オトニッチ

ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

アルバム『w/ave』(うぇいぶ)を出す青葉市子のおすすめ曲紹介

青葉市子がテレビに出るぞ

 

f:id:houroukamome121:20170502125543j:plain

 

竹内ピストルを目当てに観ていた、フジテレビの『LOVE MUSIC』という番組。

観終えて来週の予告にびっくりたまげた!

 

ゲストで松重豊が出演し、『松重豊大注目アーティスト』を特集するとのことだった。

 

で、そのメンツがすごい。

 

・iri(イリ)

・D.A.N(ダン)

・青葉市子

 

正直、それほど音楽に詳しくない人にとってはドマイナーな3組。

でも、良い音楽をしている3組。

松重豊センスいいな!

この中でも自分が特に好きなアーティストが青葉市子。

 

紹介するときに形容詞をつける必要も、キャッチフレーズもつける必要もない。

ただただ、良い歌を歌っているシンガーソングライター。

 

青葉市子とは

 

青葉市子は京都出身のシンガーソングライター。

クラシックギターを独学で学び、独学で演奏スタイルを確立してしまったので、独特なギターの演奏スタイルである。

 

わずか20歳でアルバム『剃刀乙女』をリリースし、オリジナルアルバム5枚、企画アルバム2枚をリリースした。

 細野晴臣、坂本龍一、小山田圭吾、U-zhaanなど大物ミュージシャンに才能を認められて、共演もしている。

 一般層までは名前は知れ渡っていないが、才能あふれたシンガーソングライター。

 

最近は劇団「マームとジプシー」などの舞台作品で劇伴を担当したり、CMソングを打ったったり、演劇に役者としても出演したりと活動の幅を広げている。

 

そんな青葉市子の代表曲やおすすめの名曲を紹介していく。

 

腸髪のサーカス(収録アルバム:剃刀乙女)

  ↓画像クリックで動画が開きます。


青葉市子「腸髪のサーカス」

 

ファーストアルバムの腸髪の乙女の最後に収録されている曲。

映像はファーストワンマンライブの映像。

 

決してポップな音楽ではないが、深夜に一人でヘッドフォンで聴きたくなるような優しい歌声と独特なギター奏法。

 

上質なギターの弾き語り。

CD音源も良いのでぜひ聴いてほしい。

 

剃刀乙女

剃刀乙女

 

 

いきのこり●ぼくら(収録アルバム:0)

  ↓画像クリックで動画が開きます。


青葉市子 - いきのこり●ぼくら

 

MVも曲も幻想的な雰囲気。

メジャーデビューアルバムの1曲目に収録されている曲。

 

個人的にはこの曲が1番好きで、この曲が収録されているアルバムが『0』が一番おすすめ

 

「0」

「0」

 

 

ひかりのふるさと(収録アルバム:うたびこ)

  ↓画像クリックで動画が開きます。


青葉市子「ひかりのふるさと」

 

少々強めにかかったボーカルのエコーが心地よい。

やはり、青葉市子はギターの演奏方法に特徴があり、独特な演奏の間に引き込まれる。

 

こちらは3枚目のアルバム『うたびこ』の最後に収録されている曲。

 

うたびこ

うたびこ

 

 

ゆさぎ(収録アルバム:マホロボシヤ)

  ↓画像クリックで動画が開きます。


青葉市子 - ゆさぎ マホロボシヤ MUSIC VIDEO short ver.

 

こちらは去年2016年に発売されたアルバム『マホロボシヤ』のリードトラック。

 

他のシンガーの出せない不思議な雰囲気と幻想的な雰囲気がさらに洗練されている。

不思議な雰囲気だが、聴いてて癒されるような音と声。

 

マホロボシヤ(CD)

マホロボシヤ(CD)

 

 

カバー曲も素晴らしい

  ↓画像クリックで動画が開きます。


青葉市子 - サーカスナイト

 

こちらは七尾旅人の曲のカバー。

曲や歌詞が良いことはもちろんだが、青葉市子の声ともとても相性のいい曲。

少し難解なか足ではあるが、青葉市子が歌うと歌詞がすっと入ってくる。

いつもの青葉市子とはまた違う魅力が引き出されている。

 

残念ながらこのカバー曲は青葉市子の発表した作品には収録されていない。

 

原曲の七尾旅人のバージョンも良いので原曲も聴いてほしい。

 

七尾旅人名盤、リトルメロディに収録されている。

 

リトルメロディ

リトルメロディ

 

 

6月にリリースされるアルバム『w/ave』(うぇいぶ)

  ↓画像クリックで動画が開きます。


NUUAMM(青葉市子*マヒトゥ・ザ・ピーポー) PV 『さっぴー』

 

6月28日には『w/ave』というアルバムがリリースされる。

 

これは青葉市子のソロのアルバムではなく、青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポーの2人によるユニット。

普段の青葉市子とも雰囲気の違う曲を歌う。

 

青葉市子のソロが夜に聴きたいイメージだとすると、NUUAMMは朝に聴きたいような曲。

 

上の動画のさっぴーも名曲だが、収録されているアルバムは廃盤になってしまっている。

しかし、6月に出るアルバムも同じように名曲が入っているのではと思う。

ぜひチェックしてほしい。

 

 

w/ave

w/ave