高本彩花が、噛んだ。 開演前に注意事項を伝える影ナレを高本彩花とキャプテンの佐々木久美が担当していたが、高本が一言目で「お客様」と言うべき箇所を「おちゃきゅしゃま」と言った。盛大に噛んだ。 客席から温かな笑い声が漏れる。始まる前から緩い空気…
ライブが始まってすぐに、地方にアーティストがわざわざやってきて、都市部よりも小さな会場でライブを行う意味や価値を実感した。 開演時間を過ぎると、メンバーの代わりに大きなスクリーンが登場し、映像が流れた。その内容はSHISHAMOがライブ開催地の周辺…
やはりずっと真夜中でいいのに。のライブへ行くと、開演前から世界観に引き込まれてしまう。 GAME CENTER TOUR『テクノプア』と名付けられた今回のライブツアーも例外ではない。 ステージ上にはゲームセンターのセットが建てられていた。ホール公演としては…
フジファブリックと凛として時雨は、キャリアや世代が近いロックバンドだ。しかし音楽性は全く違うし、目指してきた場所や活動スタイルも離れている。 メンバー同士に交流があることは知られていたし、音楽フェスやイベントで同日に出演したことはある。しか…
フジフレンドパーク2022の東京公演初日。かなり若いファンが多いバンドをゲストで呼んだと思った。 フジファブリックが呼んだ対バン相手はSaucy Dog。いまやアリーナツアーですら簡単にチケットは取れない超絶人気バンドだ。『シンデレラボーイ』のバズり方…
開演前からすステージ前には大きな白い幕が張られていて、楽器やメンバーの様子が確認はできない。開演時間をすぎて客席の照明が落ちても、メンバーが登場しても、幕は張られたままだ。 青い照明の光に照らされたメンバーのシルエットだけが、幕に映される。…
予想外な選曲からライブが始まったから驚いた。Studio Apartment 『Life from the sun』のカバーから始まったからだ。 Studio Apartmentは日本での知名度が高いとは言えないが、海外でも活躍し評価されている音楽ユニットである。当然ながら楽曲のクオリティ…
氣志團万博最終日の簡単な感想とセットリストのまとめです。 DJダイノジ 森山直太朗 倖田來未 Creepy Nuts WANIMA 純烈♨️ダチョウ きゃりーぱみゅぱみゅ HEY-SMITH マキシマム ザ ホルモン 森山直太朗 東京スカパラダイスオーケストラ 女王蜂 氷川きよし く…
キンモクセイのファーストワンマンライブは、2001年に原宿RUIDOで行われたらしい。今回のツアーは20周年を記念したもの。その千秋楽としてこの会場を選んだことは、バンドにとって特別な会場だからこそなのだろう。 そんな慣れ親しんだホームと言える会場だ…
Eveのライブは開演前から世界観が作り込まれていた。 客入れのBGMはない。しかしステージには白い幕が張られ、そこにアニメーション映像が流れていた。時折アニメの動きに合わせて効果音が流れる。その都度緊張と興奮が高まる。まるで客席全体もアニメの世界…
演奏が始まった瞬間、「メレンゲってこんなバンドだっけ?」と思った。 バンド自体の活動が止まって約1年半。自分が最後にライブを観てから2年以上経っている。その頃とはサウンドの印象が少し変わった気がする。それに驚いてしまった。 もちろんそれはマイ…
星名美怜と桜木心菜が前説で出てきたものの、少し緊張した様子である。どうやら本日の対バン相手であるビッケブランカとは、直接会うことが2人とも初対面らしい。 エビ中は全員が人見知りなので、初対面の相手への警戒心が半端ない。ビッケブランカが目の前…
ネクライトーキーは生々しくて泥臭くて暑苦しいライブをするバンドだ。5人の演奏を久々にライブハウスで聴いて、改めてそう思った。 それは以前からわかりきっていることだが、このツアーは少し特殊な背景があるからこそ、バンドの凄みやバンドである意味を…
千葉県では初開催となったROCK IN JAPAN FESTIVAL。その2日目。 自分が観たライブの簡単な感想のまとめです。 ↓初日の感想はこちら↓ www.ongakunojouhou.com ズーカラデル ハルカミライ オレンジスパイニクラブ HY フレデリック KANA-BOON milet 東京スカパ…
千葉県では初開催となったROCK IN JAPAN FESTIVAL。その初日。 自分が観たライブの簡単な感想のまとめです。 ももいろクローバーZ 緑黄色社会 Lucky Kilimanjaro Saucy Dog ORANGE RANGE マカロニえんぴつ SUPER BEAVER 宮本浩次 Mrs. GREEN APPLE クリープ…
陽炎が遠くで揺れそうなほどに、炎天下だった東京。最高気温は35℃を超えている。 夕方5時のチャイムが鳴る時間になっても、汗が止まらないほどに日差しが照りつけていた。会場の外にいるセミの音が、花火の様に鮮やかに聞こえてくる。 そんな真夏日に『フジ…
星奈美怜と小林歌穂の2人が前説として出てきて、岡崎体育のことを「体育ちゃん」と呼びながら今回のライブについて説明していた。「わたしたちのレーベルの後輩だから」と言って30歳を超えた”おっさん”である岡崎体育をイジる20代前半のアイドル。 これは仲…
「これが本当にこの5人で最後のライブなのだろうか?」 そんなことを思ってしまうほどに、日比谷野外大音楽堂で行われたlyrical school tour 2022 “L.S.” FINALは、多幸感に満ちた楽しさしかないライブだった。 このライブで現体制のリリスクは終了する。 hi…
期待を煽るようなポップな音楽がSEとして流れる中で、手拍子をしながら日向坂46の登場を待つおひさま(ファンの総称)。『W-KEYAKI FES』という特別なライブタイトルだからこそ、ライブ内容にもセットリストにも特別な期待をしてしまう。 そんな期待に応えるど…
※ネタバレあり 自分がSexy Zoneに魅了されてから3年が経った。縁があって2019年にライブを観たことをきっかけに、彼らのパフォーマンスや音楽や人柄に強く惹かれて、見事に深みにハマったのである。特にアルバム『POP×STEP !?』以降は音楽マニアをも唸らせる…
「こんばんは。くるりですぅぅ~」と緩い挨拶をする岸田繁。佐藤征史も穏やかな表情をしているし、サポートメンバーからもあまり緊張した様子は感じない。 むしろ観客の方が緊張していたと思う。 久々のワンマンライブかつツアー初日。しかもレコ発では無い…
3月にリキッドルームを完売させた時は驚いた。Cody・Lee(李)の人気がここまで上昇していることに自分は気づいていなかったからだ。 そのライブも素晴らしい内容だった。「このバンド、もっと凄いことになるのでは?」と感じてしまうほどの勢いがあった。近い…
矢沢永吉主催の音楽フェス『E.YAZAWA SPECIAL EVENT ONE NIGHT SHOW 2022 』のライブレポートとセットリストです。 全組素晴らしいライブでした。しかし「音楽フェス」として考えるとしたら、残念なことも目立ってしまうフェスでもありました。 打首獄門同好…
GRAPEVINEが『another sky』をリリースした当時を、自分はリアルタイムでは知らない。 だから『another sky』の再現ライブが行われることを嬉しく思う。名曲が揃ったアルバムだが、最近は演奏される機会が減っている曲が多いアルバムでもあるからだ。それに…
バンドセットでは約1年ぶりとなる、小山田壮平の全国ツアー千秋楽。 約2000人の観客で満員に埋め尽くされる人見記念講堂に、スピッツ『流れ星』をSEにゆっくりと小山田壮平とバックバンドが登場した。 バンドメンバーはお馴染みの濱野夏椰(Gt.)と久富奈良…
自分は90年代、活発に活動していた頃の小沢健二を知らない。自分が彼の存在を認識してファンになったのは2000年代中頃だからだ。その頃には音楽活動はまともにしていなかった。だからライブを観ることができない伝説のミュージシャンだと思っていた。 それか…
『LOVE MUSIC FES 2022』の2日目。主催者の三浦ジュン氏が開演前のステージに現れ、フェスの趣旨について解説をしていた。 今回のテーマは「リスペクト」らしい。それはユニコーンにフジファブリック、マカロニえんぴつ、という出演陣を見れば察する人も多いだ…
開演時間を過ぎて、ピンクのTシャツとロングのキャミワンピースを合わせたファッションで登場した藤原さくら。そのルックスは「かわいい」。 観客からかわいさへの賞賛とライブへの期待が入り交じった盛大な拍手を浴びても、無表情でお辞儀をしている藤原さ…
開演直前、ステージ裏からメンバーが気合いを入れるための掛け声が聞こえた。マイクを通していないのに、客席まで聞こえるほどに大きい声だ。 でんぱ組.incのファンクラブ限定イベント『あつまれ!でんぱとう基地局〜DEMPARKはまだですか?!〜』。コアなファン…
『AIMYON TOUR 2022 ”ま・あ・る”』は、あいみょんにとって過去最大規模のツアーらしい。 2019年にもアリーナライブはやっていたが、本数は少なかった。2020年はコロナ禍に入り制限も厳しかったため、キャパの50%以上観客を入れることは不可能だった。 つま…
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