オトニッチ

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NHK シブヤノオト 観覧収録の参加レポ(BiSHのライブ観覧)

ファンクラブからのメール

 

こんなメールが来たんです。

 

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BiSHのファンクラブからのメール。

BiSHと言えばここ最近自分が推しまくっているグループ。

 

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テレビ番組に出演するので収録の観覧者を募集するらしい。

「ふーん」と思って読んでみると、NHKのシブヤノオトという番組と書いてある。

 

NHK。

NHK?

NHK!?

 

あのBiSHが地上波のしかも国営放送に出演すると。

今まで全国放送の地上波番組に出ても深夜音楽番組や朝の情報番組にちょろっと出る程度だったBiSH。

それがNHKに出るとはファンにとっては大事件なのですよ。

 

確かに、渋谷の駅構内や駅の看板で宣伝されるぐらい最近勢いはありますよ。

 

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でもまさかのNHKに出演するとは。

BiSHの国営放送デビューをこの目で見届けるべく応募しました。

 

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当選しました。 

 

今勢いに乗っているBiSHの初のNHK出演を見届けられることになりました。

 

収録当日

 

集合場所はNHK放送センター。

拘束時間は1時間30分らしい。

他のアーティストもファンクラブなどで募集をする事が多いらしいです。

 

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入口付近に行列ができていたのですぐにわかりました。

みんなきちんとグッズのTシャツに着替えて気合い入ってます。

列に並んで気づいたことが、意外と女性のファンクラブ会員が多いんだなあということ。

 

列に並んでからも待たされます。

集合場所時間の15分ほど前から並んでいたけど、集合時間を過ぎても放送センターの中には入れない。

名前と本人確認をされ、入管証を渡されてしばらく待ちます。

ちなみに、館内は写真撮影録画録音は禁止とのことでした。

 

中に入れたのは集合時間から20分ほど過ぎてから。

 

社会科見学みたいでテンション上がる

 

入管証を首からぶら下げて列のまま順番に入って行きます。

朝ドラオーディション受付と貼り紙が貼られている場所やとか某番組の収録スタジオと思われる場所があったりとテンションあがります。

 

時代劇の衣装や小道具などがある場所の前を通ったりとして少し感動しました。

 

そして控え室という名の“何もないコンクリートのスペース”へ案内されました。

 

待ち時間が長すぎる

 

スタッフの方からリハーサルなどの準備をしているのでこちらで待つようにとの指示を受ける。

大体30分ほどここで待つのだそう。

 

ちなみに、携帯は圏外になります。

暇を潰す手段がない。

くそ暇だ。

 

隣の人に話しかけてみたが、何故か会話が成立しない。

あるメンバーにガチ恋している人だった。

このグループにそういう感情を一切持っていないので会話に疲れた。

ごめん。

 

トイレに行く際もスタッフの方に声をかけてトイレまで案内してもらわなければならない。

当たり前だけど、かなり厳重だ。

 

控室に案内されてから30分ほど経ってようやく収録スタジオへ移動。

のここまでで既に拘束時間は1時間ほど経っていた。

 

移動してもまだ待つ 

 

ようやく収録スタジオに入れるかと思ったら、スタジオ前の廊下で待つように指示される。

まだリハーサル中らしい。

 

かすかにリハーサルで歌っているBiSHの歌声が聞こえてくる。

曲はプロミスザスターだ。

 

プロミスザスター

プロミスザスター

  • BiSH
  • ロック
  • ¥250
タイトルをクリックでダウンロードができます
  • provided courtesy of iTunes

 

そして、廊下で立たされること30分ほど。

まだスタジオには入れない。

時計を見ると収録の終了予定時刻になっている。

リハーサルや準備が押しているのだろうか。

つまり、待ち時間だけで1時間半以上経っていることになる。

 

そして収録終了予定時刻を10分ほどすぎたところでようやくスタジオの中に案内された。

 

豪華なセットやカメラにテンション上がる。

 

スタジオの中の観覧スペースは500人ほど入りそうなライブハウスと同じぐらいの大きさ。

椅子があるわけではないのでライブハウスと同じようにステージ前にみんな集まる。

クレーンのカメラもあったり、それ以外にもカメラがたくさんある(テレビ局だから当たり前だけど)。

それ以外にも普段のライブでは見ないような機材もたくさんある。

 

ステージも豪華だ。

あと、照明もライブハウスやホールの照明とは少し違うように感じる。

上手く説明できないが、なんか、テレビの音楽番組っぽい映像にしてこそ映えそうな照明。

ライブに向いている照明のセッティングや当て方とテレビ用のセッティングや当て方は違ったりするのだろうか?

 

収録についての説明

 

しばらくするとスタッフの人が収録の説明のためにステージに上がってきました。

番組スタッフの池田さんという方でした。

 

池田さん「こんにちは!フー!!!」

 

異様なテンションで挨拶してきた。

 

池田さん「番組スタッフの池田です!盛り上がっていきましょう!フー!!!」

お客さん「フ、フー・・・・・・」

 

みんな少し引いていたけど、引きつつもいっしょに言ってあげるお客さん。

 

池田さん「今日はみなさん、誰の収録かわかりますよね!?」

お客さん①「セカオワ!」

池田さん「違います」

 

池田さん「誰かおわかりですよね!?

お客さん②「ジェイソウルブラザーズ!」

池田さん「違います。BiSHですよ!」

 

自分の隣にいた人「違いますばっかり言って、アユニかよ」ボソ

自分「・・・・・😮」

 

池田さん「みなさん、BiSHの魅力を伝えるためにもメンバーが出てきたら大きな拍手とフー!という大きな声援で盛り上げてください。みなさんの盛り上げ方でテレビの向こうへの伝わり方も変わってきます」

お客さん「はーい」

池田さん「ここでスペシャルゲストの登場です!」

お客さん「おおー!!!」

池田さん「マネージャーの渡辺さんです!」

お客さん「ああ・・・・・・」パチパチパチパチ

 

渡辺「今日はNHKさんからありがたいことに、いつも通りの感じでお願いしますと言われています。いつものライブと同じように盛り上がって楽しんでください」

お客さん「ふー!!!」

 

収録はリハーサルを1回やってから本番は1発勝負。

パフォーマンスする曲はプロミスザスターとDEADMANの2曲だと説明される。

 

DEADMAN(2nd)

DEADMAN(2nd)

  • BiSH
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

リハーサル

 

BiSHのメンバーがステージに登場。

リハーサルでも「いつもと同じように」と言われた清掃員たちはいつも通りメンバーが出ただけで盛り上がってい。

いや、いつも以上に騒いでいるかもしれない。

全員ファンクラブ会員のコアなファンばかりだし。

 

メンバーは少しだけ顔がこわばっている。

緊張しているのかもしれない。

見ているこちらも少し緊張する。

 

カメラや照明などのチェックをしてからリハーサルがスタート。

 

プロミスザスターからパフォーマンス。

生歌だったよ。

テレビだから仕方がないけども短くカットされていた。

 

リンリンが「お前ら、こんなもんじゃないだろ!」と煽ってからDEADMAN。

ただでさえ短い曲だけど、さらにカットされてたから30秒ぐらいだった。

いつも通り盛り上がる清掃員。

2曲だけとはいえ、これってファンクラブ限定ライブみたいなものか?

 

2曲を終え、スタッフの「OKです」という声でリハーサルは終了。

メンバーはすぐに控室へと戻っていった。

 

リハーサルの確認

 

池田さん「みなさん、リハーサルの映像を確認するので後ろを向いてください」

 

全員後ろを向くと後ろにテレビのモニターがあった。

そこにたった今行われたリハーサルの映像が流れる。

ちなみに音声は流れず映像だけ。

 

こんな感じに映るのかと、少し感動。

自分が映っているか探してみるが映っていなさそう。

残念。

 

池田さん「この後最終確認をして10分ほど後に本番の収録を行います」

 

しばらく待たされる。

その間もカメラのクレーンが動いたり照明がチカチカついたりと確認をしていた。

 

本番

10分後本番の開始。

メンバーが再びステージに登場する。

 

やはりみんな緊張しているように見える。

 リハーサルと同様、プロミスザスターのパフォーマンス。

緊張しているようでも、パフォーマンスはしっかりと行うメンバー凄い。

 

そしてリハーサルと同じようにリンリンが「お前らこんなもんじゃないだろ!」と煽る。

でも、リハーサルよりも激しく煽っている気がする。

リハーサルではシャウトしてなかった気がする。

 

次は、DEADMAN。

リハーサルよりもアイナの声が大きく感じる。

 

そして、リハーサルとは違うことが起こった。

チッチとアイナとリンリンがフロアまで下りてきた。

リハーサルではステージの上だけでパフォーマンスをしていた。

 

お客さんも興奮して前方への圧縮がきつくなる。

叫ぶ清掃員。

 

チッチとアイナが客の上に乗って歌い、リンリンはダイブする。

めちゃくちゃな状況とリハーサルとは違うまさかの展開にさらに盛り上がる。

熱気も凄い。

NHKでここまでするかということと、リハーサルと違うことをするサプライズ。

短い時間なのに楽しすぎる。

 

リハーサルと違うことをすることで観客のテンションをさらに上げて盛り上がっている映像を撮ることが目的で最初からリハと違うパフォーマンスの本番をするつもりだとしたら、NHKは仕事が素晴らしすぎる。

 

本番もあっという間に終了。

 

パフォーマンス終了後に公式サイトで使われる写真や動画を撮ってあっという間に収録は終了。

待ち時間は2時間近くあったが、実際に収録に参加した時間は10分ほど。

 

それでも今後体験することができるかわからない貴重な機会だったし、楽しかった。

テレビの収録だから待ち時間も含めイベントみたいで楽しかった。

 

でも、今後ほかのアーティストでも収録に参加する人は待ち時間はかなりあることは覚悟した方が良いかも。

 

番組スタッフの池田さんがTwitterで宣伝してくださいと言っていた。

池田さんの個人アカウントでエゴサをしてファボをしてくれると言っていた。

 

 

池田さんからファボされなかったんだけど。

 

放送を観ると・・・・・・

 

今回収録したライブは翌日に放送されました。

放送を観たら自分も映ってたりして少しうれしかったりする。

 

でもね、1つ気になったことがある。

メンバーの1人であるモモコグミカンパニーの見せ場が少ない。

 

リンリンとモモカン以外は収録でも歌割はあったけど、この2人はなかった。

でもリンリンはお客さんを煽ったり1番目立っていたかもしれない。

モモカンに関してはこれといった見せ場がなかったのだ・・・・・・。

 

モモカンも頑張っているしBiSHの大切なメンバーなので、最後に最近自分が撮ったモモカンの写真を貼り付けてレポートを終えようと思います。 

 

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