスターくんは精密に作られている。 後ろを「あういえ?」と思いながら確認すると着ぐるみのチャックも見える。細かい部分まで設定を大切にして作られたことが伺えるようなアウイエさ。 バスターくんの正面にはアウイエなメンバー衣装が展示されている。現在のアーティスト写真でメンバーが着ているアウイエな衣装だ。 その奥には今のメンバーのライブ中の写真が大きく吊らされている。 この展示は30周年のピロウズの歴史を振り返るような構成ではある。しかし、最も目立つ位置に「今のthe pillows」を象徴するような展示がある。 30年間活動しているベテランバンドでありながら、現在進行形で今が最も旬のバンドでもあることを表現しているようにも感じる。 アウイエ しかし今のthe pillowsを伝えるだけでなく、過去の歴史もあった上でのthe pillowsであることも伝わる展示になっている。 天井からは歴代のグッズのTシャツが吊るされている。その数は数十枚。これだけ揃うと圧巻の景色でアウイエ。 自分の持っているTシャツはないかと探してしまう。見つけた時は嬉しさのあまり「アウイエ!」とつぶやいてしまう。 過去にリリースされたアルバムのポスターも展示されている。ベスト盤やトリビュート盤も含めて。これはアウイエな気持ちになる。 the pillowsはロックバンド。その想いや歴史が詰まっている過去にリリースされたCDも展示されている。ジャケットを観ているだけでもアウイエな気分だ。 今では手に入らない8cmシングルも展示されている。アルバムは全て持っているが、これは自分も持っていない。なかなかのアウイエだ。 アウイエ メンバーの使用している楽器も展示されている。本人モデルのギターだ。 山中さわおのシグネチャーモデルのサイクロン。いつもアウイエな音を出しているギター。 こちらは真鍋吉明のSAGO KAOS。「PIED PIPER」のツアーや「Movement」のツアーで使用されたギター。 佐藤シンイチロウのドラムスティック。使用感がある。実際に使っていたものを展示しているのだろう。使用感に歴史を感じてアウイエだ。 こちらは真鍋吉明のシグネチャーモデルのSAGO RUTILE。アウイエ成分が強まった音を鳴らすのだと思う。 これはイタリア製のアコースティックギター。EKO RANGER。シロクマの可愛さに「あういええ♡」と思う。 真鍋吉明の使用していた、なんか光ってるギター。 ギターを首から下げながらドヤ顔で腕を組む真鍋吉。なかなかのアウイエだ。 アウイエ the pillowsの歴史において、ミュージックビデオも重要だ。MVに何度もアウイエな気分にさせられて助けられたファンがたくさんいる。 会場では過去のMV作品がスクリーンに大きく映し出されている。この音楽や映像がファンに取ってのエネルギーになっている。 MVで使用された小道具なども展示されている。Funny BunnyのMVで使用された鹿。しかと見てしまう。 Funny BunnyのMVで使用されていた椅子。それを囲む飾り付けもMVを再現している。椅子に座って記念写真も撮れる。これはアウイエだ。 他のMV作品の小道具も展示されている。これは「ハイブリッドレインボウ」のMVで使用された飛行船。地面についている。ほとんどどころか、完全に沈んでるみたいな飛行船。 「王様になれ」で使用されたマスク。なんかキモい。 「Tokyo Bamai」で使用されていた鹿の生首バンビのマスク。なんかキモいかわいい。 バスターくんのぬいぐるみ。なんかアウアエ。 アウイエ この展示会にはファンが参加できる展示が1つある。 今までのthe pillowsの写真が印字されたボード。the pillows宛にメッセージを書いてボードに貼り付けることができる。 側にあるテーブル。ここでメッセージを書いて貼り付けることができる。一緒に置かれたノートにもたくさんのメッセージが書かれていた。 30周年についてのお祝いのコメント。the pillowsのことがどれだけ好きなのか、どんな時に救われたのか書かれた愛のあるコメント。 the pillowsの音楽が好きな人達の想いがたくさん詰まっているボードとノート。自分も1枚書いてみた。 山中さわおに「あういえあういえ」と言わせてみた。 アウイエ...? 【Thank you Busters!】ザ・ピロウズ30周年記念展 「the pillows museum Buster’s diner」@タワレコ渋谷店へたくさんのご来場誠にありがとうございました!お預かりしたメッセージはthe pillows様へお渡しします。9月13日(金)からはタワレコ大阪・あべのHoop店でお待ちしております!#ピロウズ展 pic.twitter.com/keOdtiFJ9l — ナタリーストア (@natalie_store) September 9, 2019 東京での展示会が閉幕した後、このようなツイートを見つけた。ここに書かれた文章に震えた。 お預かりしたメッセージはthe pillows様へお渡しします。 the pillows様へお渡しします。 あういえ??? 自分は取り返しのつかないことをしてしまった。自分が書いたメッセージはメッセージではない。 悪ふざけで「あういえあういえ」と書いた。悪ふざけで山中さわおを「あういえあういえ」と言わせた。 この悪ふざけまでthe pillowsのメンバーに届いてしまう。まさか本人まで届けられるとは思っていなかった。 心の底から悪ふざけしたことを反省している。本当に申し訳ない。 謝罪文 the pillowsのメンバー及び関係者、ファンの皆様。 この度はザ・ピロウズ30周年記念展 「the pillows museum Buster’s diner」にて悪ふざけで山中さわお氏の写真の横に「あういえあういえ」と書かれた紙を貼り付けてしまいました。 大変申し訳ございません。 山中さわお氏を誹謗中傷する意図はなく、普段の山中さわお氏の鳴き声「あういえ」を横に貼り付けて愛を表現したつもりでした。 しかしメッセージとしてご本人様へ届けられるとは知らずメッセージとしては「あういえあういえ」と意味不明な言葉を選んで貼り付けてしまいました。 今後「あういえ」という言葉を使用する際は悪ふざけせず、ライブ中に真面目な気持ちで「あういえ」と叫ばせていただきます。 このようなことは二度とないよう心がけますので、今後ともよろしくお願い致します。 入場料 500円(税込) ※未就学児は無料 【東京会場】タワーレコード渋谷店8F SpaceHACHIKAI (JR渋谷駅より徒歩3分)2019年8月30日(金)~9月8日(日)11:00〜21:00 ※初日の30日(金)のみ20時にて閉場いたします。 【大阪会場】タワーレコードあべのHoop店 SpaceABENO (各線天王寺駅よりすぐ)2019年9月13日(金)~9月22日(日)11:00〜21:00 ↓関連記事↓