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オトニッチ的2017年度楽曲大賞ベスト20 ~ 1位から10位の紹介と考察 ~

1位から10位までの紹介と考察です

前回は今年の個人的な楽曲大賞としてベスト11位から20位までを紹介しました。

 

関連記事:オトニッチ的2017年度楽曲大賞TOP20(前編) - オトニッチ-音楽の情報.com-

 

今度は1位から10位です。どれも名曲です。今年だけでなく来年以降も多くの人に聴かれ続ける楽曲ばかりでしょう。みなさん聴きましょう。聴けと言いたいです。聴け。聴け。

 

一緒に個人的な考察も書いたのでそちらも少し長いしですが是非読んでください。よめよめ。主観が入っている解説ですが、より楽曲を楽しめたり別の角度から聴くきっかけにできたらと思い書きました。でも、本当、どれも良い曲ですよ。

 

 10位 口ロロ『Japanese Boy』

 

いとうせいこうの魅力が引き立てられている

なぜかいとうせいこうが所属しているバンド。口ロロ(クチロロ)の久々の新譜のリードトラック。いとうせいこうの使い方が難しく、正直いとうせいこうの加入後は音楽の幅が狭くなってしまったイメージがあった。

それが、今作ではいとうせいこうを「語り」として参加させることで名曲になっている。この語りは「竹取物語」を現代版にアレンジしたもので、不思議なのに切なくて個性的な語りで聴き入ってしまう。

 

語りを入れた理由の1つに語りの部分は各楽器がメロディを弾いており、それを活かしたかったという理由もあるのではと思う。この部分の演奏に歌のメロディをぶつけてしまうと、メロディがぶつかり合ってお互いの魅力をつぶしてしまったかもしれない。語りにすることで、語りが言葉として感情を揺さぶり、それを引き立てるようなバックの心地よい演奏があってと、お互いを引き立てあう関係になっているように感じる。


せいこうの語りの後に歌う三浦康嗣のボーカルが印象的で、そこで曲の空気が変わるのがわかる。サビへの導入部分が印象的なこともこの楽曲の魅力の1つだ。

新しさも心地よさも切なさもある名曲。

 

〈収録作品・LOVE(ミニアルバム)〉

9位 3markets[ ]『バンドマンと彼女』

バンドマンと彼女
3markets[ ]
2017/12/06 ¥250

 

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感情を抑えるという感情表現

3markets[ ]の歌詞は短編小説のようなストーリーのある楽曲が多い。「バンドマンと彼女」もタイトル通りバンドマンとその彼女についての物語の歌詞。しかし、過去のスリマの曲とは違う部分がある。

スリマの曲はJ-POP的なAメロからBメロ、サビと続きサビで盛り上がるという構成の曲が多い。もしくわ最初から最後までギターをかき鳴らすような曲。しかし、「バンドマンと彼女」はそのどちらにも当てはまらない。

1番のサビで盛り下がるのだ。

盛り上がっていくのかわからないようなAメロとBメロが続きサビになると演奏が静かになる。サビの後半では盛り上がってくるが、すぐに演奏は止まる。

感情を爆発させるような演奏や歌ではなく、抑えることで歌詞に込められた感情を表現しているように感じる。歌詞の”抑えきれない感情を抑えている主人公”の感情を表現するために、盛り上がりや感情的に歌うことを抑えているように思う。

それはスリマにとって新しい表現方法だと思う。それでも最後のサビは感情を抑えきれず爆発しているような演奏になる。それがグッとくる。



〈収録作品・それでもバンドが続くなら(アルバム)〉

8位 Maison book girl『rooms』

予定調和を壊すことを予定調和にする凄さ

この曲の魅力については以前記事を書いたのでそちらを読んでもらえたらと思う。

 

関連記事:Maison book girl(ブクガ)とSUPERCARの共通点とヤバさについて - オトニッチ-

 

上記の記事の内容を簡単にまとめると、何拍子かわからなくなるような複雑な変拍子とサビの一瞬のブレイクに意外さと衝撃を受けるけども、聴いているうちにそれすら心地よくなってしまうという1曲で2度おいしいという作品ということだ。

 

リスナーが予想していた曲展開とは全く違う展開をすることで、予定調和を崩してインパクトがある曲の展開。その”予定調和を崩す”ことを繰り返すうちに、それが心地よくなり、予定調和を崩すこと自体が予定調和になるという不思議な魅力を感じる楽曲。

 

最後のサビはそれが顕著で、最初は斬新でハッとする編曲だった曲が一旦止まる部分だが、それが意外な曲展開ではなく、心地よい曲展開に変化させている。1曲の中で同じことをやっているにも関わらず、印象が変わってしまう部分に楽曲の凄みを感じる。 

 

〈収録作品・412(EP)〉

 7位 NGT48『青春時計』

青春時計
NGT48
2017/04/11 ¥250

 

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計算されたチープさが新しい

音も歌もチープなんですよ。でも正統派アイドルなんて安っぽくて良いと思うんです。そこにかわいらしさや面白さや魅力が生まれると思っていて、それはアイドルにしかできない表現でもあるんですよ。

そして「青春時計」はその「アイドルにしかできないチープさ」を計算されて作られているように感じるわけです。

アイドルソングは音数が多いんですよ。アイドルソングはジャンルも多様化しているけども、ジャンル関係なく音数が多い曲がグループが大半に感じる。AKBはやはり一部のバラードを除けば音数が多いし、正統派からずれているBiSHも音数は多いし、でんぱ組だって多い。音数を増やした方が一聴したときに印象に残りやすいし華があるから当然かもしれない。

でも、青春時計は音数が少ない。出だしはピアノのアルペジオとアコースティックギターのストロークの音から始まる。サビに近づくにつれ音が増えていくが、それでも他のAKB関連の曲と比べると少なく感じる。そこに下手くそなラップが乗っかり不思議なチープさが生まれる。これがクセになる。

ベースは歌謡曲を感じるメロディと編曲でサビは正統派アイドルソングって感じなのだが、AメロとBメロが面白い。Aメロの下手くそなラップによって新しさも感じる楽曲。出だしのピアノのアルペジオもシンプルだしアコギも凝ったことはしていない。打ち込みのドラムの音も安っぽい音だがこれも妙にクセになるし、不思議なリズムパターンで面白い。完全に狙って安っぽくすることで、「アイドルにしか歌えない楽曲」を作っているように感じる。

 

余談だが、メンバーの荻野由佳はクリープハイプの尾崎世界観に似ていると思う。尾崎世界観を性転換させて顔を小さくしたら荻野由佳になるよ。きっと。

 


〈収録作品・青春時計(シングル)〉

6位 神聖かまってちゃん『夕暮れの鳥』

夕暮れの鳥
神聖かまってちゃん
2017/05/24 ¥250

 

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気持ち悪いから心地よい

 この曲は神聖かまってちゃんの個性が爆発している楽曲でもあり、神聖かまってちゃんにとっても新しい挑戦でもある楽曲だと思う。

 

音はこもっており少しだけシューゲイザーぽさも感じる。楽器の音もボーカルも。不協和音もふんだんに使っていて、聴く人によっては汚い音で雑音にも聞こえるかもしれない。そういった音作りを神聖かまってちゃんはしてはいたが、過去作はアップテンポのナンバーだったりもっと攻撃的な楽曲の時が多かった。

 

しかし、『夕暮れの鳥』は幻想的で落ち着いた楽曲だ。あえて汚い音にすることで、幻想的に感じ、むしろ楽曲としての美しさが引き立っている。そういった部分では今作は神聖かまってちゃんにとっては新しい挑戦でもあるのかなとも思う。

 

一般的には綺麗な音と言える音ではないが、この「汚い音」も自分たちのやり方で自分たちの個性を生かした音作りをこだわった結果であり、他のアーティストには出せない音だと思う。その結果美しい音にすら感じる「雑音」が生まれ、『夕暮れの鳥』の音が完成したのではないだろうか。

 

そしてもう1つの挑戦が「歌詞が英語」であることだ。神聖かまってちゃんの歌詞は特徴的でその言葉に惹かれてファンになる人も多いと思う。しかし今回は英語詞でそれもボーカルにエフェクトがかかっているので、余計に歌詞を聞き取りづらい。それでも音を聴けば神聖かまってちゃんだとわかるし、日本語詞の曲と同様に個性も魅力もある。

 

英語詞でもバンドの個性を生かした曲を作れるようになったことはバンドとしても進化しているということだし、新しい挑戦をして今までになかった曲を作ったことは、挑戦が成功だったことを示していると思う。

 

〈収録作品・幼さを入院させて(アルバム)〉

 5位 吉澤嘉代子『残ってる』

残ってる
吉澤嘉代子
2017/10/04 ¥250

 

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 恋や性に対して生々しいのに上品で詩的

歌詞の感情表現が素晴らしいと感じる曲。そして歌詞が生々しいんです。女性の恋愛や性について。 それなのにいやらしさを感じず、むしろ上品で切なさを感じる。

 

曲の頭の「改札をよそよそしい顔で 朝帰りを責められた気がした」という歌詞から始めたところが、歌詞の主人公の人間性や状況、その後の歌詞のイメージ付けなどをワンフレーズでしてしまっているところに表現力を感じる。このフレーズからは「朝帰りを悪いことだと思っている」という主人公の価値観や人間性も表現しているし、舞台設定もわかる。そしてその後の歌詞の内容にもつながるフレーズでもある。

 

それ以降の歌詞は詩的な表現や上品で丁寧にコトバを選んだであろう表現が多い。それでも歌詞の最初に出てきた「朝帰り」というフレーズが味付けをするので、生々しさを感じるようにもなり、表現にさらに深みを増している。

 

歌詞だけでなく吉澤嘉代子のボーカリストとしての表現力の高さも感じる。歌詞には「いかないで」というフレーズが何度も出てくる。しかし、その「いかないで」を歌うときの歌い方や気持ちの込め方がすべて違うのだ。歌詞を読むだけではわからない「いかないで」に込められた意味も歌を聴くことで幾通りにも想像できるようになる。「歌の凄さ」という部分では今年発表されたすべての楽曲の中で一番感じた曲だ。

 

この曲については語りたいことがたくさんあるので、近いうちに記事にしようかと思う。最後に1つ言っておきたいこの曲の最大の魅力は「あなたが残ってる」と歌詞で何度も言っているにも関わらず「あなたとの関係」については終わっていて、残っていないように感じるところに切なさと悲しさを感じるところだと思う。

 

吉澤嘉代子の「残ってる」を聴いた後、きっと長い間、余韻が「残ってる」のではと思う。

 

〈収録作品・残ってる(シングル)〉

 4位 嵐『Song for you』

※配信も視聴音源もネット上にありませんじゃにーず厳しい

国民的アイドルによるプログレッシブロック

このブログでも「この曲は聴くべき」と何度か取り上げた楽曲。

 

関連記事:【アルバムレビュー】嵐『untitled』ジャニオタじゃない男が書く感想とおすすめポイント - オトニッチ-

 関連記事:オトニッチ的2017年度邦楽アルバム大賞TOP10 - オトニッチ-

 

映画のサントラのように壮大な音楽で、曲展開は映画のように目まぐるしく変化していく。AメロやBメロやサビがどれなのか、どこにあるのかなど関係ないような曲構成。それでもぐちゃぐちゃになることがなく、楽曲として統一感がありまとまっており、ポップスとしても成立している。

 

実験的なことも行いながらポップスとしても成立し、多くの人に受け入れられるように考えられて作られた楽曲に感じる。日本のメジャー音楽シーンで売り上げと挑戦のバランスが最も取れている楽曲であり、名曲に思う。

 

嵐のメンバーや活動の歴史には全く詳しくないのだが、歌詞は今までの嵐の活動についてをまとめたような歌詞らしい。その歌詞に合わせて楽曲の展開が変化していたのだとしたら、それはファンにとってはドラマティックに感じてエモさがあるのだろうなと思ったりする。

 

〈収録作品・untitled(アルバム)〉

 3位 私立恵比寿中学『フォーエバー中坊』

フォーエバー中坊
私立恵比寿中学
2017/05/31 ¥250

 

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今年発表された全ての楽曲で最も愛が詰まっている曲

 この曲が収録されている『エビクラシー』というアルバム、名盤なんですよ。アイドルに興味がない人も騙されたと思って聴いてください。楽曲提供者も演奏者も豪華で素晴らしいし、メンバーの歌も良い。そして録音やミックスも良いのか、音もかなり良いんですよ。楽器の細かなニュアンスも伝わるし楽器もボーカルもすべての音が綺麗にはっきりと聞こえる。個人的に今年リリースされたアルバム作品で最も”音が良い”アルバムだと思っている。

 

この中の『フォーエバー中坊』という楽曲。正直『エビクラシー』には普通に聴く分にはもっと良い曲が収録されていると思うんです。春の嵐や紅の詩はエビ中の全楽曲の中でもトップクラスでクオリティが高いし、個人的に今年すべての楽曲で最も聴いたのはエビ中の感情電車だし。

 

でもなぜこの曲を選んだかと言うと、特に愛がつまっていて、それがわかりやすく表現されているなと思ったから。そのことは記事に書いたのでそちらを読んでください。

 

関連記事:ヒャダイン、愛してる・・・・・・ - オトニッチ-

 

上記の記事に理由のすべては書いてありますが、簡単にまとめると、今年のエビ中に「エビ中やっててほんとに良かったなあ」と楽しそうに歌わせ、それに説得力を持たせた上に、リスナーも納得させ楽しい曲と認識させた時点で最高なのです。

 

〈収録作品・エビクラシー(アルバム)〉

 2位 SaucyDog『いつか』

いつか
Saucy Dog
2017/05/24 ¥250

 

(タイトルをクリックでダウンロード)

 繊細な表現をさせたら若手ナンバー1では?

 このバンドは売れるでしょう。実際に『いつか』という曲はじわじわと多くの人に聴かれ、愛される曲になってきているのではと思う。

 

この『いつか』という曲、名曲なんですよ。何故名曲かと言うと、演奏も歌も歌詞も、とても繊細な感情表現をしていて、それが真似しようとしても簡単に真似できないものになっていることです。流し聴きしているとありがちなギターロックバンドにも聞こえるけども、そんなバンドじゃないんですよ。

 

演奏は音作りが丁寧。どの楽器も良い音を鳴らしている。この音のこだわりはくるりに近いものも感じるし、編曲もすべての楽器が綺麗に聞こえるように、それでいて個性があるような演奏をしている。1番のAメロのベースはリズム楽器ではなくメロディを奏でる楽器として機能しているし、2番のAメロのドラムは吹奏楽のマーチを感じるような叩き方で切なさを感じる。ギターはサビ以外では丁寧に静かに弾いてサビで爆発させるようにかき鳴らしている。

 

そして歌詞の表現方法も難しい言葉を使わずに独特で深みのある表現をしている。失恋の歌詞で、彼女のいる思い出や過去の景色について歌っている。しかし、彼女の人間性が全くわからず、伝わってこない。それはかなり彼女のいる景色や思い出がかなり美化されている表現になっていたり、彼女の行っていることが不自然な行動に感じるからではと思う。逆に主人公がどのような人間性なのか想像がつくような不思議な歌詞になっている。これは簡単にできる表現ではないと感じる。

 

歌詞の表現で最も表現力の高さを感じたのは「温かいココアを一口」というフレーズだ。

 

このフレーズで歌詞の舞台が場面変換されていると同時に、未練たっぷりで諦められない心情だった主人公の感情が、このフレーズを境に諦めて受け入れる心情になっている。とても繊細な表現をしている。

 

そして、最後の「またどっか遠くで いつか」というフレーズが楽曲の余韻を深く残す理由を作っている。

 

「またどっか遠くで」という表現からは「心が遠くに離れた」「物理的に距離が離れた」「景色を一緒にみたいが景色は遠くからみるからここから遠い場所で会いたい」「いつか笑ってあえるような遠い未来になってからまた会いたい」など様々な解釈ができる。今の若手ソングライターでこれほど繊細に様々な表現をできるソングライターはほかにいないように感じる。

 

『いつか』の歌詞やSaucyDogの表現方法については、まだ考察したいこともあるので後日記事を書こうかと思う。

 

〈収録作品・カントリーロード(ミニアルバム)〉

1位 くるり『How Can I Do?』

How Can I Do?
くるり
2017/09/20 ¥250

 

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「すごいぞくるり」どころか「やばいぞくるり」

 くるりの配信限定シングル。配信限定にするのがもったいないですよ。普通にリリースしてタワレコやHMVで大きく展開するべき曲ですよ。結成21年目とは思えないぐらいの進化を今でも続けてるんですよ。この曲、素晴らしいです。

 

くるりは10年前に「ワルツを踊れ」というクラシックを取り入れたアルバムをリリースしたが、そのアルバムに収録されていた楽曲の方向性で、さらに進化させ、洗練させたような楽曲。それでいてロックとしてもポップスとしても成立するような楽曲。

 

「ワルツを踊れ」ではくるりの当時鳴らしていたロックと古典クラシックを組み合わせていたが、『How Can I Do?』では現代音楽との組み合わせに思う。そしてくるりの鳴らす音は60年代から70年代の古典ロックを感じるようなシンプルな演奏と音作りに感じる。「ワルツを踊れ」は今のロックとクラシックを組み合わせていたので、近いようで逆のアプローチかもしれない。

 

バンドの演奏はくるりにしてはシンプル。丁寧に演奏しているので弾き方のニュアンスの違いは聞き取れてそれは素晴らしいけども。特にドラムは特別凝ったパターンを叩いているわけでもない。ギターもシンプル。ベースラインはメロディを奏でるように動いているけども。それに対してオーケストラの音は様々な演奏をしている。シンプルなバンドの演奏に目まぐるしく展開を変えたり様々な音が鳴るオーケストラ。それが心地よいけども刺激的で不思議な感覚になる。バンドの演奏がシンプルなのは曲全体のバランスを考えたら必然なのかもしれない。

 

演奏だけ聴くとインストゥルメンタルでも通用しそうで歌のメロディを下手に乗せたら邪魔になりそうなぐらい作りこまれている。しかし、そこには少しフォーキーで切ない”くるり節”ともいえるメロディがしっかり乗っている。

 

次のアルバムに自然と期待してしまうような、過去のくるりの音楽をさらに進化させた上に新しいことにも取り組んでいる名曲。多くに人に聴いてほしい。

 

 〈収録作品・How Can I Do?(配信限定シングル)〉

 1位から20位までのまとめ

1位 くるり『How Can I Do?』

 2位 SaucyDog『いつか』

 3位 私立恵比寿中学『フォーエバー中坊』

 4位 嵐『Song for you』

 5位 吉澤嘉代子『残ってる』

 6位 神聖かまってちゃん『夕暮れの鳥』

 7位 NGT48『青春時計』

 8位 Maison book girl『rooms』

 9位 3markets[ ]『バンドマンと彼女』

10位 口ロロ『Japanese Boy』

11位 小沢健二とSEKAI NO OWARI『フクロウの声が聞こえる』

12位 SHISHAMO『BYE BYE』

13位 DAOKO × 米津玄師『打上花火』

14位 Hump Back『星丘公園』

15位 BiS 新生アイドル研究会『I can't say NO!!!!!!! 』 

16位 SUNNY CAR WASH 『キルミー』 

17位 GLAY『シン・ゾンビ』

18位 レキシ『KATOKU』

19位 カネコアヤノ『とがる』

20位 フジファブリック 『カンヌの休日 feat. 山田孝之』

 

個人的に良いと思った2017年リリースの楽曲のベスト20は上記の感じです。今回は洋楽は入れなかったのですが、それでもジャンルはバラバラの順位になりました。でも、どれも良い曲です。是非全部聴いてもらえたらと思います。

 

ちなみに2017年度の個人的なベストアルバムトップ10も決めたので、よければそちらもどうぞよろしく。

 

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