2017-06-21 【ライブレポ】2017.6.17 清竜人25 解散ライブ “ラスト♡コンサート”@幕張メッセイベントホール ライブのレポート ライブレポを書かなくてもいいと思った いつもライブに行ったら翌日ぐらいにはライブレポを書いていたんですよ。 今回もライブが終わったら、書こうかなと思っていた。 でも、ライブ終わりに、これはライブレポを書く必要がないかもしれないと思った。 それは、あまりにも素晴らしくて、素晴らしい以外の言葉が蛇足にしかならないように感じたから。 どこがどう良かったとか、ここの演出はどうだったとか、そんなこといちいち言うことが不毛にしか思えなかったから。 それぐらい、素晴らしい以外の言葉を使って、清竜人25の解散ライブを語ることはできないのではと思ったから。 詳細なライブレポを観たい人は、関係者席で観てレポートをすぐに上げてくれたOTOTOYの記事があるしさ。 音楽評論家・宗像明将が見た、清 竜人25ラスト♡コンサートーーOTOTOYライヴ・レポート - ニュース - OTOTOY でも、これだけ素晴らしい解散ライブを観せてもらったので、記録としても、自分の言葉で残しておきたいと思った。 客観的なレポートはOTOTOYなど大手音楽サイトが書いてくれるだろう。 だから、ただの感想文になっても良いから、ファンとして、その時の感情や気持ちもともにライブレポートを書こうかと思う。 WIFE(CD+DVD)(初回限定盤) 清 竜人25 トイズファクトリー 2017-04-12 Amazonで購入 楽天市場で購入 開演前 開演前の幕張メッセイベントホール。 多くのファンがいて、中にはコスプレをしていたり、披露宴という設定に合わせてか正装の人もいる。 入口には過去のポスターなどが貼られていた。 グッズは清竜人のTシャツが売り切れてた(笑) 公式のグッズよりもスタッフさんの来ていたTシャツが欲しい。 客席に行くと、思いのほかステージが席から近かった。 自分は2階スタンド席でブロックはK。 ステージから少し離れたスタンド席だったけど、ステージも近く感じた。 それに花道やセンターステージもあった。 後ろの方の人でも演者が近く感じるステージが組まれていた。 チケットも凝ってるんですよ。 最後のライブが始まった 開演予定時刻を10分ほど過ぎてからライブが始まった。 結婚式場のようなセットが組まれたステージからドレスを身にまとったメンバーが一人ひとり登場し、花道を歩きセンターステージへと歩く。 清竜人が一人ひとりの左手薬指に指輪をはめていく。 そのたびお客さんの大きな握手が会場に響く。 まるで本当の結婚披露宴のような温かい拍手。 👇画像をクリックで動画になります。 ライブは「Will♡You♡Marry♡Me?」からスタート。 最初からデビュー曲で人気もある曲からのスタート。 始まる前は会場全体に少しだけ緊張感もあった。 今日は解散ライブだ。 普段のライブとは違う。 しかし、最初の1曲目でいつも通りの楽しいライブにしてしまう。 お客さんの数はいつもの何倍もいるけど、いつも通りの楽しいライブ。 センターステージやメインステージを行ったりきたりして後ろのお客さんも楽しませる演出。 過去を軌跡をたどる映像 今回のライブは4時間の長丁場。 全31曲を披露することが事前に発表されていた。 4時間ずっとパフォーマンスをしていたわけではなく、途中衣装替えなどのタイミングでスクリーンに映像を流していた。 衣装替えやメンバーがステージから捌けることが何度かあり、その時は映像が流れていた。 たしか4~5回ぐらいあったかと思う。 その映像はメンバーを決めるオーディションの映像から現在までの軌跡をたどるような映像だった。 オーディションの映像は婦人たちの見た目も話し方も初々しかった。 でも、受け答えが面白かったり、今とキャラが代わってなかったりして面白かった。 デビューライブの映像やツアーの映像、アルバムリリース時についてや、最後のレコーディングを終えた後など、グループの節目となる出来事を紹介するような映像が流れる。 それは本当の結婚披露宴でも流れるような夫婦のなれそめの話だったり、付き合ってから現在までの話などを映像にするのと同じように感じた。 この映像で印象的だったのが、第1婦人が最後のレコーディングを終えた後スタッフと話している内容だった。 「本当に楽しかった。なんか感動しているんですよ。メンバーもスタッフもめちゃくちゃ良い人で家族みたいで・・・・・・」と泣きそうにながら語る映像が印象的だった。 上坂すみれやきゃりーぱみゅぱみゅ、ベイビーレイズJAPAN、堀江由衣、ももいろクローバーZなど親交のあった人たちのメッセージ映像もあった。 それも結婚披露宴での友人からのメッセージのような愛のあるメッセージだった。 そして、脱退してしまったメンバーのことも理由を含めてきちんと触れていた。 婦人たちのMCになごむ 長丁場のライブだけあって、MCも多かった。 このMCが少しぐだぐだだけど癒される。 むしろぐだぐだな感じもあるから良いみたいな。 メンバー感仲が良いんだろうなと思った。 途中、みなさん座ってくださいねと気をつかうメンバーも好印象だった。 やりたかったと言っていた、「アリーナ!2階席!3階席!」という煽りもさせてあげられて良かったなと思う。 夫人とのデュエット曲 ライブの中盤、メンバーそれぞれと清竜人のデュエット曲のコーナーがあった。 デュエット曲になると、キングブレードがそれぞれの婦人の担当カラーに客席全体が染まる。 幕張メッセイベントホールは今までのライブ会場で最も大きいステージ。 その一面が同じ色で染まる姿はスタンド席から見て圧巻だった。 最後にメンバーにこの景色を見せてあげられて本当に良かったと思った。 あらためてデュエット曲を聴くと、それぞれの婦人のイメージにぴったりの曲ばかりで、ダンスも演出もとても合っているなと感じる。 トロッコで近くにきた メンバー全員のデュエット曲が終わると、メンバーが上手に集まっていた。 なんで集まってるんだろうと思って観たら、トロッコがあったんですね。 トロッコに載って、客席を一周してくれました。 トロッコでパフォーマンスしてくれた曲は、「アカシック♡レコード」。 この曲は脱退してしまった第2婦人と清竜人のデュエット曲だったんですが、今回はメンバ全員で歌ってました。 自分の席はスタンドの2階席で7列目。 スタンドの外周を沿うようにトロッコが移動してくれたので、かなり近くまでメンバーが来てくれました。 後ろの方の人も楽しませてくれる演出。 あと、メンバーがブーケを持っていたんですが、それを客席に投げるので、投げ込まれた周辺は争奪戦。 本当の結婚式のようにブーケ争奪してました(笑) あと、第一夫人と目があった気がする。 多分きっと絶対目が合った! 盛り上がりのピーク 盛り上がりのピークは「Mr.PLAY BOY」からの「ABCじゃグッとこない」の流れですよ。 夫人のMCで「次は盛り上がる曲なので皆さんで一緒に言ってください」と話してからのパフォーマンス。 幕張メッセ全体に響く、お客さんの「スケベコール」。 数千人が「スケベ!」と一緒に言うことは、今後の人類の歴史でもおそらくないでしょう。 Mr.PLAY BOY...♡ 清 竜人25 J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes これは盛り上がらないわけが無い。 スケベコールに合わせてセンターステージでキレッキレのダンスを披露する清竜人が印象的だった。 本編の感動のピーク 本編の感動のピークは「誓いのワルツ」から「25♡」の流れだ。 ここまではずっと多幸感あふれた楽しいライブだった。 いや、この2曲も幸せな雰囲気の良いパフォーマンスでしたよ。 25♡ 清 竜人25 J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes でも、曲の内容もそうだけど、やはり、最後のライブでライブも後半になってきてこの曲は切なさがある。 竜人のセリフ部分もグッときた。 そして、最後の2曲になると言ってからパフォーマンスした、「愛してる♡キスしたい♡Hしたい♡」と「LOVE&WIFE&PEACE♡」。 最後まで笑顔で終わりたいし、楽しい曲だから楽しもうと言って、笑顔のパフォーマンス。 本編は幸せな雰囲気で終わった。 最後にメンバーの挨拶 お客さんがアンコールの拍手を始めるとすぐに、スクリーンに映像が流れた。 その映像は解散発表後から最後のレコーディング、主催イベントでの映像などだ。 時系列に軌跡を追うように何度か流れていた映像。 これが今日のライブで最後の映像なのだとわかる。 なぜなら、解散ライブの日に映像が追い付いてしまったのだから。 映像が終わると、ウェディングドレスを身にまとった婦人たちと白いスーツを着た清竜人がステージに登場した。 そして、竜人が「全31曲を披露し終えました。最後に1人ずつからご挨拶をさせてください。」と言い、夫人から順番に挨拶を始めた。 ※内容はうろ覚えな部分もあるので、少しニュアンスが違うかもしれないです。 第1婦人 清 咲乃 ついに、、明日は幕張だね⛪💕ドキドキと正直不安だな。でも楽しみが大きくて変な気持ちだよ!今まで応援してくれた皆に、清竜人25最高だな!咲乃応援して来て良かった!って思ってもらえるように、胸張って晴れ姿見せれるように頑張ります!私の想いが皆に届け.....💍💞 pic.twitter.com/zwMigWhCf5 — 清 咲乃 (@kiyoshi_sakino) 2017年6月16日 「 清竜人25に入ることができて、幸せでした。皆さんが優しくて、応援してくれて、恩返ししていきたかったけど、できてたかなって思う。3年間ありがとうございました。幸せでした。これからもみんなのことを応援してください」 涙をぬぐいながら話してくれた。 第3婦人 清 亜美 寝て起きたらいよいよ…!やっぱり清竜人25が大好きだ。竜人くん結婚してくれてありがとう!皆様、明日もよろしくお願いします💒✨ pic.twitter.com/hY0qZwJDfm — 清 亜美 (@kiyoshi_ami) 2017年6月16日 「ありがとうの一言しか出てこない。解散ライブにこんな素晴らしいライブができるとは思わなかった。今までありがとうございました。CDや映像を観ればその中には清竜人25に会えるので観てください。」 涙もながすことなく、力強く話していた。 第4夫人 清 美咲 おやぴよっていうの最後だ!!!!全力で言わせてください!!!!!お!や!ぴ!よ!!!! pic.twitter.com/TOIxhrDgMu — 清 美咲 (@kiyoshi_misaki) 2017年6月16日 「加入する前は普通の大学生だったので、3年後にこれだけ多くの人の前でパフォーマンスをするとは想像もしていなかった。シンデレラストーリーの主人公になった気分。今日はお父さんが初めてライブに来てくれてとても嬉しい。今まではイチャイチャしているところを見たくないからときてくれなかったけど(笑)」 涙をこらえながら話してくれた。 第6夫人 清 可恩 披露宴の準備はバッチリです。幕張で待ってるね。 pic.twitter.com/eHf1JyU54P — 清 可恩 (@kiyoshi_kanon) 2017年6月17日 「泣き虫なんで駄目なんですよ・・・・。いや、ちゃんと話します。18歳で高校生の時に竜人くんにプロポーズされて加入した。アイドルになるのが夢だったので夢が叶ってうれしかった。ファンの人たちも家族のように仲が良くて、ファン同士でも大切な出会いがあったりしてそういうきっかけになれてうれしかった。自分のアイドル人生に悔いはありません。」 途中泣きそうになりながらも、涙をこらえて話してくれた。 第7夫人 清 優華 明日が…もう今日だね。ラスト♡コンサート…!!どきどきして眠れないよ!私は本当に清竜人25が、清家のみんな、スタッフさん、関わってくれてる方々皆さんが本当に大好きです。明日はいつも支えてくださった日々の感謝と幸せをたくさんばら撒きたいです。みんなありがとう!頑張るからね! pic.twitter.com/0L4U40YwRH — 清 優華 (@kiyoshi_yuuka) 2017年6月16日 「第7婦人にしてくれてありがとうございます。以上です」 こういうの苦手と言って涙を抑えきれず、ステージに背を向けてぬぐって、感極まって話してくれたことはこれだけだった。 でも、一言だけでも気持ちの伝わる挨拶だった。 清竜人 心では共に歌います! pic.twitter.com/ZXyrLKCtZ2 — 清 竜人 (@ryujin_kiyoshi) 2017年6月16日 「楽しいことも、つらいこともたくさんあった3年間だったと思う。婦人たちが自分の苗字で活動してくれていることがうれしくて、かわいくて仕方がない。こにお3年間はとても大切な時間だったと思っている。最高の形でフィナーレを考えて、今日の解散を決めた。最後に1曲だけ歌います。最後の曲は自分から妻たちに向けて愛の気持ちとファンのみんなへの感謝の気持ちを込めて歌います。清竜人25は夢ではありません。現実でもありません。清竜人25はここにしかないグループです。約3年間ありがとうございました。」 清竜人がこれだけ感情的に、感極まっている姿は初めてみた。 最後の「3年間ありがとうございました」の挨拶を叫んだ姿が印象的だった。 最後に歌われた曲は 清竜人がステージの階段を上がっていく。 階段の上にはグランドピアノが用意されていた。 清竜人が顔を上げ天井を見る。 大きく深呼吸をしている。 会場が静まる。 ピアノをポロンと鳴らす。 音を確かめるように歌い始めた。 ↓画像をクリックで動画になります。 清竜人のソロ時代の名曲、「ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング」。 ピアノの弾き語りで丁寧に演奏し、丁寧に歌う。 少し鼻声でかすれた声。 そして、気持ちがこもった優しい歌声。 曲の途中でピアノを弾くのを止め、立ち上げる竜人。 オケが流れて、また歌いだす。 そして、婦人たちもいっしょにデュエットで歌う。 涙を流している婦人もいる。 会場全体が多幸感であふれている。 自分も自然と涙が出てくる。 その涙が悲しいとか寂しいという涙ではない。 本当の披露宴を観ているような、みんな幸せそうで良かったと思って感情移入してしまった涙。 解散ライブなのに、これだけマイナスの感情のない幸せな結末はかつてなかったのではないだろうか。 竜人と婦人が一人ずつ抱き合って、竜人が夫人のおでこに優しくキスをする。 そして、婦人は一人ずつステージを去っていく。 会場は温かい拍手で包まれる。 ハッピーエンド メンバーがステージからいなくなり、再度会場が暗くなりスクリーンに映像が流れる。 映像は映画のエンドロールのようにメンバーの名前やかかわったスタッフの名前が流れる。 そこで、『清竜人25』という物語が完結したのだと思った。 メンバーもファンも全員が幸せを感じるハッピーエンドで終わったのだと気づいた。 アイドルのファンは好きなアイドルには幸せになってほしい。 幸せの形はいくつもあるが、その1つの形が結婚だとは思う。 『清竜人25』という特殊な形態のアイドルグループだからこそ、解散ライブを披露宴と称してライブができたのだと思う。 そして、披露宴だからこそのみんなが幸せになる最高のハッピーエンドを用意してくれたのだと思う。 そして、今回のライブが会場にきたお客さんのためだけでなく、3年間活動をした婦人たちのことを1番に思って作ったステージに感じた。 普段のライブではないような銀テープや花吹雪があったり、トロッコがあったり、大きな風船が客席に来たり。 そして、豪華なセットや豪華な演出と、普段より大きな会場でほぼ満席になっている客席。 いつものライブよりも豪華で、結婚式のような派手な演出。 この景色はお客さんはもちろんだが、メンバーも忘れられない景色になったんじゃないかなと思う。 誰かのために作られたものっていうのは、愛もこもっているし、ぐっとくるよ。 このハッピーエンドを自分はずっと忘れられないと思う。 終演後に1枚だけチェキくじを引いたら第一婦人の咲乃ちゃんの手書きメッセージチェキでした。 「ずーっっとありがとう」という言葉がとても印象的。 これほどハッピーな終わり方をしたアイドルグループは今後出てくることはないのではと思うほどの素晴らしい披露宴でした。 はい夫婦。 pic.twitter.com/bXdrbvwRiB — 清 竜人 (@ryujin_kiyoshi) 2017年6月12日 清 竜人25、約三年の活動に幕を閉じました。夢でも現実でもない 貴方との日々は きっと神様がさ 見たいと願ってた ラブストーリーね♡ pic.twitter.com/jn8iS8ZVK6 — 清 竜人 (@ryujin_kiyoshi) 2017年6月17日 清 竜人25“ラスト♡コンサート” セットリスト 01.Will♡You♡Marry♡Me?02.ラブ♡ボクシング03.どうしようもないよ…04.Call♡Me♡Baby05.アバンチュールしようよ♡06.プリ~ズ…マイ…ダ~リン♡07.Sundayはわたしのモノ♡08.マリッジブルーを抱きしめて♡09.やっぱりWifeがNo.1♪10.Christmas♡Symphony11.Coupling♡12.ねえねえ…13.The♡Birthday♡Surprise14.鬼の目にもナ♡ミ♡ダ♡15.キネマトグラフを♡16.I Love Youはあなただけ♡17.まるで嘘のように…♡18.譲れない…In My Heart…♡19.My Lovely♡20.アカシック♡レコード21.ハードボイルドに愛してやるぜ♡22.天上天下唯我独尊23.My Girls♡24.Mr.PLAY BOY…♡25.A・B・Cじゃグッと来ない!!26.マイ♡ワイフ♡イズ♡アイドル27.逢いたいYO~♪28.誓いのワルツ29.25♡30.愛してる♡キスしたい♡Hしたい♡31.LOVE&WIFE&PEACE♡32.ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング