オトニッチ

ニッチな音楽情報と捻くれて共感されない音楽コラムと音楽エッセイ

2021年 注目の女性アイドルグループについての記事をリアルサウンドに寄稿&AWAにプレイリスト作成をしました

リアルサウンドに寄稿&AWAにプレイリスト作成をしました。 2020年後半から2021年にかけて大きなニュースがあったり、新しい挑戦をする女性アイドルを8組選び、その中から8曲選んでプレイリストを作りました。 普段女性アイドルを聴かない人にもグッとくるプ…

スピッツ『夢追い虫』の歌詞が捻くれ者の自分に響く理由

人と比べてしまうこと ロンドンブーツ1号2号の田村淳が『NewsCLUB』という自身のラジオで、リスナーから送られたメールでの相談に答えていた。 リストラされ職を失い家賃が払えなくなり、今は日雇い仕事でネットカフェ難民をして食い繋いでいる人の相談。周…

【ライブレポ・セットリスト】syrup16g 【SCAM:SPAM:SCUM:SLUM】 @新木場USEN STUDIO COAST 2021.2.3

1年越しの振替公演 2020年2月。自分はsyrup16gのライブを観に行くはずだった。 しかし新型コロナウィルスの影響で延期になってしまった。明日を落とすどころか、1年を落としてしまった気分である。 この写真は去年行われる予定だったものの、払い戻し対応が…

【ネタバレあり・感想】映画『花束みたいな恋をした』は大衆向け映画ではないと思う

ワンオクは聴けます 「ワンオクとか聴くのか?」 「聴けます」 「今度チケットとってあげるから2人でライブ行って来たらいいよ」 「はあ・・・・・・」 これは映画『花束みたいな恋をした』に出てくるシーンの一つ。主人公の山音麦とヒロインの八谷絹の父に…

2021年1月に聴いた音楽アルバムで特に好きな作品 10選

2021年1月に聴いた音楽アルバムで、自分が特に好きな作品10枚をまとめてみた。 基本的に鬼POP劇キャッチーなわかりやすい音楽が好きだ。もし鬼POP劇キャッチーな音楽が好きな人は、趣味が合うと思うので参考にしてもらえたらと思う。 紹介する順番はランキン…

【レビュー・感想】崎山蒼志『find fuse in youth』

崎山蒼志のメジャーデビュー 「メジャーに行って変わった」 これは多くのミュージシャンが言われた言葉だと思う。特にインディーズ時代から人気や評価を集めていた場合は、特に言われるだろう。 おそらく崎山蒼志に対しても「メジャーに行って変わった」と思…

洋楽のヒット曲をオマージュしてJ-POP・アイドルソングにしてしまう文化について

TEAM SHACHI『JIBUNGOTO』 TEAM SHACHIの新曲『JIBUNGOTO』を聴いて「なるほどな」と思った。洋楽のヒット曲にJ-POPとアイドルの要素をミックスさせるとこうなるのかと思った。 おそらくグラミーで年間最優秀楽曲賞と年間最優秀レコード賞を受賞し、世界的な…

【レビュー・感想】KID FRESINO『20,Stop it.』に対して個人的に感じた他のヒップホップと違う魅力

KID FRESINO『20,Stop it.』 自分はヒップホップについて、それほど詳しいわけではない。 好きなヒップホップアーティストはいるが、文化については理解できない部分や理解したくない部分も多い。 自分がヒップホップを聴くようになったきっかけは、RIP SLY…

「良い音」と「悪い音」の違いは何か?

YOASOBIの音色・音圧はショボいのか? アルバム通してちゃんと聴いた。この気恥ずかしさは嫌いじゃないんだけど、このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい。少なくとも家のスピーカーで聴く音楽じゃないです…

『ブルーハーツが聴こえない』を観て日比谷野音で過去に死亡事故があったことを知った

ブルーハーツが聴こえない ブルーハーツが聴こえない HISTORY OF THE BLUE HEARTS [DVD] アーティスト:ザ・ブルーハーツ 発売日: 2004/05/26 メディア: DVD 『ブルーハーツが聴こえない』というタイトルのドキュメンタリー作品を観た。THE BLUE HEARTSのデビ…

【ライブレポ・セットリスト】SUPER BEAVER『15th Anniversary 都会のラクダSP 〜 ラクダの決着、豊洲3本勝負! 〜』@豊洲PIT 2021.1.15

緊急事態宣言がある中でのライブ 「悪いことをしたいわけではないです。規則の中で遊んでいきましょうね」 2021年1月15日に東京・豊洲PITで行われたSUPER BEAVERのライブ。3曲目の『美しい日』を歌う前に、ボーカルの渋谷龍太はこのように話していた。 会場…

「男らしさ」や「女らしさ」について歌う音楽について思うこと

はじめてのチュウに感じる違和感 男らしさや女らしさについて、価値観が変わりつつある。というか今は性別による「らしさ」について再考するべきという時代の流れだ。 それに対して異論はない。むしろ賛成だ。 それによって苦しんだ人もいるだろうし、自分も…

【レビュー・感想】岡崎体育『劇場版ポケットモンスター ココ テーマソング集』を聴いて「ざまあみろwww」と思った

性悪ではない岡崎体育 岡崎体育は変わってしまった。 以前の彼は1人で音楽を作っていたし、孤独だった。 「僕ずっとメンバーが欲しかったんだ」と、布切れに話しかけ現実逃避するほどには仲間を求めて飢えていたようだが、それでもバンドに対して「ざまあみろw…

平手友梨奈と鞘師里保のソロ活動への期待についての記事をリアルサウンドに寄稿しました

ぜひ読んでください。

瑛人『すっからかん』のレビューをリアルサウンドに寄稿しました

瑛人の1stアルバム『すっからかん』のレビューをリアルサウンドに寄稿しました。 ネタにされがちなシンガーソングライターですが、メロディメーカーとしてのセンスや印象に残る言葉を描く才能はピカイチだと思います。 ↓瑛人の他の記事はこちら↓