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                ニッチな音楽の情報と偏った考えの音楽コラムを音楽大好きな人へ向けて伝えていきたいブログ

藤原さくらの春の歌はスピッツファンには受け入れられない

Hatena Feedly

藤原さくらに偏見を持っていた自分。

 

Soup (初回限定盤)

 

自分が藤原さくらを知ったのは、彼女が女優デビューした月9のドラマ”ラブソング”。

まだそこまで売れていない若い女性歌手が、月9で女優デビュー。

まあ、事務所のごり押しだろうなと思ってました。

実際今までそんなに売り出されていなかった歌手が急激にプッシュされたからね。

アイドルよりの売り方をする、かわいいだけの歌手なんだろうなと勝手に偏見を持っていました。

 

でも間違いでした。

ごめんなさい。

藤原さくらさん。

関係者のみなさん。

ファンのみなさん。

ラジオで他の曲を聴いて気づきました。

 

藤原さくら、めちゃくちゃ曲も歌もいいんですよ。

そして、ギターも上手なんですよ。

 

藤原さくらのはかっこいいし才能もある

 

正直、月9でしか観ていない人は、SOUPしか曲知らなかったりするでしょ?

いや、あれも良い曲だとは思う。

でもね、あれは作詞作曲が福山雅治なんですよ。

 

実は、この子、自分でも作詞作曲できるんですよ。

そして、その曲がとても良い。

個人的にはSOUPよりもずっと良いと思っている。

 

このライブ映像を観てほしい。

 

  ↓画像クリックで動画が開きます。


藤原さくら - I wanna go out (LIVE)

 

渋い。

おしゃれ。

かっこいい。

英語上手い

声がハスキー。

歌もギターも上手い。

60年代のブリディッシュロックみたい。

 

この曲、当時19歳の女子が書いて歌ってるんですよ。

かっこよすぎるでしょ。

フジロックとか出てもいいんじゃないのぐらいなレベル。

 

そう、藤原さくらは若い女子とは思えないぐらい渋くてかっこいい曲を作れて、演奏して歌える、才能に満ち溢れたシンガーソングライターなのだ。

 

かっこいい藤原さくらのは”full bloom”に収録されている。

ちなみに全曲、藤原さくらの作詞作曲。

full bloom

full bloom

 

 

売り出し方、間違えてない?

 

しかし、藤原さくらの知名度を上げたのは月9でも流れていた、この曲、SOUP。

 

↓画像クリックで動画が開きます。


藤原さくら - 「Soup」 (short ver.)

 

いや、別にね、Soupが悪い曲だとは思わないよ。

良い曲だと思う。

かわいらしい曲だと思う。

口ずさみたくなるメロディだと思う。

多くのファンを獲得できる曲だと思う。

福山雅治はイケメンだと思う。

本当に。

 

でもね、藤原さくらは自分で曲を作れるんだよ。

かっこいい曲を作れるんだよ。

 

自分は藤原さくらがどれだけかわいいとしても、かわいい曲よりも、彼女自身が作ったかっこいい曲こそ、彼女に合っているのではと思う。

藤原さくらの魅力をより引き出せる曲は、やはり本人が作詞作曲した曲じゃないかなと思う。

 

自分は、藤原さくらが作ったかっこいい曲をかっこよく演奏して売れる姿を見たい。

というか、いかにもJ-POPという曲ではなくて、藤原さくらのかっこいい歌と演奏を聴きたい。

それでも、十分勝負できるというか、今の売り方だと、長く応援するようなコアな音楽ファンには才能を気づいてもらえないじゃないかな?

 

スピッツの春の歌のカバー

  ↓画像クリックで動画が開きます。


藤原さくら - 「春の歌」 (short ver.)

 

 

映画3月のライオンの主題歌として、藤原さくらの歌う春の歌が使われている。

ちなみに、春の歌は元々スピッツの曲。

 

自分はスピッツの大ファン。

春の歌も大好き。

藤原さくらも好き。

そして、このカバーのアレンジはAPOGEEの永野亮。

APOGEEも好き。(特に夜間飛行という曲が)

 

だから、このカバーは本来なら自分にとって得しかないカバーなはずなんですよ。

 

でもね、何かが違う。

全く良いと思えなかった。

全然スピッツの原曲の方がいいと思えた。

 

では、なぜ藤原さくらのカバーした春の歌を自分は良いと思えないのか。

理由を考えてみた。

 

理由① メロディが改ざんされている

 

まず、メロディを変えてしまったところ。

AメロもBメロもサビも原曲のスピッツから大きく変えてしまっている。

 

スピッツのソングライターである草野マサムネはメロディメイカーとしてかなり優秀だ。

春の歌のメロディはスピッツの原曲で完成されてしまっていて、いじる余地がない。

スピッツをカバーしてメロディをいじる場合は、かなり慎重にやらなければならない。

 

実際、スピッツのトリビュートアルバムは2枚発売されていて、多くのミュージシャンにカバーされている。

しかし、アレンジやリズム、テンポを変えるアーティストはいても、メロディを変えるアーティスはほとんどいなかった。

それぞれのアーティストが自分のものにしようとしても、スピッツのメロディだけは完成度が高すぎて、いじることができなかったのだ。

 

でも、藤原さくらの春の歌は、メロディを変えてしまった。

変える必要のないメロディを変えてしまったのだ。

 

理由② 無理に藤原さくらに合わせようとした

 

藤原さくらはSoupこそJ-POP的なアプローチだが(まあ作詞作曲が福山雅治だけど)自分で作曲する際は、60~70年代の洋楽的なアプローチだ。

そして、バンド編成でのライブでもアコースティックな部分が目立つ印象がある。

 

そのため、藤原さくらのイメージに合わせようと編曲を進めたのではないかと思う。

そして、映画の主題歌ということで、あえて壮大なイメージになるアレンジをしたのではないだろうか。

 

スピッツに壮大な雰囲気の曲は少ない。

原曲の春の歌も、演奏はロックバンドとしての演奏をしているが、それほど壮大ではない。

BPMも実は少し速かったりする。

 

つまり、曲のイメージとは全く違う方向性がのアレンジをしていたのではないだろうか。

 

 理由③ 藤原さくらが1人で弾き語りしたほうがよかったんじゃない?

 

藤原さくらは毎週木曜日24時からbayfmで「モーモータウンレディオ」というレギュラー番組をやっている。

その番組内で藤原さくらは弾き語りでカバー曲を披露するコーナーがある。

 

そんで、その弾き語りがとても良い。

まじで何をカバーしても、とても良い。

 

歌が上手いのはもちろん、ギターも上手い。

カバーする際も自分の色を出しつつ、原曲の良さも崩さない弾き語りをしている。

 

正直、カバーするなら1人で弾き語りしたほうがよかったんじゃないのと思ったりする。

 

でもいい部分もある

 

個人的には藤原さくらがカバーした春の歌は好きではないし、受け入れることができない。

でも、このカバーをきっかけにスピッツの原曲を知らない人がスピッツに興味を持ってもらえたら嬉しいと思う。

逆にスピッツファンが藤原さくらの春の歌のカバーを聴いて、存在をしって、彼女の作ったほかの曲を聴いてもらえたらと思う。

 

カバー曲を歌うことによって、お互いのファンに興味は持ってもらえるのでマイナスにはならないと思う。

 

5月に藤原さくらの2ndフルアルバムが発売する。

その中にはかっこいい藤原さくらの曲も入っているので、春の歌のカバーで藤原さくらの存在を知ったスピッツファンにはぜひ5月発売の2ndアルバムを聴いてもらいたい。

 

【Amazon.co.jp限定】PLAY(初回限定盤)(CD+DVD)(藤原さくら『PLAY』A2ポスターDタイプ付)

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逆に、藤原さくらの春の歌を聴いてスピッツに興味を持った藤原さくらファンには、スピッツが7月に3枚組で4千円弱というお得なシングル集を出すので、ぜひ聴いてもらいたい。

 

CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-(初回限定盤)[3CD]

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自分は今回の藤原さくらのカバーを好きにはなれなかった。

しかし、これをきっかけに藤原さくらもスピッツもファンが増えたらなと思う。